墜落日記 - 2009年の墜落 (最新10日)
2009年12月31日
謝れ! すべての脱オタを夢見るオタクたちに謝れ!
妄想爆裂アドベンチャー『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』が3月25日発売予定だってさ、ふひひ。
全国のリア充を目指すおにぃは予算を確保しておかないと「赤リング点灯して修理に出されちゃえ!」ですな、ふひひ。
「早くリア充になりたい。」(妖怪人間ベム調?)とか「僕が目指すのは英雄じゃない。リア充なんだ!」(ある意味で名言?)って、痛い痛い(笑)
「ラブでチュッチュなリア充ライフ☆(ただし妄想)」………って、やっぱり妄想なんだ(笑)
「ちょw みづき先生www 妄想トリガー引きっぱなwww いいぞ、もっとやれ」(喜多村英梨コメント)の『かおすへっどH』もラブコメアレンジ後日談としてそれはそれで楽しめたけど、CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!の方もどうなるか楽しみだ。
さてさて、今年も残すところ僅か数時間となってしまった。
バブル崩壊以降全く立ち直らない経済に追い打ちというかトドメをくれたリーマンショックからの回復が、諸外国に比べて遅れてしまっている日本の姿が浮き彫りになった一年でもあった。
もともとの経済状況の悪化が官製不況の様相を呈していたのに、今度は鳩山不況の様相を呈しつつある。
無茶な数字を挙げることしか脳が無いのではないかと思われるほど無茶な目標を立てた鳩山クンにもそろそろ愛想を尽かしていることだろう。
(と言うか、1日50万円のお小遣い貰うお坊ちゃまにまともな経済感覚があるわけがない)
そこに追い打ちを掛けるように小沢の糞ジジイが好き勝手なコトしているから鳩山クンのリーダシップの無さがより鮮明になってしまって、民主党の今後の政策にも期待感が抱けなくなってしまっている。
崩壊しつつある IT 業界からは今後も元に戻れない会社が続出していくだろう。
企業はまだまだ IT 投資を渋っていて全体的な仕事総量の回復までは幾ばくかの時間が掛かるし、今後は更に加速するビジネス速度に対応するために内製やより親密なリスク共有型のパートナー企業との連携に重きを置かれ、お任せ発注は少なくなっていくと考えられる。
行った IT 投資にもより厳密な PDCA サイクルが求められるようになり、より効率的な投資と費用対効果を求められるようになっていくだろう。
(“PD”までしかして行っていない IT 投資は殊の外多い)
従来型のいくつもの SIer を経由して無駄に金額のつり上がった大艦巨砲主義的な仕事の回し方も見直されていくだろうし、「何でもやります」「なんでも出来ます」的な特色のない営業戦略では仕事が取れない状態にもなっていくだろう。
底辺の開発は海外に流れ、国内の技術者は海外の安い単金の技術者との価格競争を余儀なくされるだろう。
今後も IT 企業の舵取りはより一層の困難な状況に陥っていくに違いない。
正直言って、あまり明るい話題が見あたらないのも事実だ。
しかし今年はなんだかんだ言って自分的ロードマップが一歩進んだ年と言える。
リーマンショックの想定外の威力により元々のロードマップからは軌道修正を余儀なくされたのも事実ではあるが、1つの節目が起こった年となった。
ま~ほとんどが仕事の話なので機密保持的にマズイ話や分かる人には分かってしまう個人情報なんかが目白押しな話題は避けるけど(汗々)
完全に方向性が固まるであろう来年の初頭にはかるぅ~く述べることにする。
ま~取り敢えず、来年こそはよいお年をっ!!(汗々)
2009年12月30日
FINAL DRAGON CHRONICLE
一応、裏ボスまでは制覇しました………すっげぇ~疲れた(汗々)
追加マップの敵は無闇矢鱈と強いんで制覇しきっていないけど、その前に封印書のコンプリートでも目指そうか?
裏ボス“ギルティレクイエム”の制覇は単純な好みだけで編成したパーティではかなり無理っポイ。
最初に挑んだ時には単純な好みだけで編成したパーティだったんで第二形態に瞬殺されてしまった。
とりあえず、壁役にイージス(盾)を装備できるヴァルキリーと、ジョシコーセー(可能なら×2)を配置し、基本的にはレイジングスマッシュ(技)を連打。
回復役にはマジカルプリンセスを配置。
ジョシコーセーには適宜メイドのスキルで回復役も勤めさせるが、基本的には火力と壁役で、回復はアイテムでまかなう方向かな?
ちなみに、裏ボス“ギルティレクイエム”を制覇した時のパーティは以下のとおり。
- ささら=ヴァルキリー
-
イージス装備の壁役とグングニル装備のレイジングスマッシュで火力担当。
ささら=ヴァルキリーはビジュアル的にあまりにもツボなので絶対外せない(爆)
- まーりゃん=ジョシコーセー
-
イージス装備の壁役とダーンウィン装備のレイジングスマッシュで火力担当。
まーりゃん=ジョシコーセーはあまりにもあまりでそのままと言う気も(汗々)
- 環=ダークロード
-
ジョシコーセーを二人目整えるのは現時点では無理だったので、エドラム装備のレイジングスマッシュで火力担当。
環=ダークロードってそのまんまだよな? むしろキャラクタ固有スキルとか作ってアイアンクローがあった方が………げふんげふん(汗々)
- 菜々子=マジカルプリンセス
-
補助、回復担当、マジカルバリアは技なので出が速いし、必須のスキルかと。
というか、菜々子=マジカルプリンセスとか、特に菜々子=セージとか、色々ヤバくないか? なんというか法律的に?(滝汗)
菜々子でなくてこのみなら生徒会メンバーという気もしないでもない(爆)
ちなみに裏ボス“ギルティレクイエム”が落とす“葉っぱ”というあまりにもあまりなアイテムの効果って何なんざましょ??
