墜落日記 - 2008年6月5日の墜落
資本主義経済は破綻寸前?
最近よく思うのだけど………
資本主義経済って実はもう破綻寸前なんじゃないのか??
いや、マジで??
なのである。
今日は経済学だなんだには全く血が通っていない自分が、周囲の状況を斜めに見て書いてみる。
確たる根拠があるわけではないが、資本主義経済って要は上手いことやって金儲けるヤツが勝ち組という単純な構造なワケで、そこに主義主張やら正義やらは当然存在しないと思う。
で、よくよく考えてみると、地球という限られた環境の中で、さらに限られた人類圏という狭い世界の中の限られたパイを取り合っているわけである。
さらに言うと、資本主義経済は既に金を持っているヤツに都合の良いように出来ている仕組みで、突き詰めていくと一部の極端な金持ちとその他多勢のワーキングプアに終結してしまうわけである。
アメリカのバイオ燃料に端を発して穀物価格が急騰して食糧危機が発生し、日本ではまだそれほど大きな問題になってはいないとはいえ、貧しい国では生きるか死ぬかの暴動騒ぎ。
石油価格もドンドン高騰して遠からず日本でも総じての物価上昇や様々な混乱がおこるだろう。
ガソリン税を高くすれば環境にいいなんて馬鹿なこと言う政治屋もいるかもしれないが(その割に道路特定財源を取り合うとか筋の通らないこと言うし)、その前に国が潰れる。
国賊議員連中や中央省庁のボンクラ連中が日々せっせと国売りしているおかげで、日本もそんなに盤石の体制があるわけではない。
ロシアと日本のどちらが先に潰れるか予測できない勝負だ。
その他、実は現在起こっている問題の根幹にあるのは、当然の帰結として歪んでしまった資本主義経済の投機ビジネスの暴走に寄るところが大きい。
そこには正義もモラルのへったくれもない。
サブプライム住宅ローン問題だってアメリカの企業経営者の報酬の仕組みが彼らの貪欲さを助長する仕組みになっていることに端を発したようなものだ。
しかもこれの場合、破綻を危惧して略奪的貸付行為を厳しく規制したいくつかの州に対して、ブッシュ政権は州の法律よりも優先される規定を成立させて金欲に突き進む銀行を後押しというご丁寧なことまでやっている。
個人的に最も存在が許せないのが排出権取引である。
環境汚染物質の排出量低減のための経済的手法のひとつと言うと聞こえは良いかもしれないが、要は投機ビジネスで金稼ぎたい連中に新しい市場を与えたに過ぎない。
「環境」の名を借りた壮大な背信行為である。
ま、人類圏が崩壊して人間が住めない地球になったとしても地球はそこにあり続けるわけだから、宇宙的に見れば所詮は環境問題も人間主観の手前勝手な論理ではあるのだけど。
そもそも最近流行のファンドという言葉自体が気にくわない。
「なんたらファンド」と銘打った連中は、金転がしだけで回りの金を吸収する所謂錬金術とやらを駆使しているつもりだろうが、大きくなりすぎた雪だるまは最後は地面をさらって自分が転がる先をなくしてしまい溶けて終わる。
時代の寵児とか言われてのぼせ上がっちゃったホリエもんとか、村上世彰の村上ファンドのおかげで「ファンド」という言葉自体に胡散臭いイメージが付いてくれたのは、ある意味で僥倖と言える。
ああ、そうそう本来の意味での「錬金術」は化学実験の様々な手法を編み出したという意味では有益ではあったけど、結局「金」を生み出すことは出来なかったのだということをお忘れなきよう。
最近、米 Yahoo! にゴチャゴチャと五月蠅いアイカーンとかいう乗っ取り屋も、行き過ぎた資本主義の1つの姿だろう。
と言うか、Oracle に BEA を買わせる時とほとんど同じパターンじゃないの、要は Microsoft が米 Yahoo! 買収に乗り出したんで株を一杯買ったけど諦めちゃったんで怒り心頭で湯気が出たってところでしょ?
ああ、ついでに言う、BEA の AquaLogic User Interaction は恐ろしく使えない上に資料もサポートもロクにない金食い虫です、はい。
金儲けばっかり考えてないで少しは企業努力させて下さい(爆)
その他にも色々とある。
オリンピックだって資本主義に毒されて金権主義に染まっている。
(石原都知事が頑張ってあるべき姿のオリンピックを見せてくれればよいのだが)
金欲に染まったアジア・ハンドボール連盟の醜態も記憶に新しい、アレの背後にあるのはオイルマネーだ。
資本主義経済の崩壊した先に共産主義経済が待っているとは夢にも思わないが、どちらにせよ資本主義経済の仕組み自体は既に淀んだ汚泥のような状態になってしまっている。
資本主義経済の次ぎに何が来るのか、それとも資本主義経済が暴走して戦争ビジネスで人類が滅ぶのか、それは分からない。
どちらにせよ、なんらかの形で資本主義経済は遠からず破綻するように思われる。
少しでも生き残りたければ、まずは投機マネーを規制すべきだ。
「マネーは、英語よりも グローバルな 存在である。」とかいう日経ヴェリタスの広告コピーがある。
初めて見た時は、正直気分が悪くなったが、よくよく考えてみるとたしかにその通りである。
マネーはそれに触れた人間の欲望を醜く暴き出して、いとも簡単に金欲のスパイラルに巻き込んでいく。
資本主義から変質した金権主義はいつか人類圏を崩壊させてしまうだろう。
「マネーは、英語よりも グローバルな 時限爆弾である。」
「マネーは、核よりも グローバルな 自滅兵器である。」
しかもそれは、恐竜を滅ぼしてしまった隕石と同程度には強力な時限爆弾かもしれない―――
コメントは投稿されていません。