墜落日記 - 2009年1月の墜落
2009年1月27日
NAS に新たな選択肢
風邪、治らず。
本日もグロッキーなのだが、自社で周囲を見渡すと風邪、風邪、風邪のオンパレード。
状況はさながら野戦病院である。
くわばらくわばら………
さて、そんなことはどうでも良くて(良くないぞ、絶対)、相変わらず NAS を物色中である。
I-O DATA とか BUFFARO とか色々と NAS を物色しているが、どうもいまひとつビビッと来ない。
これらは基本的にビギナーも対象にしてデザインしているので、ハードディスクが変なカートリッジになっていて専用設計である。
たしかにビギナーは秋葉原行ってハードディスク買ってきてなんてアホなことやらないからその方が良いのだろうけど、ある程度のレベルに達すると余計なお世話である。
なので、
-
ハードディスクが余計なカートリッジになっていない
(バラしゃどいつも同じでしょ? ってのは取り敢えずナシの方向で)
- 3 台以上で RAID-5 辺りが単体で出来る
- Windows ファイル共有で公開可能(Linux からは使わないし)
- 安い
という NAS キットを探しているわけだ。
昨日、NETGEAR ReadyNas NV+ RND4000-100AJS という選択肢があることを書いたが、これと同様に条件を満たす NAS キットが見付かった。
PROMISE TECHNOLOGY の SmartStor NS4300N である。
シンプルということにかけてはむしろこちらの方が上だと思う。
Thecus N4100PRO というのも選択肢にはいるが………?
………って、あれ?
Corega CG-NSC4500GT って PROMISE TECHNOLOGY SmartStor NS4300N と同じじゃね?
CG-NSC4500GT の方が安く出てるけど、ぶっちゃけこっちの方が得じゃね?
というか絶対得だっ!?
これは Corega CG-NSC4500GT にハードディスク 4 台買ってきてって線が濃厚かな?
あとはハードディスクをドコの買うかって問題だけど、SATA で Seagate って選択肢はしばらくナシなので、HGST Ultrastar シリーズ辺りにしようかしらん?
Ultrastar って、Seagate で言えば Barracuda 7200.11 に対する Barracuda ES.2 みたいな感じで、Deskstar に対するエンタープライズ向け高耐久モデルってことだよな?
であれば Deskstar よりも Ultrastar にすべきかな?
失うのイヤんなデータは数多いわけだし、バックアップ先メディアとしてのある程度の信頼性は維持してもらわないといけないし………
2009年1月26日
忘れた頃にやってきた
先週の中頃から風邪でグロッキーになっていて這々の体で仕事をしていたので、とてもではないが墜落している余裕はなかった。
本当はハードディスクラックが頼んでいたベージュではなくてブラックが来て「うひょ!?」とか、アルコール消毒失敗とかネタはあったのだが、時機を逸してしまった感がある。
と言うわけで、今回の日記となるわけだが………
今回は「忘れた頃にやってきた」と題して何がやってきたのかというと、医療費である。
去年の 11 月にやった胆嚢摘出手術の医療費が、県の情報産業の保険組合から支給された。
生命保険会社は想像以上に早かったので正直こっちは完全に忘れていた。
しかも医療費の支給制度を読み違えたのか、自分が想像していた金額の倍近い。
忘れた頃にやってきた巨大な支給でなにげに驚いてしまって健康ならば間違いなく呑みに行っていたところなのだが、生憎と健康状態は万全には程遠い。
これは間違って貯蓄に回すか、正しく設備投資するかの二者択一と言うことで………
実は NAS がそろそろパンパンでワークステーションのバックアップも満足に取れないのである。
NAS と言えば、現在自宅では I-O DATA の HDL-GT1.0 を RAID-5 構成にして 750GB の NAS として利用している。
ま~ NAS 上で重作業するわけでもないし貯蔵庫として問題なく稼働しているのではあるが、導入費用自体はそんなに高くはないのだけど、容量の追加とかハードディスクが故障した際のメンテナンス費用とか考えると、ちょっと割高である。
そもそも容量の追加は単純にディスクを総取っ替えする必要があるし、ハードディスクが故障した際には(普通に考えれば)カートリッジごと交換である。
となると、現在の NAS の強化を考えるよりも、もう一台 HDL-GT1.0 を買ってきて DFS でまとめておく、というのが妥当な選択肢か?
HDL-GT1.0 にも USB や eSATA で増設することは出来るが、単純な増設では冗長性能の面から見てもあまり妥当ではないし、eSATA 接続の RHD4-UXE1.0 も実売では HDL-GT1.0 とさして変わらない。
それとも、故障を考えた際の取り回しの利便性を考えて ReadyNas NV+ 辺りにダイブするか?
