墜落日記 - 2008年9月13日の墜落
我が国の国防の要はどうなってしまうのか?
事故米が食用に転用されて大騒ぎになっていることは、皆様御存知の通り。
で、その事故米が赤飯やおこわに使われてしまったというのも記憶に新しいニュースだ。
しかしそのニュースは既に風評被害を生んでしまった。
局所地域ネタで申し訳ないが本日、某所の盲導犬センターでボランティアの催し物があって、ボランティアの方々が待ち寄ったり露店を開いたりしたチャリティが開かれた。
そこで、いつもなら速攻で売り切れる赤飯が売れ残ってしまったらしい。
しかしちょっと考えて欲しい。
チャリティで販売されている物はすべからくボランティアの方々が用意した物であり、その赤飯も当然業者から買い込んだりした物ではなく、近所の飲み屋を経営している方が調理して持ってきた物だ。
(個人的にはなかなかに美味であると思う)
にも関わらず、いつもなら速攻で売り切れるその赤飯が売れ残ってしまった。
事故米のニュースによる風評被害に相違ないだろう。
しかし今回思ったのは「風評被害ってひでぇな~」ではなく、日本人が米を疑ってかかる事態に発展した事件その物にある。
言うまでもなく日本人にとって米は主食である。
そして国内供給で需要をまかなうことが出来る(自給率100%)であるほとんど唯一の食材である。
その米が信じられなくなったのである。
つまり、日本人は自ら賄うことが出来る唯一のエネルギー源を疑わなくてはならなくなったのである。
自分は、日本の国防の要は軍事力ではないと考えている。
と言うか、軍事力でどうにかしようとしても回りはみんな核を持っているのだから、今更どうしようもない。
本格的な世界大戦が起こってしまったら自衛隊は無力だし―――負けてしまった後の人命救助などには有力だが―――、たった数隻のイージス艦で守れるほど日本の周囲の海は狭くない。
アメリカは基本的に金も出せない上に資源のない日本など守ってくれるわけがない―――皆様がどう思っているか知らないがアメリカはその程度の国である。
そうなると日本が自力で生き延びるためには、食糧自給率の向上、維持が欠かせないのである。
つまり、自給率100%の米は国防の要なのである。
それがどうだ、今回の事件。
まったく嘆かわしいと思わないか?
もう何十年も前からトンチンカンなことばかりやっている農水省だが―――言うまでもなく減反政策は過去最大の愚行だ―――、ここに至ってついになんの管理能力もないことが露呈した。
国防の要を預かる省が一体何をトチ狂ったことやってんだ馬鹿と思わざるを得ない。
一体どこまで馬鹿を晒せば気が済むのだ?
今回の事件は、誠実さを旨とした日本人がモラルハザードを起こしつつある事実と共に、国防の根幹が揺らいだ事件として捉えなければならない。
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