FINAL DRAGON CHRONICLE を一通り遊んでみた感想としては、ファンディスクに入っているミニゲームとしては充分に遊べたかなという感じ。
裏ボス“ギルティレクイエム”を倒してしまった後のヤリ込み要素は弱いけど、ま~充分なボリュームではないかと。
むしろコレでボリュームちゃんと用意して一本作って欲しいくらい。
(操作性の改善は必須でな)
ただ、個人的にはキャラクターデザインのスタッフ毎に気合い&クォリティに差が出ているのが非常に気になるところ。
多分に個人的な好みも含まれるところだと思うが、カワタヒサシキャラ(花梨、るーこ、菜々子、ささら、まーりゃん)が妙に気合い&クォリティともに高い気がする。
次点でみつみ美里キャラ(このみ、由真、ちゃる、よっち、イルファ、はるみ、シルファ、春夏?)、甘露樹キャラ(愛佳、環、郁乃)が続く感じ。
で、正直言ってなかむらたけしキャラ(珊瑚、瑠璃、優季)が壊滅状態、一体どうしたのだろう?
なかむらたけしの名前を認識したのは久方ぶりだが、16 色じゃないとイマイチなのか?
それとも昔のイメージが強すぎて今の絵を認識していないだけか?
また、キャラクタの特徴なんかがイベント(主にパーティ参入時点のみ)だけで、パーティに参入してしまった後はグラフィックが違うだけでその他の違いが何もない状態(イベント時のパーティ構成で若干の差分はあるみたいだけど)になってしまうのが寂しいと言えば寂しい。
確かに戦闘時のセリフはキャラクタの特徴を出してはいるけど、なんか戦闘時のセリフとしてそぐわないセリフが多いという本末転倒な(しかし、ファンディスクとしてはありがちな)状態だし。
キャラクタの特徴にあった固有スキルや装備(アイアンクローとか、まーりゃんキックとか、スク水メイドとか)があったりすると少しは幅も出るだろうけど………
あ、ちなみに、第15層に辿り着いた時に懐かしさと共にマイクロキャビンの『THE TOWER OF CABIN? ~キャビンパニック~』を思い出したのは自分だけではないはず(笑)
2009年12月29日
ささらの可愛さは異常(爆)
あ、あれ? 今更っ!? って感じだが、
ささらの可愛さは異常(爆)
である。
なんか知らないけど、“さーりゃん”こと久寿川ささらが最近のマイブームらしい。
Leaf/AQUAPLUS 系はゲーム、アニメなどのメディアミックス展開も含めて全くと言っていいほどノータッチ、精々この前やっていた「ティアーズ・トゥ・ティアラ」だけアニメ放映見ましたって程度なので(ToHeart 系のテレビアニメは第1話で放棄したクチ)、当然のことながら“さーりゃん”も知らないわけである。
だがしかし、気が付くと“さーりゃん”に囲まれているのである(汗々)
コトブキヤのコレに始まり、色違いのコレとか、グリフォンのコレとか、コレとか、更に色違いのコレとか、クレイズのコレとか、今更発注済のレジーニャのコレとか、挙げ句の果てにボークスのコレとか!!
………って、「高確率でスルー」とか言ってなかったかっ!? → コレ
至極純粋にビジュアル面でツボったようで、元ネタ関係無しにさーりゃんグッズが増えること増えること………
今の自分の自宅の作業場を見渡すとさーりゃんに囲まれている状態………我ながらビックリだ(爆)
最近は収入が安定しなくて緊縮財政中なんだけど、ずっと財布の緒を締め続けているとストレスが溜まる、で、時々無性に何か買いたくなるタイミングで目の前にさーりゃんが居ることが多いらしい。
でも、キャラクタに入れ込んでいるわけでもないのにコレほどまでにビジュアル面だけで傾倒したのは流石に初めてかもしれんなぁ~………(汗々)
で、そんな状態がしばらく続く。
さーりゃん自体はスゴク気になってはいたけれど緊縮財政中故に元ネタに手を出さずにいた。
しかし12月18日発売のファンディスク、愛佳でいくの!!で状況が一変する。
愛佳でいくの!! のコンテンツの1つである FINAL DRAGON CHRONICLE では ToHeart2 のヒロイン達が主人公と共にファンタジー世界に飛ばされたという設定で様々なクラスの衣装を着ているわけだが………
聖騎士さーりゃん、格好良すぎ(爆)
Leaf/AQUAPLUS 系に手を出したことのない男が唐突にファンディスクに惹かれてしまうのもど~かと思うが、コレは自分的に忍耐不能な一撃であった。
しかしファンディスクという性質故に巷に転がっている断片的な情報だけではネタに付いていけない可能性が大きいので、溜まっていたヨドバシポイントを出血大放出、今更ながら ToHeart2 XRATED を買ってみた(爆)
エロゲ、ギャルゲ、何ヶ月ぶりだろう………??
取り敢えず、よくある二巡目以降からじゃないと攻略できないキャラとかいうわけでもなさそうなので、久寿川ささらの一点攻略(汗々)
で、「ささらの可愛さは異常」という言葉の意味が分かった気がする………いや、純粋に「可愛い」と思ったわけではなくて、本当に「異常」なのである。
なんか "XRATED" だからって全年齢版では入れにくいネタを纏めて放り込んだ感もあるし、物語の冒頭で久寿川ささらの本当の姿(の一面)に気付いた主人公が奮闘する部分があるけど、その動機付けも正直唐突というか、無理がある。
主人公の行動力を見せつけた後でのヘタレ加減も、主人公に女性が苦手という設定があるにせよ、ちょっと極端すぎる。
で、結ばれたら結ばれたで今度は駆け落ち状態に突入してしまうのも展開に無理があるし、周囲に止めてくれる友人が1人もいないのも「それは本当に友情か?」と勘ぐってしまう。
"XRATED" だからって無理矢理入れた濡れ場も極限状態に陥ったが故の勢いでしかなく、そこに至る過程が駆け落ちじゃ、それって単なる吊り橋理論じゃないのか?