しかし機能性はさておき ReadyNas NV+ の金額は正直厳しい。
ハードディスク無しの RND4000-100AJS が最安値 78,679 円である。
3 月までならぷらっとオンラインでキャンペーン価格 69,800 円という選択肢もあるが、どちらにせよココにさらにハードディスク×4である。
割と良い金額だ。
散財と言えば(言ってない)、最近変えたいな~と思っているのはメーラである。
しかも自宅と職場の両方である。
自宅は Becky!2 であるが、実はコレにはあんまし文句はないのだけど、スパムメールフィルタが良い物が見あたらないのが痛い。
現在は深海魚フィルタを使っているが、あまり精度がよいとは言えない上に、受信中に学習させるとスレッドがぶつかるだかで落ちる、特定のパターンのバイナリで落ちるなどの問題がある。
自宅のメールは公開アドレスがある関係でスパムとの戦いとなっているので、正直コレは痛い。
職場は Thunderbird であるが、プラグインを色々放り込んでもイマイチ痒いところに手が届かない基本設計の甘さが厳しい。
全体的には良くできているのだが、仕事で使い込むには正直なところ力量不足を感じるのである。
Becky!2 からの移行は、実はあんまし問題ない。
有名ドコロだけに各種メーラがコンバートに対応しているので、相互コンバートも含めてあまりインパクトがない。
しかし Thunderbird は割とガラパゴスである。
Thunderbird 自体が変換元に出来るメーラも数が少ないが、Thunderbird から乗り換えるためのコンバータを備えているメーラも数が少ない。
Thunderbird を使うというのは、割と蛸壺なのであると最近になって思うようになった。
で、前置きが長くなったが、JUSTSYSTEM の Shuriken 2009 が出るらしい。
しかも Thunderbird からのコンバート機能も今回から付いている。
Shuriken 自体が超絶的なガラパゴスというネタもあったりするが、移行のインパクトが軽減されるなら Thunderbird から移行しても良いかもしれない。
スパムフィルタの精度によっては自宅も………とか考えているのだけど。
ただ、相変わらず添付ファイルの表示がデカ過ぎるんだよな、こいつ………(汗々)
もっとコンパクトにまとまらんもんかな?
そう言えば、Seagate のハードディスクはファームが公開されたのだろうか?
Seagate のナレッジに従って「ファームを寄越せ」とメールを送ったのに梨の礫というのはどうした物か?
最新ファームウェアは更に不具合を抱えていたという噂の真相は!?
と言うか、日本 Seagate のページにも、本家 Seagate のページにもこれだけ大きな問題にも関わらず関連情報への直行リンクがないし、不具合情報を更新するナレッジに公開日付とか更新日付とか出てないとか、ハッキリ言って非常識すぎるぞ Seagate(怒)
というか、サポート体勢グタグタなんだな、この会社は(怒)
この際だから、トラブルは別にいい。
確かに致命的でアホかと思われるトラブルだが、取り敢えずそれ自体は放っておくとしても、その後のサポートは問題である。
基本的に、成功も失敗も後の立ち回り方次第でその価値が逆転するという一点に於いて全く等価値である。
たとえ失敗してもその後の立ち回り方次第ではより信頼を稼ぐことも出来た筈であるが、今回は恥の上塗りというか、もはやトドメである。
言っちゃなんだが Seagate 如き、HGST や WD に大差で圧勝しているワケではないのである。
どこもドングリの背比べなのである。
と言うことは、こういう致命的な馬鹿をしでかすと(トラブル自体ではない、念のため)簡単に失墜できるのである。
その辺りをこの会社は理解しているのだろうか?
………理解しちゃいないんだろうな(爆)
2009年1月20日
penny wise and pound foolish
penny wise and pound foolish―――邦訳すると『安物買いの銭失い』、安価な物を買うと、品質が悪かったり、すぐに買い替えなければならなかったりするので、かえって損になるということ―――を体現した。
我ながら、泣きたくなった。
と言うか、買える時間なら金で買えの持論を自らで否定してしまった。
本日、業務中に見積を作成しようと過去実績を引くために SQL を流そうとしたら、Oracle が黙りを決め込んだ。
「な、なにごとっ!?」とか思いつつ仕事用サーバを見たらハードディスクのアクセスランプがどう考えても一個消えていて、なんか認識を繰り返しているっぽい点滅を繰り返している………
もしかして Seagate シンドローム発症でしょうか!?
