墜落日記 - 2007年12月15日の墜落
お前、今更………!?
Opera が Microsoft のブラウザ戦略が不公正だと EU の欧州委員会に提訴したとのこと。
関連記事は以下。
- Opera、「Microsoftのブラウザ戦略が不公正」とEUに提訴 - INTERNET Watch
- Opera、「MSが独禁法違反」と欧州委員会に申し立て - ITmedia
- オペラ、マイクロソフトに対する不服を欧州委員会に申し立て - CNET Japan
ブラウザ戦争と言えば、まだ W3C の HTML + CSS 標準があまり知られていなかったときに、Netscape ブラウザを排斥するために Microsoft が Windows に Internet Explorer をバンドル(OS と癒着させて取り外し困難な既成事実付き)したのが有名な話し。
もっともその後の展開を見る限り Netscape ブラウザが淘汰させるのは自明の理だったようには思うが、なんにしろ絶対的な OS 開発元というアドバンテージを持っている下逸がこの手の糞汚い手口を使ってくるのは今に始まったコトじゃない。
で、今回の Opera の訴状はこの路線をそのまま踏襲した物と言えよう。
正直言って何を今更、である。
ま~誰かが何かを言わなければならないのは分かるが、欧州委員会だろうがなんだろうが、提訴したところで何の価値もない。
Media Player をバンドルしない Windows を出したって PC メーカがそっぽ向いて意味が無かったのも記憶に新しいし、ど~せ Opera の提訴を欧州委員会が認めたところで何の前進にもならないのである。
むしろ Opera の負け犬感が加速するだけだ。
それよりも、もっと問題を大きくして OS という最も重要なところを握っているプロプライエタリ企業に対して、OS の販売に別のアプリケーションを抱き合わせる行為自体を禁止しなければ意味がない。
つまり Microsoft には Windows のカーネル部分と精々エクスプローラ回りの GUI のみの販売に限定し、その他の諸々 Media Player、ブラウザ、ペイント系、編集系、もちろん Office も含めて全てのアプリケーションの抱き合わせを全面禁止させるのだ。
非バンドル版とバンドル版の両方を認めてはいけない、バンドル版自体を禁止にしなければ意味がない。
Windows Update で勝手にインストールされるのも、もちろん禁止だ。
PC メーカにも事実上のバンドルと変わらないメニューの提供を禁止する必要がある。
そもそも OS で絶対的なアドバンテージを持っている会社が、その OS の上で動くアプリを作り出したら市場が閉じるのは分かり切ったことで、これを野放しにしていたこと自体がおかしいのである。
いっそ Microsoft には OS のカーネル以外の販売の一切を禁止しても良いかもしれない。
で、今更それが出来ますか………? 出来るわけがない。
要は Microsoft を潰すつもりでかからないと意味がないのだ。
ま~取り敢えず今回の訴状で Internet Explorer に対して WEB 標準に対応する命令が出たとして、その実装は何年先になるか分からない話である。
WEB 標準を実装したところで WEB 標準以外を残していたのでは結局のところ世間は WEB 標準以外を使うから意味もない。
更に非バンドル版の販売を命令したところで PC メーカはそっぽを向き、やはり意味がないだろう。
で、Opera には噛ませ犬確定の末路が待っているワケである。
だから、何を今更、と思ってしまう。
ま、生暖かく見守っていてやろうとは思うけどね(爆)
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