(ま~基本的にヘタレな主人公と対人能力が崩壊している久寿川ささらの2人だと極限状態にでも陥らない限り XRATED な展開にならないとも言えるが)
あれだけ大騒動にしたくせに久寿川ささらが結局ニューヨークに親と一緒に行ってしまってエンディングというのも、子供が反抗期を越えて少しだけ大人になったとでも言いたいのだろうか?
要は、なんか冷静に見ていると主人公も久寿川ささらも、久寿川ささらの両親も、主人公の友人達ですら「異常」に思えてならない。
ま、女性が苦手なクセに女性にもてまくる主人公補正バリバリの主人公とか、パターン化されたキャラがある程度出揃った後の追加キャラ(もちろん、久寿川ささらのことだ)とか、イメクラみたいな配色の制服とか(爆)、この手の学園恋愛物ギャルゲーを変に現実と照らし合わせるのも無粋というもので、ファンタジーと割り切ってしまうべきなのだけど(汗々)
(柚原このみなんか現実にいたら確実にイジメの対象じゃないか?)
と言うか、こんなこと語っている時点で俺もそれなりに歳なんだな~と変なところで実感(爆)
で、ファンタジーと割り切ってしまうと「ささらの可愛さは異常」の別の側面が。
数少ない事前公開された情報だけから予測すると久寿川ささらは「ツンデレ」か「クーデレ」キャラかと思いきや、極端な「デレデレ」キャラ。
たしかに事前予測を裏切るギャップが所謂「ギャップ萌え」を演出している。
(ゲーム内で演出されたギャップではなくプレイヤの予想とのギャップという処が特徴)
あとは主人公のあまりにもあまりなヘタレ加減がプレイヤ側の反感を買って、「異常」な久寿川ささらの行動を「健気」などの別の感覚で捉えさせるバイアスになっているのではないか?
そう言う意味もひっくるめて「ささらの可愛さは異常」なのだと思う。
って、ファンタジーと割り切ってないって!! 素直に愉しもうよっ!! → 俺
で、予備知識を得た上で(さーりゃん以外はパターン過ぎて読めるので未プレイ)、愛佳でいくの!!の FINAL DRAGON CHRONICLE をプレイ。
操作性は難アリとは言え、造りは何気に往年のダンジョン探索 RPG だ。
主人公がヒロインの女の子達に「ヘタレ」連呼されているのはどぉ~なんだろうね?
これってぶっちゃけ「ハーレムエンドじゃん?」とか思ってみるが、取り敢えず………
戦乙女さーりゃん、格好良すぎ(爆)
ちなみに、ストーリ上のラスボス倒すと一端終わりになるけど、冗談抜きに「ハーレムエンド」になってるのな(笑)
………って、裏ボス強すぎぃ~!?
第二形態に瞬殺かよっ!? 追加マップも無茶だろっ!?
追伸。
『ToHeart2 SD ~せーとかいでいず~』のさーりゃんが滅茶苦茶に可愛い罠にはまった俺が居る(爆)
2009年12月15日
JsDoc Toolkit を使ってみる
修羅場ってた仕事も一段落しつつある今日この頃、やっと自分の趣味の開発に夜の時間を割ける様になってきた。
で、今はシコシコと JavaScript のライブラリを書いてみていたりする。
元々は仕事の絡みで、JavaScript 上で非同期処理をやれると便利な局面に出会ったのがキッカケ。
ウィンドウプロシージャの様にある処理が行われるまでを延々と無限ループして待機し続けることが出来れば良いだけだったのだけど、ま~ユーザエージェントの JavaScript を知っている人なら直ぐに分かるだろう。
単純に無限ループを書いてしまうと、ブラウザがハングるのである。
と言うのも、JavaScript は基本的にシングルタスク前提。
setTimeout 関数なんかで割り込んでいる様に見えるけど、実はアレも別の JavaScript の処理の実行中には割り込んでこない。
挙動を見る限りでは、ユーザインターフェイスのためのメッセージキューがあって、クリックなどのイベント処理や setTimeout 関数なんかのイベント処理は全てキューを経由して処理されるらしい。(間違っているか?)