とか思って焦っていたら―――問題が出ると言われている型番だったし―――、どうもハードディスクのリムーバブルケースの接触不良らしい。
RAID 1 で構成されている部分に関してハードディスクを入れ替えても同じ場所―――同じハードディスクではなく―――が認識しない。
近所のヨドバシに飛んでいって SATA ケーブルを買ってきて RAID カードからリムーバブルケースを通さずに直結したら普通に動いて、Rebuild を開始しやがった。
その後は問題なく稼働している。
今回故障したと思われるリムーバブルケース EVER GREEN EG-RM510AWH だが、実は自宅ワークステーションでも同型を一時期使っていて突然に接触不良を起こしたことがある。
別に抜き差しを繰り返していたわけではなく、本当に使っていて突然ダメになったのだ。
で、腹立ちまくって自宅ワークステーションは SUPERMICRO の CSE-M35T-1 に変えた前科があるのだが、コチラでもとなると………
購入した2台が2台とも壊れた、故障率 100% である。
流石に2台しかサンプルが無くて両方壊れたからと言って故障率 100% を断言するのは統計学的にもどうかと思うが、個人ユーザが二回買って二回とも壊れればもはや信頼などあり得ない。
これは『安物買いの銭失い』認定である。
と言うわけで、給料日前に手痛い出費だが、またまた SUPERMICRO の CSE-M35T-1 を発注してしまった。
なんか知らんが、CSE-M35T-1、3台目である。
正直言うと、仕事用ワークステーションのデータベースのデータは全て再インポートで復旧可能で壊れたところで失われる物はないのだが、それは時間損失を無視した前提である。
業務時間中に止まって業務自体も止めてしまうとなればそれは損失である。
現に今回は糞忙しいタイミングで見積作業を止めてくれやがった。
やはり『安物買いの銭失い』は―――特にビジネスの現場では―――問題外なのだ。
自戒しよう………
2009年1月19日
Seagate のハードディスクで凄いことになっている
なんか知らないが、Seagate のハードディスクで凄いことになっているらしい。
問題が起こるのは Barracuda 7200.11、DiamondMax 22、Barracuda ES.2 SATA、SV35 で 2008 年 12 月以前に製造された一部のロットらしい。
特に Barracuda 7200.11 あたりは低価格の普及モデルだけに、影響範囲は結構シャレにならないかもしれない。
未確認の情報だと、2008 年 10 月製造の一部ロットという噂だが、事の真偽は定かではない。
取り敢えず現時点で判明している問題があるかも知れないモデルは以下の通りらしい。
- Barracuda 7200.11
-
ST31000333AS
ST31000340AS
ST31000640AS
ST31500341AS
ST3160813AS
ST3320613AS
ST3320813AS
ST3500320AS
ST3500620AS
ST3500820AS
ST3640323AS
ST3640330AS
ST3640623AS
ST3640630AS
ST3750330AS
ST3750630AS
- Barracuda ES.2 SATA
-
ST31000340NS
ST3250310NS
ST3500320NS
ST3750330NS
- DiamondMax 22
-
STM31000334AS
STM31000340AS
STM31000640AS
STM3160813AS
STM3320614AS
STM3500320AS
STM3500620AS
STM3500820AS
STM3750330AS
STM3750630AS
ってか、これって実は現行の廉価系のほとんどなんじゃなかろうか………?
取り敢えず、SeaTools for Windows という Seagate 製ハードディスク用のツールをインストールしてモデル番号とシリアル番号を調査、こちらのシリアル NO をチェックするサイトで問題のあるロットか否かを確認できるらしい………が、アクセスが殺到しているらしく全然繋がらない(汗々)
いっそ問題のあるシリアル NO をズバッと公開して欲しい。
自分、割と Barracuda ES.2 SATA は購入することが多いのだが、現在の仕事用ワークステーションでもハードディスクのウチ一台は Barracuda ES.2 SATA である。
ま~自宅も職場もシステムと開発データに使っている2つのドライブは SAS モデルで今回の対象になってはいなかったのが幸いだし、未だ先代の仕事用ワークステーションが維持されているから認識しなくなっても被害がないのは安心っちゃ安心だけど………
唯一怖いのは開発用サーバのデータベース表領域だが、これもぶっちゃけダンプからまたインポートすればよいかな?
蓄積系のハードディスクは対象外のようだし………
しかし、いくら信頼性が上がったとは言えコンピュータの中で無類に稼働部品が多いハードディスク自体に全幅の信頼を置く奴は幸せ者だが、経年劣化で壊れるとかならまだしも、電源入れた途端に壊れる場合があるというのはもはや論外だ。
しかもファームウェアを入れ替えろとか、パーツ買ってきて組み立てているコアユーザならいざ知らず、世のほとんどの一般ユーザは完全にお手上げである。
と言うか、問題に気付くこともなく唐突に起動しなくなって「動かなくなった」とメーカに問い合わせることになるのだろう。
これがネットワークカードとか地デジチューナとかのぶっちゃけ OS の起動と直接関係ないハードウェアならまだ良かったけど、ハードディスクで、しかも発症したら起動しないと来た日には突然起動しなくなったパソコンを目の前に愕然とする一般ユーザとその対応に追われるメーカはとても不憫である。
と言うか、コレ、実は、冗談でなく、Seagate 潰れるのと違うか?
ハードディスクのメーカでこれやったら、マジで会社転覆の危険性があるのだけど?
