墜落日記 - 2009年1月1日の墜落
明けましておめでとう御座います
年が明けてしまった。
別に目出度くはない様な気もするが、取り敢えず明けましておめでとう御座いますということで新年の挨拶をば。
年が明けたからと言って瑞輝智佳 Ver.2 とかになるワケではないから、現実的には一夜明けただけだったりするのだが、ま~節目というヤツである。
毎年毎年うだうだとその日暮らしみたいな生活を続けているシリーズ人間の屑な自分だが、今年はスペシャルな男のスペシャルな仕事ぶりでスペシャルな技術者でも目指してみようかと思う。
思うだけなら誰も被害を受けないし、タダなのでっ!!
年が明けたにもかかわらず、なんちゅ~か明るい話題が見あたらない。
去年一年の文句や将来への悲観的な観測に関しては昨年末に書き殴ったので、取り敢えず年初は現実的な問題へと目を向けてみようと思う。
まず、経済状態。
間違いなく壊滅的な方向へと推移するだろう。
基盤となる経済活動の停滞による失業率の上昇もそうだが、前回のバブルが弾けた際には割と金融業界だけの問題だったところが、今回は製造業を直撃しているわけで、根が深いことが予測される。
これに対して政府の対応策は全くと言っていいほど無力だ。
いや、むしろ悪化させる危険性すら大きい。
昨年末に書き殴ったが、日本国内の経済状態の悪化は官製不況だからだ。
正月が明ければ第三クォータの経営収支が確定し、いくつもの会社が揺らぐだろう。
1月末には年末商戦後の不渡りで多くの小売店が店を閉じるかもしれない。
流通が停滞して物価が急落し企業の業績が悪化、それが失業率の上昇や所得の低下を引き起こし、それが更に流通の停滞を促す―――所謂デフレスパイラルに陥るのも目に見えている。
どちらにせよ寒い年となろう。
さて、そんな最中の IT 業界。
設備投資の削減の直撃を受けて仕事総量が激減するだろう。
それでも起こる設備投資は大体 3 種類に分化するのではないかと考える。
- パターン(1) 丸投げ型の構築
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発注元と開発元が渾然一体となって作っていた従来の開発手法ではなく、開発元に丸投げしてオフショアなどを前提に安く作らせるパターン。
見積ありきではなく予算ありきとなるため、オフショアでもしない限り採算が取れなくなる。
そうすると国内の中小 IT 企業の衰退が加速する。
- パターン(2) 工数提供型の構築
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発注元が一部の信頼できる技術者を非正規社員として囲い込んで(将来的に正規社員に引き込む場合もあり)社内リソースを活用して開発・維持を目指すパターン。
正規社員を首切りしない方策と必要な設備投資を止めない方策の折衷案だが、これはそもそも開発を請け負う IT 企業の切り捨てである。
- パターン(3) クラウドコンピューティング型の構築
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そもそも構築自体を行わずサービスとして提供されるアプリケーションに業務自体を無理矢理に合わせてしまって開発予算と運用人員・予算を削減してしまうパターン。
比較的業務内容が特殊化していない中企業以上に拡がると思われる。
クラウドでサービスを提供できる一部の IT 企業のみに収益が集中し、やはり国内の中小 IT 企業の衰退が加速する。
どちらにせよ、大手ベンダからの下請けで食っている多くの中小 IT 企業が生きる術を失うことは確実だ。
なにか特化した技術を持っていたり、エンドユーザとリスクを共有する二人三脚をしているというのなら話は別だが、ほとんどの中小 IT 企業はその他十把一絡げであり、特殊性と独立性を維持できているところは少ない。
(もちろん自分が勤めている会社もその他十把一絡げの範疇である)
そんな IT 業界の中で技術者が生きていく術は、むしろ「工数提供型の構築」で発注元に囲い込まれることではないかと考える。
これが出来るか否かは、その技術者の能動性や提案能力、その発注元に対して今まで如何に誠実に仕事をしてきたかによると考える。
それは一朝一夕で得られる類の物ではないし、舌先三寸の営業で得られる類の物でもない。
実績によってのみ得られる物である。
そして、もしそれが出来るのであれば、その後はその技術者次第だ。
自分の会社に意義を感じているのであれば発注元だけでは確保しきれないリソースを自分の会社に求めてもいいし、反対に自分の会社に意義を感じないのであれば発注元で発言権を獲得してリソースを獲得する算段を立ててもいい。
自分はそのようなことが出来る技術者を SE、Special Engineer だと考える。
(ちなみに自分は自分自身を Programer が System Engineer の真似事をしている Sham Engineer だと認識している。というか、そもそも Programer と System Engineer の明確な差なんてないのだ)
今年の IT 業界は、まず生き残りをかけたサバイバルとなるであろう。
その中で技術者が自分の会社に何かがあっても次の一手を打てる状態になるには、Special Engineer になるのもひとつの選択肢なのではなかろうか?
と言うわけで、最初に戻る。
今年の目標はズバリ、「スペシャルな男のスペシャルな仕事ぶりでスペシャルな技術者となる」である。
思うだけなら誰も被害を受けないし、タダなのでっ!!
大事なことなのでもう一度。
思うだけなら誰も被害を受けないし、タダなのでっ!!
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