で、キューに溜め込まれたメッセージを順に処理していく形で全体が動いていて、キューとキューの間に処理が割り込んだり、キューの実行中に別のキューが走り出したりというのは基本的に出来ない様だ。
だから、待ち時間 0 で setTimeout 関数を利用してみても、その直後に 1000 ミリ秒かかる処理があれば割り込みはキッカリと 1000 ミリ秒後なのだ。
で、仕事では取り敢えず期限があるので非同期処理ではなく別の方法を使ったのだけど、JavaScript で非同期処理と美しく無限ループを記述する方法を試行錯誤してみたわけである。
で、色々な実装をコードリーディングしてみたりしつつ、人が書いたライブラリをそのまま使うんじゃ面白くないから俺テイストで書き起こしてみた。
(結局のところ JSDeferred 風味になっちゃったけどね)
ま~その成果物はそのうちに公開することとして………
ここまでは壮大な前振り(おひ)
そんなこんなで JavaScript のライブラリが最近ちょこちょこ大きくなってきた。
興味が出る度に作っては増やししているので、関連性の薄い機能が混在する状態にもなっており、自分的に美しくない。
なのでモジュール分割して、オブジェクトを名前空間と自己暗示したりしてみたりするのだけど(JavaScript 的には割と常套手段)、今度はモジュール間の関連性なんかが見通しが悪くなるし、エディタのアウトライン機能だけ使っても把握しづらくなってしまう。
頭に入っているウチは良いけど、自分のコードだって弄らなくなったら3ヶ月程度で忘れちゃう(汗々)
もちろんこんな状態で第三者が使ってみるなんて夢の又夢なので、ドキュメントを作っておきたい。
だけどコードと分離したドキュメントはずぼらな自分は絶対にメンテナンスしなくなる………なので JavaDoc の様なドキュメント生成ツールを探してみた。
そうするとやっぱしあるのである、JavaScript 用のドキュメント生成ツール JsDoc Toolkit が。
JsDoc Toolkit は JavaScript 用のドキュメント生成ツールだ。
JavaDoc の様にコード上に記述したコメントを拾い集めて出力してくれる。
標準ではシンプルな XHTML 形式のドキュメントを出力するテンプレートが添付されていた。
で、JsDoc Toolkit を試してみたのだけど………
割とお手本的なオブジェクト指向言語である Java と、オブジェクト指向的な記述も出来るけどプロトタイプベースの JavaScript では、似た様な書き方は出来ても非なる物。
JsDoc Toolkit での出力結果に必要充分な情報を乗せるためには、JavaDoc よりも慎重かつ多くのタグ付けが必要な様だ。
ただソレさえなんとか乗り越えてしまえば割と良く動いているみたいである。
難点を上げるとすれば、JavaScript のソースをパースする部分と、テンプレートを通して HTML などに出力する部分が明確に別れているせいか、記述ミスの追跡が非常しにくいこと。
警告ログ自体は出るには出るのだけど、どのファイルの何行目の記述で警告になったのか判然としないので、一度に大量のスクリプトをパースすると愕然とする。
JsDoc Toolkit を利用するなら、最初から利用することを前提に、ちょこちょこ出力して結果を確かめておいた方が良いかもしれず。
他にも難点があって、標準で最初から付いているテンプレートがあまりにも杜撰な造りをしている。
スタイルシートの定義も不充分で、Internet Explorer 6.0 だとレイアウトが崩れるとか、色々と厄介。
JavaScript のコードをハイライトして出力するプラグインも「行数が 999 越えたらどうすんじゃいっ!?」って感じの拙い設計だし。
なので、テンプレートとコード出力プラグインは実用上問題ない程度には直してしまう。
(ま~その為の叩き台程度に考えた方が良いだろう)
あと、最大の難点は JavaScript がネットワーク経由でやりとりされる前提だという部分だろうか?
要はファイルサイズが JsDoc Toolkit 向けのコメントを入れるだけでエライ膨らむのである。
トラフィックが気になる規模の開発ではこの辺りはハッキリと割り切って、メンテナンス・開発用のソースと、コメント回りを削除したりして小型化した本番運用用のソースを分離した方が良いかもしれない。
(もちろん本番運用の為のソースは再現可能な手続きでの自動生成が前提だ)
取り敢えず、拙い物だけど出力してみたドキュメントを晒してみる。
2009年12月12日
Google IME は ATOK への追い風?
最近、あまり今まで話題に上がらなかった IME (Input Method Editor) が話題になっている。
IME と言うとほとんどの人が MS-IME と同義で捉えていることと思うし、そもそも IME という存在自体を認識していない人も居るだろう。
中には FEP (Front End Processor) と言った方が感覚的にしっくり来る人も居るかもしれないが―――(笑)
で、なんで最近にわかに IME が話題になっているかというと、Google IME が登場したからである。
ATOK 2010 の発表の一週間前という「知ってたんじゃないか? こいつら?」と思う様なタイミングで、だが(汗々)
Google IME はインターネットの膨大な情報をインデックス化したサジェスト機能が話題になっていて、「ぱんつじゃ」まで打つと「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」というフレーズが出てくるとか騒いでいる。
携帯の IME などには割と既に搭載されている機能だったりして、実はほとんどの人々が無意識に使う MS-IME の非力さを強調する結果となったりもしているが。
実際にインストールして使ってみたが、サジェスト機能によって最近流行の単語は一般的な物かオタク用語まで幅広く出てくる様なイメージだ。
ま~「だからどうした?」というのが第一印象で、Google にしか出来ないと言うよりもむしろ Google しかやらない馬鹿な発想という気もするが、IME の変換効率を高めるのに辞書の単語登録数という問題が事実として存在するので、このサジェスト機能を利用すればそれなりの変換効率の向上が望まれよう。
ただ自分、普段は ATOK 使いなのだけど、この Google IME のサジェスト機能に一抹の不安を覚えている。
サジェスト機能自体に出はなく、サジェスト機能が元にしているインデックスの作成方法に、だ。
サジェスト機能の変換候補は Google が収集してインデックス化したウェブ上のデータを元にして、自動的に生成されている物だという。
と言うことは、通常のビジネス文書や“ただしい日本語”にはあり得ないネットスラングも混在してしまっている、ということだ。
カジュアルな文書を作成したりする場合には大いに助かるかも知れないが、間違ってビジネス現場で使ってしまったりすると正しい日本語にそもそも理解のない人間にネットスラングを候補として出してしまって混乱を招いたりする危険性がある、ということなのである。
この辺りをしっかり認識して、「無料だから」という短絡的な理由で Google IME を使ってはいけないのではないかと思う。
もちろんカジュアル文書しか書かないというのなら結構使えるから良いかも知れないけどね。
更に気になるのは、IME の辞書の学習結果というのはある意味では個人資産であるということだ。
辞書の学習結果によって個人の癖を学んだ、まさに手に馴染んだ IME が構築されることになるのだが、Google IME のコンセプトではこの辞書の学習結果に絶えずノイズが混入する危険性があるように思う。
これは、Google IME がインターネットの情報を機械的に収集するというコンセプトを維持する限り拭いようのない部分ではないか?
ちなみに、サジェスト機能を切った状態でも「隣の客は良く柿食う客だ」とか「記者が汽車で帰社した」とか「坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いた」とか一般変換できたので、基本機能だけでもそう悪くはないと思う。
でもサジェスト機能を切ってしまったら MS-IME からわざわざ乗り換える必要なんか無いんじゃないか?