ついでに Seagate ハードディスク積んで出荷している一般パソコンもユーザサポート経費がエライことになったり(汗々)
2009年1月17日
テンプレートの試験は完了、次は MVC だ
次期 Arcadian garden のデザインテンプレートは一応完成した。
新型のテンプレートエンジンを用いたデザイン用カスタムタグを一通り作った過程で、テンプレートエンジンの不具合や、テンプレートエンジンを効率的に利用するノウハウもある程度は蓄積できた。
で、次は新開発の MVC フレームワークの試験に入ろうと考える。
次期 Arcadian garden で運用を開始する予定の新型フレームワーク Ag:PURE 2.0 は、従来の背後で勝手に動いている PHP ならではの「暗躍型フレームワーク」の一面と、テンプレートエンジンなどを用いた「MVC フレームワーク」の一面を併せ持っている。
JAVA 界隈の単語に置き換えれば、TOMCAT で WEB サーバを構築し、バタバタ作りたい基本的なところはデザインをカスタムタグ化した JSP でゴリゴリ書き、掲示板などのアプリケーションは部分的に Struts を用いて構築する、という感じの使い分けが出来るのである。
その為に、テンプレートエンジンと MVC フレームワークを共にプリコンパイラエンジンを中心に関連付ける設計を行っている。
(テンプレートも MVC もプリコンパイラとして実装されていることに関して同一である)
………と、技術的なことを JAVA とか XML 界隈でありがちな「どうだ、すげぇ~だろ?」みたいな精神的子供の自己満足で書き連ねても仕方ないので、この程度にするが(爆)
取り敢えず一通りの動作試験が出来たら、β版を公開しようかと考えているので、自己満足を指差して嘲笑いたい方はご覧下さい。
ちなみに、相変わらず個人利用にも商利用にも制限の緩い修正済み BSD ライセンスを適用の予定。
………しかし、早いところ RC 版程度には完成させないと次の仕事で(爆)
2009年1月13日
IE 6.0 ぶっ殺してぇ、マジで殺気が湧いた
スタイルシート未だに難儀中。
Internet Explorer 6.0 でフロートしたブロックの内部で背景が全く脈絡無く抜ける現象が発生して難儀中。
ブロック自体の背景が抜けるだけでなく、その内部のエレメントでも抜ける。
フロートしたブロック内の別の場所に背景を付けると今まで背景がちゃんと出ていた部分が脈絡無く消えてしまうとか、もうワケ分からない。
殺せるものなら、殺したい、マジで。
Firefox? Safari? Opera?
全く問題ないよ、コイツ等はっ!!
Internet Explorer 7.0 でも問題ない。
今回から動作検証に入れる Internet Explorer 8.0 Beta でも問題ない。
(と言うか、Internet Explorer 8.0 は割と良く動くよ………)
所詮自己満足のページだし、無視していいかな!? ホント!?
IE 6.0 を無視すれば大嫌いな CSS ハックも止められるんだよね!? マジで!?
なんなんだよホントにこの糞野郎はっ!?
Internet Exploder とはよく言ったモンだね、ホントっ!!
こいつぁ~メチル水銀並みの環境破壊だね、ホントっ!!
世界のウェブデザイナは下逸を集団訴訟すべきだね、ホントっ!!
無駄に費やされた工数と工期に関して慰謝料を請求したいね、ホントっ!!
ぜぇ、はぁ、ぜぇ、はぁ………(深すぎる溜息と深呼吸)
………マジで無視していいかな?
もう面倒くさいんだけど………?
IE を 62% と捉えて無視できないと認識するよりも、IE 6.0 を 27.2% と捉えて 4 人に一人なら無視しちゃえって考えていいかな………?
世のウェブデザイナの皆様はこんな苦行を未だに続けているのかと思うと頭が下がるというか何というか………
ちなみに、墜落日記を書き殴った後も深夜までシコシコと IE 6.0 のバグ回避策を練ってみたのだが………
どうやら直接的なトリガになっているのは position への relative 指定のようだ。
たとえフロートしていなくとも position へ relative を指定すると背景が抜ける。
なんなんだろね、ホント………(静かな怒り)
結局、CSS ハックではないけど IE 6.0 のバグを回避するためにスタイルシートの構成を弄ってみて、取り敢えずは動く状態まで漕ぎ着けた。
ホント環境汚染だよな………コイツ………
2009年1月12日
テレビの終焉へのカウントダウン?
ま、完全な終焉はあり得んとは思うが………
本日から民法もアナログ放送で「アナログ」マークの常時表示が始まった。
あの画面右上に出るウザイ奴である。
2011年7月に迫るデジタル放送一本化(アナログ放送の停波)を周知させるための強攻策だが………
なんかコレ、テレビの終焉のカウントダウンに見えるのは俺だけか??
視聴率の低下でスポンサーが付きづらくなったところに経済危機でさらに広告費が減らされて苦境に立たされることになるであろうテレビ業界。
資金がなければ良い番組など作れる理由もなく、どこ見ても出演者はおろか内容まで右習えな下らないバラエティや、大根役者の三文芝居、頭の悪いキャスターや自称コメンテータ、自称論客ばかりが集うニュースという名の偏向報道ばかり。
看板出演者は軒並み高齢化、次代の看板も立たない人材の枯渇をしているにもかかわらず使い捨て芸人が一年で姿を消す惨状。
ネッシーとかツッチーみたいに後世まで語り継がれれば幻の珍獣程度には重宝されたものを、それすらもない。
そうすると視聴者が減り、視聴率をあてにした広告収入が減り、番組の質は更に低下し………テレビ業界は既にデフレスパイラルに入っているのである。
にも関わらずの、今回のデジタル放送移行である。
テレビの終焉のカウントダウンだと感じる人間はきっと自分だけではない筈だ。
では、アナログ放送が停波することで困るのは誰だろう?
