墜落日記 - 2008年9月14日の墜落
ハードディスク廃棄前の始末
自分が PC/AT 互換機に手を出し始めた 10 年前から今まで連綿と溜め込まれていた―――そしてほとんど捨てたりしたことがなかった―――パーツ群の処分をおっぱじめた。
これがなかなかに凄い量である。
現状全く使っていない ATX 仕様のケースは既に2台、使っていない CPU は4つ?、マザーボードは3枚、光学ドライブやハードディスクは数知れず、古くなったり不安定になった電源も数知れず………
資産の総額はよく分からんが、とにかく凄い量だ。
ま~本格的なベンチマークマニア辺りから見れば少ないだろうし、転用に次ぐ転用で現役の機体の方が多かったり、こと最近は一度に投入する金額が高いかわりに長く戦うことを前提としていてなかなか廃材にならないとかあるが、取り敢えず「キロいくら」の量り売りにでもなりそうな連中がうようよ出てきたわけである。
んで、ま~なんちゅ~か、一番困るのがハードディスクだ。
というか、ハードディスクの中に入っているデータだ。
当然だが、ファイルの痕跡はゴミ箱に入れようがゴミ箱を空にしようが、フォーマットしようがそうそう消える物ではない。
それは言ってみれば住所録から消えただけで現地に行ってみればまだ住んでいたようなノリである。
何かの拍子に過去の仕事のデータとか流出しても困るし、同人活動の通販記録などから個人情報が流出しても困る。
徹底的な地均しをして痕跡すら残さず綺麗サッパリ吹っ飛ばさなければならない。
んで、今回利用したのは DBAN というソフトだ。
参考までにこちらの説明が詳しいと思う。
この DBAN、Linux ベースのディスク消去ユーティリティで、CD-R に焼くための ISO イメージなどで配布されている。
実際に利用したところ、少なくとも PATA、U160/U320 SCSI の消去は問題なくいけるようだ。
SATA と SAS は分からんけどね。
ちなみに SCSI カードは Adaptec の ASC-19160 を利用した。
このカードは大分前のバージョンのカーネルからドライバを標準で持っているので問題なくいけるだろうとは思っていたが。
消去方法は単純に 00h を書き込んでいくシンプルな物から、米国防省の標準形式などクリティカル度に合わせていくつかのアルゴリズムが選択可能になっている。
標準では DoD 5220-22.M short 形式になっているが、米国防省の標準形式のひとつではあるし、それなりに安全だろうからこのままでいく。
複数ドライブを繋いで一気に処理することも出来るので、同性能のハードディスクがあればまとめて処理すると効率がよい。
(ざっくばらんにぶら下げるよりも同性能のハードディスクを組み合わせるようにした方が、同時に終わって同時に再接続作業が出来るから時間的な効率は良いと思われる)
とは言え、とにかく時間が掛かる。
ATA33 の 16GB で1時間以上余裕でかかったし、U160 SCSI 18GB で 50 分程度、回転数やプラッタ密度などで所要時間は前後しようが、なかなかの長丁場となることは間違いない。
それに徹底的にハードディスクを回し続けるので、とにかく熱い。
ハードディスク自体はケース外に放置して、電源ケーブルとインターフェイスケーブルを引き出しているのでケース内温度が異様に上がるということはないし、別に捨ててしまうハードディスクなので熱でぶっ壊れてもどうでもよいが、放射熱で人間の方が茹だってしまう。
さらに消去が終わった直後のハードディスクは熱くて持てない。
うぅ、早く終わってくれ~………
しっかし、RAID コントローラで DEAD とか FAILED とか出たハードディスクとか、遅延書き込み失敗で MFT に書き込めなくなってしまったハードディスクとかも消去作業しているのだが、普通に消去作業が出来てしまっているのはどういうことだ?
不良セクタが出るとか色々と問題が起こっても良さそうな気がするのだけど………?
物理表面は逝っていないってこと………??
もしかして DBAN をローレベルフォーマッタとして使えば、物理エラーでない限り不良セクタなんかは回復できたりするかも………??
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