サジェスト機能を無効化するのなら、Google IME に価値はないだろう。
良くも悪くもサジェスト機能が Google IME の唯一の特徴なのではないかと思う。
あ~更にちなみに、自分の環境の問題かも知れないけどカナ入力にすると「を」が打てない不具合があった。
今時カナ入力する人間も少なくなってきていると思うが、ローマ字入力で「坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いた」を打つのは骨が折れたぞ(爆)
対して ATOK だが。
ATOK 2010 では、同音異義語の出現確率や既に入力した単語との距離を考慮して総合的に判断することで、より変換精度を高めているとのこと。
また、ATOK には日本語として間違った用法を指摘したりする校正支援機能が搭載されており、ATOK 2010 ではこれに「重ね言葉」への指摘機能も搭載される模様だ。
ATOK には「正しい日本語を打つ」ことへの強い拘りが存在し、まるで国語事典や文例集を片手に日本語を書いている様な操作感が得られる。
そのため、ビジネスの現場も含めて日常的に利用する IME として非常に安心することが出来る。
この辺りが、インターネット上にある情報を乱れた日本語も含めて機械的に収集した玉石混交を良しとする Google IME とは一線を画す部分である。
Google IME のコンセプトでは、とてもではないがビジネス現場で使いたいとは思わない。
で、その ATOK だが、Google IME が出て IME の話題が活発になったことで追い風になるかもしれない。
考えてみれば、今まで ATOK が競争相手にしてきたのは OS に標準機能として搭載されていて多くの人が疑問も抱かずに利用していた MS-IME であるわけだから、この上に無料の Google IME が競争相手に加わったところでそんなに状況に差は出ないのではないかと。
むしろ Google IME の登場で IME という存在がクローズアップされることで、IME には選択肢が存在するという当たり前の事実を初めて知った人々がいたはずで、これは長期的には ATOK 利用者の裾野を拡げることに一役買ったかも知れない。
ATOK の最大の壁だった「IME という存在への無認識」を Google IME が若干でも切り崩した可能性があるのである。
事実、ジャストシステムも ATOK 2010 の発表会では同様の回答をしているようだ。
Google IME が軌道に乗れば、IME の世界は MS-IME、ATOK、Google IME の3つの選択肢が少なくとも現れたことになる。
その中で唯一価格の設定されている ATOK だが、利用料を支払うだけの価値、日本語に対する拘りを今後も貫いて他者と差別化を図っていってもらいたいと思う。
ちなみに、ATOK 2010 の発売日は 2010年2月5日 だ。
2009年11月14日
IT 業界は元に戻るか?
ま~最近は IT 業界がいい加減に疲れてきた節があるのだけど、他に脳がないからと IT 業界に身を投じて 9 年目も半ばを過ぎた現在、状況は悪化の一途を辿っている。
日本における IT 業界のほとんどの会社は、言わば自社プロダクトを持たない会社である。
その収益源は持ち帰りで自社内開発が出来るタイプの請負契約以外にも、受託だけど開発場所が客先に限定されてしまっているタイプの請負契約、派遣ではないけど月々の時間で契約している工数契約、そして純然たる派遣契約と様々だ。
そのような業態が成り立つ背景には、大手ベンダから下請け、二次請け、三次請けと重層構造を持った(建設業界のような)業界構造がある。
上層の会社は自社の社員だけではまかないきれない仕事を最初から確保して、必要に応じて下層の会社を利用するし、下層の会社は上層の会社に人間を都合することで食い扶持を稼いでいるわけである。
その傾向は下層の会社になればなるほど顕著で、IT 業界を知らない人間が何を間違ったかこの手の下層の会社に入社してしまうと、オフィスは事務方が数人だけで大多数の社員の席は社内にない(そもそも全社員が入れるようなオフィス自体がない)という現実に異様な違和感を覚えたりする。
もちろん「充実の教育制度」とか謳っている会社や、「入社3ヶ月は研修期間として技術習得」とか謳っている会社の大多数はそんなことはしていない。
入社して次の日には右も左も分からない客先に経歴詐称の上で放り込まれて七転八倒するのがオチである。
雇う方もそれが分かっているから、技術者などは基本的に使い捨てだ。
これが「員数合わせ」とか「人身売買」とか言われる状況で、IT 業界のかなり大きな範囲で行われている商慣習である。
この様な重層構造を前提とした IT 業界を襲った今日の大不況で、「下層の会社」に属する会社は大きな苦境に立たされている。
仕事の絶対量が減ったので、大手ベンダに入る仕事も減る。
そうすると大手ベンダはプロパー社員を喰わせるために下請けの利用を縮小し、下請けは大手ベンダ以上に仕事が無くなる。
二次請け、三次請け、ましてや派遣ともなると、もはや地獄絵図である。
実例を挙げよう。
業界の大手である富士ソフトは従業員が 6,000 人ほど居るが、それと同数程度、即ち 6,000 人程度の下請け、パートナーを利用していた。
しかし昨今の不況で仕事が減ったため、可能な限りプロパー社員でまかなう方針を打ち立てて、現在では 2,000 人程度の下請け、パートナーを利用しているに過ぎない。
つまり 4,000 人は切り捨てられたのである。
自社プロダクトを持たない会社では上記のような業態が多いので予算額≒人件費であり、仕事が無くなることは給料が無くなることに直結する。
たまに案件が出てきたとしても、案件内容と技術者の業務経歴・技術が完全一致しないと採用してもらえないとか(技術経験と共に業界経験も求められる)、恐ろしく短納期だったり(この時期に出さざるを得ないのだから最初から緊急なのだ)、個人で立ち回れるような即戦力の技術者以外は採用してもらえないとか(能力のある人間なら無能な人間の数倍は働けるからだ)、その他十把一絡げな下層の会社には敷居が高い案件ばかり。
条件が緩い案件にはスキルシートが殺到するが、買う側としては少し待てばいくらでも安い技術者が紹介されるから待てるだけ待つ、以前のように即決したりはしない。
そうすると下層の会社は技術者の売価を下げてでも―――それが原価割れでも―――なりふり構わずに人身売買に走るし、大手ベンダは今までは誰も寄りつかないような低額報酬でも人が集まるので、どんどん安いところに流れる―――結果、死に物狂いで仕事が欲しい下層の会社の売価は下がり続ける。
もちろん、体力が保たない会社も続々と出現する。
賃金を支払うため、短期借入は長期借入に替わり、経営者は取引銀行の与信残高に胃の軋む思いをし、ボーナスは削減ないし無くなり、給与も減らされ、それでもダメなら肩叩きに入る。
疲弊した会社運営は人事面にも影を落とし、能力ある技術者は流出し、転職戦線では生き残れない能力のない技術者だけが残る状態を招く。
酸欠になった池の鯉のようにパクパクと口を開けて仕事が降ってくるのを待つしかない技術者や、会社の窮状などドコ吹く風で仕事がないことを危機にも思わないボンクラがあふれかえるだろう。
調子に乗って新卒採用などバカバカかけていた後だと、もう目も当てられない。
売り物にならない初心者を喰わせるために汲々としつつ中小企業緊急雇用安定助成金制度にすがるのがオチである。
(で、こういう状態になると無駄に能力のない人間を採用した人事部門は自分の責任を棚に上げて仕事を取れない営業を叩きまくったりするが、それはま~それぞれの会社の体質次第だ)
さて、こんなどん底の状態の IT 業界だが、幸運にも経済状態が下げ止まりの、少しずつ上向いてきたとしよう。
だが、元々無駄の多かった IT 業界の重層構造は元に戻るだろうか?