それはデジタル放送に移行することが出来ない経済的弱者であるし、アナログ放送とデジタル放送の差なんか関係ない―――テレビは映れば充分で大画面も高画質も必要ない電気屋と縁のない人達である。
ではデジタル放送に移行できないと何が困るか?
実は直接的に困ることはほとんど無い。
世間から取り残されると危機感を抱く類の人間は端からデジタル放送に移行するだろうから関係ないし、ニュースが見られないと思ったら新聞に移行すればいい。
精々困るのは災害時の緊急放送が見られない程度だが、それすらラジオで事足りる。
つまりデジタル放送に移行しないことによって生じる視聴者側への明確なデメリットは存在しないのである。
むしろデジタル放送に移行することで、B-CAS 囲い込みでデジタル放送機器の低価格化が進まないなどのデメリットの方が大きい。
高画質? HD 放送もしていないのに高画質を語るの? アンタ馬鹿?
女優の皺でも数えて悦に浸っててよ(笑)
と言うわけで、少なくとも自分には「アナログ」マークの常時表示はテレビの終焉へのカウントダウンに見えるわけである。
え?
俺が移行するかって?
そんなもん―――
会社法違反の B-CAS 社が更に公取に乗り込まれて独禁法確定して、B-CAS がぶっ潰されてからに決まってるでしょ!!
常識的に考えてよ!!(嘲笑)
追記。
なんでも地デジ対応の受像機器が売り上げ不振で想定まで普及していないことで業界に困惑が走っているとの模様。
ま、当たり前だよな、とか思ってみる自分が居る。
タダでさえ視聴者置いてきぼりで勝手にワケ分からないことおっぱじめた上に、この不況である。
しかし、消費不振を理由としているようだが、経済不況が本格的に浸透を始めたのは第三四半期に入った辺りからであり、それ以前の消費不振はハッキリ言って自業自得ではないか? という気をもしないでもない。
さてさて、どうなることやら、高みの見物と洒落込もうかの―――
2009年1月11日
結局嫌いな CSS ハックに逃げる
色々と試しているスタイルシートでの段組だが、IE 6.0 で同じ内容が二箇所にレンダリングされる不具合の回避方法が見付かった。
サイドバーに整形するブロックには float 指定しても、本文に関しては float 指定してはいけない、という物なのだが………
そうすると今度は W3C 標準に準拠した Firefox や Safari で正しく崩れる。
そう、正しく崩れるのである。
崩れるのが正しいのである。
というわけで、仕方ないので嫌いな CSS ハックを導入することにした。
割と有名な CSS ハックの1つだが、IE 6.0 が要素の直接の子要素のみを定義するセレクタである ">" セレクタに対応していないことを利用する。
例えば "DIV.container DIV.body" 指定のスタイルは class が container である DIV エレメントの内部に含まれる全ての class が body である DIV 要素に対応する。
これを "DIV.container > DIV.body" と指定すると、指定のスタイルは class が container である DIV エレメントの内部に含まれる直接の子要素である class が body である DIV 要素に対応する。
この子供セレクタ ">" には W3C 標準に正しく対応しているユーザエージェントは大概対応しているが、W3C 標準に真っ向から非対応の IE 6.0 では無視される。
しかも子供セレクタ ">" で指定したスタイル全体が無視されるという寸法だ。
だから、IE 6.0 では崩れてしまう正しい表現を IE 6.0 に認識させないために子供セレクタ ">" を利用する、という手段があるのである。
IE 6.0 みたいなレガシーブラウザに対応するためにワケ分からない CSS ハックを利用するというのは非常に馬鹿馬鹿しく腸煮えくり返る思いだが、一度世に放たれてしまった環境汚染物質はそうそう簡単に消え去ることはないのである。
現実問題として、拙作 Arcadian garden を見てくれている方々の IE 6.0 利用率は 2008 年 12 月集計で 27.2% と決して無視できる率ではない。
段組というレイアウト崩れするとわりと致命的な部分のスタイルだけに、今回は必要悪と言うことで涙を呑んだ。
(別の部分では差違を無視している部分もあったりする)
デザインバージョン 3.0 の基本ラインは取り敢えずコレで確定ということにしよう。
ちなみにその他のブラウザ利用率の集計だが。
IE 7.0 が 34.8% となっていて IE 6.0 と IE 7.0 の合計が 62% と依然高い割合を示している。
次いで高いのは Firefox 3 の 27.5%、これは微妙だが Sleipnir の 4.7% と続く。
Safari は 2% で、Google Chrome も 1.1% と依然低調。
Opera 9 の 0.4% という低調ぶりはもはや切なさすら感じるが、なにげに IE 8.0 が既に Opera 9 を抜いて 0.5% なのはどうしたものか(笑)
自己満足のためだけに運用している拙作 Arcadian garden の性質故かブラウザ利用率に世間一般との隔たりがあるようなのが面白い。
あ~、あと、いい加減に IE 5 シリーズはやめれ(爆)
2009年1月10日
7.0 になっても IE ってダメダメだわ
