墜落日記 - 2007年10月31日の墜落
日本テレネットが倒産………か
なんか、日本テレネットが倒産したらしい。
日本テレネットと言っても分からない人が多いかもしれないけど、パソコンゲーム黎明期の代表的なソフトハウスである。
創立は昭和 58 年ということで、流石の自分も最初期の作品群には触れていないが、ゴルフゲーム『アルバトロス』シリーズ、歴史シミュレーションゲーム『斬』シリーズなどを手掛けていた。
もっとも有名なのはおそらく『夢幻戦士ヴァリス』シリーズ (非エロゲーね) だろう。
もう日本テレネットと言えば 30 歳代でパソコンゲームをやっていた世代なら知らぬ者はいないと言っても過言ではないソフトハウスだ。
他にもコンシューマの PC エンジンでは同『夢幻戦士ヴァリス』シリーズや『コズミックファンタジー』シリーズが有名で、よくある「防御力ってなんですかーっ!?」て感じの恥ずかしい格好した女の子が剣持って戦うゲームや、所謂ひとつの萌え系ゲームの礎を築いた。
ちなみに『スターオーシャン』シリーズや『ヴァルキリープロファイル』シリーズを手掛けるトライエースは元々は日本テレネットの開発チームであるウルフチームの流れをくむ。
ウルフチームは日本テレネットから独立したソフトハウスで、後に 100% 出資の子会社となっていると記憶している。
その後ウルフチームはナムコの『テイルズ オブ ファンタジア』 (開発当初は『テイル ファンタジア』) の開発を手掛けていたのだが、ナムコ側の理不尽な干渉の多さに憤慨したスタッフが退職して解散となり、その退職したスタッフがトライエースを設立したという経緯がある。
で、このたび日本テレネットが倒産………時代も流れたな~という感じである。
看板作品であったはずの『夢幻戦士ヴァリス』をエロゲーにまで貶めた経緯とかって、この辺りの債務超過を軽減するための営業権譲渡が背景にあったのかな~? とか思ってみたが。
もしそうであったとして、しかしそうなると営業権譲渡するにも譲渡先の選択を誤ったとも思えなくもない………(涙)
パソコンゲームの思い出を語らせると日本ファルコムや光栄を挙げる人が多いけれども、自分としてはマイクロキャビン、データウエスト、そして日本テレネットを迷わず挙げる。
でも、マイクロキャビンはゲーム開発を表だってやらなくなってしまった。
データウエストも然り、『第4のユニット』シリーズは FM TOWNS に移行してしまった『メリーゴーランド』と『ワイアット』が出来ず仕舞い。
そして日本テレネットは倒産………
なんか寂しくなったな~と、しんみりしてしまう秋の夜長である―――
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