実は、戻るのには更に多くの時間が掛かるか、下手すると戻らないのではないかと思う。
- 顧客の意識の変化
-
第一に、今回の不況で顧客の意識が変わってきている。
高率化 IT にしろ戦略 IT にしろ、IT にかける予算は今まで以上に慎重に吟味されるようになるだろう。
それに中小の企業では最近発展してきたクラウドのサービスで充分と、自社内システムを持たなくなる可能性もある。
社内に情報システム部があるのであれば、この不況で自社内での対応範囲を拡げようと画策していた部分もあるだろうから、外部に開発を委託する率自体が減ってくる可能性もある。
つまり、仕事の絶対量が回復するのはずっと先か、そもそも回復しないと言うことだ。
- 技術者の売価の平均が回復しない
-
第二に、不況下で一端下がってしまった技術者の売価の平均が回復しない可能性がある。
大手ベンダが外部調達する技術者の売価はこの不況下でドンドン下がってしまったが、少々経済状態が好転したからと言ってこれが即座に元の水準に戻るとは考えづらい。
そうすると国内の下層の会社の淘汰は更に進み、国内の物価に見合う給与を払えなければインドなどの新興国に人材を求めるようになるだろう。
つまり、それまで国内に居た多くの「員数合わせ」とか「人身売買」とかされていた層の技術者は職を失い続けるのである。
- IT 業界自体のコスト意識の変化
-
第三に、IT 業界自体のコスト意識が変化していく可能性がある。
IT 業界のコスト意識というのは実はかなり稚拙なものがあり、コスト削減というと精々が単なる節約と下請けを叩いて技術者の売価を下げさせる程度の旧態依然としたものである。
大手ベンダの取り仕切る案件は大概にして巨艦巨砲主義で、良い物を作るには金が掛かるという意識が横行している。
しかし製造業を見てみれば分かるとおりコスト削減とは生産プロセス自体の改善である。
生産プロセス自体を改善し 1 円単位でコストを削減し、良い物を安く作ることで競争力を獲得してきた。
IT 業界の重層構造はこのコスト意識と真っ向から相反する。
今回の不況によって IT 業界の中にコスト意識に目覚める会社が出現したとすれば、IT 業界の中に新たな淘汰が始まることになるだろう。
これら要因を考え合わせると、景気が回復したからと言って今までと同じ状態に戻ると考えるのは、些か楽観視が過ぎるのではないかと思うのである。
今後の IT 業界はどんどん淘汰が進んでいくだろう。
不況による淘汰はその序章に過ぎないのではなかろうか?
2009年11月9日
またまたハードウェア障害、今度は Delphi 広場 番外地
また、ハードウェア障害が発生した。
今度は Delphi 広場 番外地の談話室を運用している DELL サーバだ。
なんか今年はえらい障害件数が多いなぁ~とか思ってみるが、こりゃ電気器具婚式並みだよな、とか思ってみる。
Delphi 談話室は、元々 Delphi 広場を運営されておられた Tsuguo 様の Delphi 広場の閉鎖に際して、今までの資産を無くしてしまうのは非常に勿体ない話であると思い立った自分が、過去ログの公開を主目的として運用の引継を申し出た物である。
その際、取り急ぎサーバが必要になったので(自宅サーバは基本的に全て Linux だった)、慌てて導入したサーバが今回壊れた DELL SC430 だ。
DELL SC430 は廉価も廉価、廉価サーバの走りではないかという時代の、2 万ちょい程度で購入できる廉価サーバであったのだが、紛いなりにもサーバ機だと言うにあまりの安さに飛びついて買ってしまって余られていた当時の会社の後輩から、更に安く買い叩いた物である(爆)
で、どうも今回はメモリがぶっ壊れたらしい。
起こるとしたらハードディスク障害だろうと思っていたのだけど(RAID も組んでないしな)、それよりもメモリが逝くとは………
SC430 のメモリは DDR2-533/667 ECC SDRAM なので購入してもそう高くはないだろうけど、ちょっと洒落にならない経済危機なので、取り敢えず仮想マシンで逃げることにする(爆)
ま、仮想マシンに逃げておけば、将来的に VMware ESXi でまとめてホスト化した際にも VMware vCenter Converter とか使って移行が簡単にできるはずだし(汗々)
………って、なんか今夜はやたらと揺れるな~………地震??