現在未だにスタイルシートでの段組に挑戦し続けているのだが、今度は本格的なバグに当たったかもしれぬ。
現時点でマイナスマージンを指定することでフロートではなくマージンで段組を作り出す方法に至ったわけだが、このマイナスマージンによる段組を更に入れ子にすると Internet Explorer 6.0 では何故か同じ表示が二箇所に出てしまうというレンダリングのバグが発生した。
しかも再現性 100%(爆)
Firefox 3.0 と Opera 9.5、Safari 3.2 は全く問題ない。
で Internet Explorer 7.0 ではどうかというと………分からない(爆)
というのも、
我が家には未だに Internet Explorer 7.0 が無いのである。
自分の環境は実は全てに於いて IE 6.0 を維持している。
これは何故かというと単純に仕事の関係だったりするのだが、更に言ってしまうと普段は Firefox を利用しているので IE が 6.0 だろうと 7.0 だろうとどうでもよいワケである。
しかしそうすると別途で IE 7.0 の検証環境が必要になるわけで………
複数の IE バージョンを同居させるアプリケーションなんかは(どう考えてもライセンス的にクロだと思うが)いくつか存在する。
そういうのを一時的に使うのも手かも知れないが、VMware Server 上に検証用の Windows XP Professional をインストールしておく、というのも手である。
この辺り MSDN に契約して開発環境としての OS はインストールし放題だととても融通が利く。
あとは IE 6.0 と IE 7.0 のどちらを検証環境に逃がすか? という部分。
IE 6.0 は今後レガシーブラウザとなっていくわけだから、普通に考えれば IE 6.0 を検証環境に逃がすのが正だよな~とか思ってみるわけだが………
う~む………
で、取り敢えず Windows XP Professional with IE7 の仮想環境を作ってみる………
仮想環境を作って IE7 での検証をしてみたのだが………
現象が変わっただけでレイアウト崩れが起こることは相変わらず。
舐めとんのか馬鹿野郎。
結論。
7.0 になっても IE ってダメダメだわ。
取り敢えずコンテナとなる DIV エレメントを増やしてやってワケ分からないレイアウト崩れは防げたけど、どちらにせよ IE は 7.0 になってもフロート要素の扱いが不安定ということだけはよく分かった。
やはり W3C 標準を使う限りこちらの予期しない挙動をする率が小さいのは現在動作検証をしているユーザエージェントの中では Firefox の Gecko と Safari の WebKit だな~………
Opera は微妙に変な部分あるし、IE は 7.0 でもまだまだ未対応や挙動不審が多い。
IE 8.0 は少しはまともになるのかな………??
2009年1月5日
《ななみ》実戦配備
新年の仕事始めにおいて、新型の仕事用ワークステーション《ななみ》が実践投入された。
朝一に車で自社に乗り付けてえっちらおっちら運び《ななみ》と LCD2690WUXi を設置。
既に設置してある《ぷれすこっと・あどな》と《ぷれすとにあ》に並んでそびえ立つマシンがもう一台になり、とうとう机を余分に一個まるまる使ってしまう結果となった。
なんか自分の回りだけ滅茶苦茶にマニアックな空間が出来上がっていたりなんかするが………
机2つ使ってるんだから稼ぎも二倍にしないといけないんだろうか?
とか無茶なこと考えてみるが、現実はそうはいくまい。
しかし流石に Prescott コア世代の Pentium IV から唐突に Core i7 にステップアップすると(一体何世代ジャンプだ?)処理性能が体感差として如実。
全くイライラせずに仕事が出来るのは素晴らしい。
もっとも、先代の仕事用ワークステーションからのデータの移行でエライ時間がかかって午前中一杯使ってしまったけど(爆)
で、体感速度のあまりの違いに物欲を刺激された同僚が一人。
あ~、いや、Core i7 だけじゃなくてハードディスクなんかの足回り性能の差も出ているので気をつけるように(笑)
「SATA の 7,200rpm 辺りのハードディスクだとこうはいかんよ?」とかほざいてみる。
さてさて話変わって。
前回の墜落でスタイルシートで段組した際には入れ子にした内側のブロックで clear かけると全部回り込みが解除されてぶっ壊れる話をしたのだが、ちょっとアクロバティックな方法で回避できることを発見した。
フロートで左寄せ(ないし右寄せ)した固定幅部分の右側マージン(ないし左側マージン)にマイナス値を与えて、横幅的には存在しなかったことにしてしまう方法である。
で、本文の流し込みをするブロックでは左側マージン(ないし右側マージン)を固定部分と同量に設定すると、見た目上は段組されているようになる。
本文の流し込みをするブロックで clear 指定をしても段組しているように見えて実はブロックのマージンなので崩れない、という寸法だ。
ただ、z-index でブロックの前後関係を調整してやらないとクリックできないなんてことになるけど………
なんか目一杯スタイルシートハックで本来こういう手法は好きではないのだけど、理論的にはブラウザ依存しない W3C 標準のみを使って実現しているし、取り敢えず出来ちゃったから使ってみようか………?