ちなみに体感できるか否かは別として小さな地震は割と頻繁に起きていたりなんかする。
参考 ⇒ http://tenki.jp/earthquake/entries
2009年10月24日
窓辺ななみ、じゃなくて Windows 7 デビュー
本日は一応、Microsoft Windows 7 の発売日と言うことで………と書こうとしたら力尽きた。
いやはや、一昨日は恵比寿で呑んでタクシーで銀座まで繰り出してクラブを 2 軒梯子したら当然自宅に普通にゃ帰れんので更にタクシーで帰ったら新聞配達のお兄ちゃんと「おはよう」出来る時間だったりしたので………(汗々)
―――閑話休題。
一昨日は一応、Microsoft Windows 7 の発売日と言うことで、MSDN に契約している身としては別に発売日にお祭り騒ぎをする必要もないし、必要になった時にはメディア作って放り込めばいい程度の感覚なので話題に出遅れた感もあるけど。
Windows 7 は Windows Vista の大失敗の「反省」を元に、Microsoft としてはハードウェアの進歩を前提としない、新機能を前面に出していない、初めてのリリースと言える。
そもそもの Windows Vista の失敗は、Microsoft が新機能一辺倒にドラスティックな改革を施したことに回りが付いてこられなかった―――付いてくるための方策も不充分だったところに寄る。
(驚く事なかれ、Microsoft は技術志向の会社という一面もあり、Windows Vista はその一面を遺憾なく発揮したリリースと言えるのだ)
Windows Vista のセキュリティ構成やユーザインターフェイスは Windows XP から比較すると新機能の目白押しで、しかしそれ故に互換性の崩壊や、ハードウェア要件の上昇などが導入に二の足を踏ませた。
発売当初に唐突に互換性問題が出たのが Acrobat Reader や iTunes だったという時点でお先真っ暗である。
Windows は弩素人から玄人まで、はたまた町の個人商店から大型 SIer までを分け隔て無く相手にする必要があるビジネスプロダクツであり、過去資産との互換性の齟齬は大問題と言える。
誤解や怒りを恐れずに書けば、所詮はまだまだオタクの趣味の範疇を脱していない Linux デスクトップなどと違って、Windows が背負っている背景がそれを許さない。
また、Windows XP が快適に動くハードウェアが安価に手に入るようになった時期に、その安価なハードウェアでは動かない Windows Vista の出現は、「重い」という絶望的な第一印象を植え付けることに寄与した。
ああ、強いて言うなら各メディアが実は Windows Vista を好意的に報じていたのも敗因の1つ。
各ユーザがじっくりたっぷり弄ることが出来るようになるとボロが出て、期待が一転、絶望に変わった感じである。
反省した各メディアのライター陣は OS の評価体勢を見直したことだろう。
結果として Windows Vista は Windows Me 以来の大失敗となった。
では、Windows 7 はどうだろう?
今回は Windows Vista の「反省」を元に、使いやすさを前面に出し、また前述のようにハードウェアの進歩を前提としない製品となっている。
前評判は上々で、秋葉原では好例のお祭り騒ぎが起こった。
しかしどうなんだろう?
Windows Vista の導入検討を子細に行った企業や、既に Windows Vista を導入した企業には Windows 7 の導入障壁は決して高くないとは思うが、Windows XP を利用し続けた企業の乗り換えを促すことは出来るのだろうか?
(いや、世の中には Windows 2000 も相当数存在する)
Windows 7 は言ってみれば Windows Vista の焼き直しであるのだから、Windows XP から Windows Vista への互換性問題は Windows 7 でも起こりうる。
Windows XP との互換性問題を解決するために XP モードの存在もあるにはあるが、XP モードの認知と利用が本格的に進むのには幾ばくかの時間も掛かろう。
ハードウェアの進歩を前提としないとは言ったって、じゃあ初代 Pentium 4 とかその辺りで本当に快適に動くのか?
大体、古い Windows XP なら動くハードウェアに Windows Vista を放り込んで、更に XP モードを駆使して使えるほどハードウェアの進歩を前提としていないのか?
いくらなんでもそれは無理な話で、実際には Windows Vista が動くハードウェアなら問題なく動きます、が関の山なのではないか?
ちなみに XP モードの利用には Intel VT や AMD-V などの CPU サポートが必要になるから、それなりに新しいハードウェアが必要になることに注意だ。
そもそも未だに我々が OS という物を意識している時点でアウトというのもある。
我々が必要としているのは OS ではなく、OS の上で稼働するアプリケーションが提供するソリューションである。
OS は重要ではあるが表に出ることは決してない、「黒子」の様な存在であるべきなのである。
そう言う意味では、Windows 7 ですら道半ば、現在 OS としての要件を満たしているのは精々 TRON 程度なのではないかと思う。
と、ま~色々と書き連ねたが、自分としては近い将来に Windows 7 を試してみようとか考えているのも事実である。
ただ、仕事のからみや、XP モードでは稼働しないゲームなどのヘヴィにハードウェアを利用するアプリケーションのために、Windows 7 と Windows XP のデュアルブート前提だけど。
ヘヴィにハードウェアを利用しない Windows 7 非互換アプリケーションなら XP モードや、VMware Server でも回避できるだろうし。
32bit か 64bit かで迷うところだけど、この際だから 64bit を入れてみようかしらん?