2009年1月2日
理学と工学の差、机上の空論なぞ糞喰らえ
大腸癌の診断を下される初夢を見て鬱に入っている今日この頃。
去年に胆嚢結石の摘出手術を受けたせいか、それとも食事を自制しているところに年末年始でドガッと食べてしまったせいか、夢見が最悪である。
で、カッとなって二度寝したら今度は見たことない街で謎の組織から逃げ回っている夢―――時々反撃らしい策を弄するご丁寧なストーリ付き―――を見た。
一体どんな強迫観念に駆られてるんだ、俺(爆)
ま~年始早々に萌え萌えな夢を見なかっただけまともかもしれないが。
話変わって。
これもまた年始早々何やってるんだという話だが、拙作 Arcadian garden のサイトデザインをまたドガッと変える作業をボチボチと始めている。
ま~大体、PHP のフレームワークのプロトタイプが仕上がったタイミングで実働試験をかねて色々と使ってみて考慮漏れやバグの洗い出しをするのが主目的なのだが。
いつものことながら引っ掛かるのはフレームワークのプロトタイプの問題ではなくスタイルシートの構成なのである。
で、必ずぶち当たるのがスタイルシートによる段組の実装で―――
今までは常にスタイルシートで実現することを諦めてきた。
いくつか問題はあるが、最大の問題は float によって設定した流し込みを解除する clear 指定の効果範囲が DIV ブロックをまたいでしまうこと、画面の見た目の構造に従って文書を作成する必然性が出てしまうことに集約される。
例えば、あるフロート化された DIV 要素の中に入れ子にした DIV 要素が更にフロート化されるとする。
で、入れ子にされている DIV 要素のフロート化を解除するために入れ子の中で clear 要素を指定すると、入れ子の中だけでなくその親要素のフロートも一緒くたに解除されてしまう。
つまり、スタイルシートに於いてフロート処理はブロックの入れ子状態に関係なく常に唯一なのである。
より厳密に言うと スタイルシートから見た DIV 要素は文書の理論的な意味をブロック化するが、物理的な意味には全く無関心、ということになる。
普通に考えれば、DIV 要素でブロック化した内部で閉じたフロート空間が出来て当然で、ブロックが終了すればフロート空間は暗黙に解除されるのが構造的である。
しかしそうはなっていない。
HTML でマークアップした物理的な構造に対してスタイルシートは無力なのである。
だったら TABLE でいいじゃん、面倒くさいし、となる。
この辺り、スタイルシートをデザインした連中の理学屋的な嗜好が伺えるように思う。
HTML 3.1 で世界が滅茶苦茶になっていた頃、HTML 4.0 + CSS を定義しようとしたワーキンググループは世界のウェブページがどのような機能を望んでいるかを見ることが出来たはずだ。
しかし実際に出てきた CSS は機能的にあまりにも貧弱、それこそ単純な論文にちょこっと見た目を追加する程度の能力しか想定されていない。
(数式を記述する構文はなくなってしまったにもかかわらず、だ)
全く現実問題を見ていない。
これは理論先行、現実問題は二の次、誤差を考えないで理論値だけを出してくる理学屋の嗜好であり、とても現実問題と対峙する工学屋の嗜好ではない。
おかげで理想論では論理構造とページデザインが分離されて単純化するはずだったところが、ブラウザの実装の曖昧さとも絡んでへんなスタイルシートハックが闊歩している。
これは工学屋が理論と現実の狭間に滑り込んだ誤差を解決するために涙ぐましい努力を強いられている姿に似ている。
更にワーキンググループはこの後、XHTML なんて中途半端な物を出して現実問題に更に背を向け、今更になって HTML 5.0 なんて物を考え始めている。
自分としてはこの辺りに非常に理学と工学の差を感じるのである。
同様なことは JAVA 界隈でも感じる。
JAVA 界隈は複雑系の問題を複雑系のまま解こうとするのみならず、単純系の問題すら複雑系に取り込んで解こうとする雰囲気が感じられる。
ニュートン力学でも高校レベルの代数計算で充分な計算をわざわざ大学レベルの微分方程式で解いているというか、無駄に量子力学持ち出しているというか、そういう雰囲気である。
10 年くらい前に出てきた EJB (Enterprise JavaBeans) 仕様なんか、その最たる物ではないかな?
ま、元々 JAVA の言語仕様自体が「何も出来ない」様に作られているから仕方ないのだけど。
自分としてはこの辺りにも非常に理学と工学の差を感じるのである。
なんか理学を馬鹿にしているような論調になってしまったが、決して理学を馬鹿にしているわけではない。
ただ、「理学だけで突っ走るな」と言いたいのだ。
コンピュータの中、仮想空間でのコーディング手法なんかは理学がそのまま表に出てくることが多い。
それは製品化するために物理的な問題が絡んでくる工業製品と違い、頭の中の妄想をそのまま具現化することができるからだが、だからこそ工学的な視点が必要なのではないか? と思う。
理論を構築したら、実際に使ってみるべきだ。
とことん使って現実問題を洗い出して、理論と現実の狭間に生まれた誤差を再評価し、理論に更に修正を加える。
それを繰り返した理論だけが標準仕様として表に出てきて良いはずで、現実問題と対峙する我々は机上の空論なぞ糞喰らえなのである。
中途半端な妄想のまま具現化された標準仕様ほど迷惑千万な物はない。
2009年1月1日
明けましておめでとう御座います
年が明けてしまった。
別に目出度くはない様な気もするが、取り敢えず明けましておめでとう御座いますということで新年の挨拶をば。
年が明けたからと言って瑞輝智佳 Ver.2 とかになるワケではないから、現実的には一夜明けただけだったりするのだが、ま~節目というヤツである。
毎年毎年うだうだとその日暮らしみたいな生活を続けているシリーズ人間の屑な自分だが、今年はスペシャルな男のスペシャルな仕事ぶりでスペシャルな技術者でも目指してみようかと思う。
思うだけなら誰も被害を受けないし、タダなのでっ!!