Windows XP 環境自体はしばらく残す前提だから、Windows 7 の方は色々と試してみた方がよかろう。
だが、1つ問題になるのがハードウェア。
Windows 7 自体は MSDN でサクサクッと手に入るけど、インストールする先がない。
ご多分に漏れず経済的に予断を許さない状態で、ハードディスク1つ買えない状態で日々を過ごしている。
バッテリーが死んだ UPS は未だに 5 時間毎に 1 分間の警報を鳴らし続けているし………(涙)
職場で使っている自前のワークステーションを持って帰ることが出来れば、Core i7 だし、メモリは 6GB だし、ハードディスクは SAS 147GB×2 だしで万事解決なんだけどなぁ~(汗々)
2009年10月1日
Google Chrome Frame に Mozilla 幹部も懸念を表明
Internet Explorer のレンダリングエンジンを Google Chrome の物に置き換えるプラグイン、Google Chrome Frame に関しては先日賛同しかねる旨を書いたが。
とうとう Mozilla のエンジニアリング担当バイスプレジデントの Mike Shaver 氏までもがコメントしたようだ。
曰く、
- Chrome Frame は IE の機能を無効にして、ウェブセキュリティ問題に対するユーザーの理解を混乱させてしまう可能性がある。
- 問題視されている IE6 ブラウザを使っている場合、ユーザーのコンピュータが変更を禁止するようにロックダウンされていたり、そもそも十分な性能が備わっていなかったりすることから、どのみち Chrome Frame を実行できないことが多い。
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ソフトウェアの選択権をユーザーが訪れる個々のサイトの開発者に委ねることによって、ウェブのセキュリティモデルやブラウザの挙動に対するユーザーの理解が大きく妨げられるという副作用もある。
これは、『Flash』や『Silverlight』『Java』といったほかのスタックプラグインで、われわれが繰り返し目にしてきた問題であり、『HTML5』の旗印の下で再び繰り返す必要などないとわたしが考えている問題だ。
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Chrome Frame スニペットを使いたい開発者は、ユーザーに対して自分のサイトは Chrome を使った方がより快適に動作すると伝え、Chrome のインストール方法を指導するだけにした方が、ウェブに好影響をもたらすだろう。
そうすれば、ユーザーは代替ブラウザの利点について学習し、自分が下している選択をより深く理解できるようになるだろう。
とのことだ。
(引用:モジラ幹部、「Google Chrome Frame」に懸念を表明)
理性的な懸念を表明してくれる同一分野に携わる第三者、しかもある程度の影響力のある立場の第三者が居てくれたことは僥倖である。
インターネット全体が「Google Chrome Frame 万歳」を唱えた日には、インターネットに自浄能力は無いと疑わざるを得ないところだった。
Mike Shaver 氏の論点はブラウザを作る側の立場からの見解が含まれているため先日に自分が論じた物とは論点が違う部分があるが、二つ目に引用した懸念はまさにビジネスユースで統制されている PC に Google Chrome Frame は通常は入れられないし、入れるべきではないとする自分の論点と近い。
それに自分と違う論点の部分に関しても非常に納得できる内容だと思う。
WEB 標準対応を標榜し、それの実現に向けて尽力している各ブラウザ陣営の努力は賞賛に値するが、Google Chrome Frame の開発に対する Google のスタンスはあまりにも非理性的である。
Internet Explorer の体たらくも考慮したとしても、まだ Microsoft の方が理性的である。
それに Google Chrome Frame にはインターネット標準は自分達が作っているし周囲はソレに従うのが当然という奢りすら感じられる、独善的な物ですらあると言えよう。
世間を知らない技術オタクの暴走を制御できる成熟した会社にならないと、Google は同じような間違いを繰り返し犯し続けることとなろう。
というか最近の Google には理性も知性も感じられなくなりつつあるのだけど、どうなの?
「技術的に出来るから作った、作ったから使った」ではただの世間を知らない技術オタクの暴走であって、知識はあっても教養はなく、自尊心はあっても自制心はない、そんな頭でっかちの子供の集まりから一歩も脱却できないままだ。
いい加減にそろそろ大人になろうよ? → Google
2009年9月30日
突然の廃業、BLESS 秋葉原本店
また秋葉原から PC パーツショップが消えていった。
自分が割と好んで使っていた BLESS 秋葉原本店が今月 29 日付けで突然の廃業をした。
Windows 7 発売を前に買い控えが起こっていた PC パーツ市場で、Windows 7 発売による現金収入が得られるまで体力が保たなかった構図だろう。
30 日は臨時休業としていたらしいが、29 日付けで廃業と告知されたようだ。
BLESS 秋葉原本店はサーバ用途のパーツの取り扱いも行っているなど、どちらかというとパワーユーザ向けの品揃えもあったのだけど、仕入れ値の高さと買い控えによる現金収入の低下が悪い方向で相乗効果を与えて、不渡り手形でも出してしまったのかもしれない。
パワーユーザ向けパーツを扱うショップが店頭販売をしなくなった例はいくつか記憶にある。
最初に衝撃を受けたのは Plat'Home が店舗販売をしなくなった時かな?
ま~ Plat'Home は元から極端にパワーユーザ向けというかビジネスユースに特化だったので、所場代に店員の給料と色々と支出が多い店舗をたたんで完全にビジネスユースに軸足を移したのは納得できる。
似たような形で店舗を閉じたのは USER SIDE か。
こちらも Plat'Home ほど極端にビジネスユース対応していたわけではなかったが、ケースとしては似ている。
しかし BLESS の場合は完全に閉店らしいから非常に悲しい。
現在動いている自宅サーバを組んだ時はサーバパーツなど何も分からない時分だったので、当時 BLESS の店員だった Y 氏に不躾且つ素人丸出しな質問をしつつ一式買い揃えたのが記憶に鮮明だ。
その後も秋葉原でパーツを現金買い付けする場合には割と迷わず BLESS を最初に見ていた―――所謂ひとつの行きつけの店、という奴だったのだ。
Firefox のブックマークでも、PC パーツショップの一番上にあるのが BLESS だった。
長く続く不況でどこもかしこも疲弊してしまった。
Faith が色々と頑張っているようだが、多くの店舗が倒れてしまったら孤軍奮闘も厳しくなろう。
Windows 7 の発売で秋葉原の PC パーツショップに少しでも現金が落ちることを期待したい。
もうこれ以上、秋葉原にメイドカフェやオタク系ショップばかり増えるのは見るに耐えない。