年が明けたにもかかわらず、なんちゅ~か明るい話題が見あたらない。
去年一年の文句や将来への悲観的な観測に関しては昨年末に書き殴ったので、取り敢えず年初は現実的な問題へと目を向けてみようと思う。
まず、経済状態。
間違いなく壊滅的な方向へと推移するだろう。
基盤となる経済活動の停滞による失業率の上昇もそうだが、前回のバブルが弾けた際には割と金融業界だけの問題だったところが、今回は製造業を直撃しているわけで、根が深いことが予測される。
これに対して政府の対応策は全くと言っていいほど無力だ。
いや、むしろ悪化させる危険性すら大きい。
昨年末に書き殴ったが、日本国内の経済状態の悪化は官製不況だからだ。
正月が明ければ第三クォータの経営収支が確定し、いくつもの会社が揺らぐだろう。
1月末には年末商戦後の不渡りで多くの小売店が店を閉じるかもしれない。
流通が停滞して物価が急落し企業の業績が悪化、それが失業率の上昇や所得の低下を引き起こし、それが更に流通の停滞を促す―――所謂デフレスパイラルに陥るのも目に見えている。
どちらにせよ寒い年となろう。
さて、そんな最中の IT 業界。
設備投資の削減の直撃を受けて仕事総量が激減するだろう。
それでも起こる設備投資は大体 3 種類に分化するのではないかと考える。
- パターン(1) 丸投げ型の構築
-
発注元と開発元が渾然一体となって作っていた従来の開発手法ではなく、開発元に丸投げしてオフショアなどを前提に安く作らせるパターン。
見積ありきではなく予算ありきとなるため、オフショアでもしない限り採算が取れなくなる。
そうすると国内の中小 IT 企業の衰退が加速する。
- パターン(2) 工数提供型の構築
-
発注元が一部の信頼できる技術者を非正規社員として囲い込んで(将来的に正規社員に引き込む場合もあり)社内リソースを活用して開発・維持を目指すパターン。
正規社員を首切りしない方策と必要な設備投資を止めない方策の折衷案だが、これはそもそも開発を請け負う IT 企業の切り捨てである。
- パターン(3) クラウドコンピューティング型の構築
-
そもそも構築自体を行わずサービスとして提供されるアプリケーションに業務自体を無理矢理に合わせてしまって開発予算と運用人員・予算を削減してしまうパターン。
比較的業務内容が特殊化していない中企業以上に拡がると思われる。
クラウドでサービスを提供できる一部の IT 企業のみに収益が集中し、やはり国内の中小 IT 企業の衰退が加速する。
どちらにせよ、大手ベンダからの下請けで食っている多くの中小 IT 企業が生きる術を失うことは確実だ。
なにか特化した技術を持っていたり、エンドユーザとリスクを共有する二人三脚をしているというのなら話は別だが、ほとんどの中小 IT 企業はその他十把一絡げであり、特殊性と独立性を維持できているところは少ない。
(もちろん自分が勤めている会社もその他十把一絡げの範疇である)
そんな IT 業界の中で技術者が生きていく術は、むしろ「工数提供型の構築」で発注元に囲い込まれることではないかと考える。
これが出来るか否かは、その技術者の能動性や提案能力、その発注元に対して今まで如何に誠実に仕事をしてきたかによると考える。
それは一朝一夕で得られる類の物ではないし、舌先三寸の営業で得られる類の物でもない。
実績によってのみ得られる物である。
そして、もしそれが出来るのであれば、その後はその技術者次第だ。
自分の会社に意義を感じているのであれば発注元だけでは確保しきれないリソースを自分の会社に求めてもいいし、反対に自分の会社に意義を感じないのであれば発注元で発言権を獲得してリソースを獲得する算段を立ててもいい。
自分はそのようなことが出来る技術者を SE、Special Engineer だと考える。
(ちなみに自分は自分自身を Programer が System Engineer の真似事をしている Sham Engineer だと認識している。というか、そもそも Programer と System Engineer の明確な差なんてないのだ)
今年の IT 業界は、まず生き残りをかけたサバイバルとなるであろう。
その中で技術者が自分の会社に何かがあっても次の一手を打てる状態になるには、Special Engineer になるのもひとつの選択肢なのではなかろうか?
と言うわけで、最初に戻る。
今年の目標はズバリ、「スペシャルな男のスペシャルな仕事ぶりでスペシャルな技術者となる」である。
思うだけなら誰も被害を受けないし、タダなのでっ!!
大事なことなのでもう一度。
思うだけなら誰も被害を受けないし、タダなのでっ!!