墜落日記 - 2009年3月4日の墜落
Vista をスルーした人間が Server 2008 を弄ること自体が間違いの始まりか
未だに Windows Server 2008 を満足に環境設定できないで四苦八苦している。
単純なインストールだけなら最初の VMware Server 2.0 への移行に関連する手間以外は何とかなったが、いざ運用レベルを想定してミドルウェアを放り込んでみたりスクリプト書いてみたりすると途端につまる。
もともと Vista を完全スルーしている自分なので、一番邪魔なのが UAC である。
UAC の発想自体は、管理ユーザと言えども普段は制限ユーザで利用しつつ必要に応じて権限を昇格するという至極真っ当な物だが、その実装は世間一般が騒いだようにかなり馬鹿なようだ。
そもそもコマンドレベルで権限昇格するための手段が存在していないのが問題だ。
バッチファイルで色々と処理を書いている際に、唐突に UAC の認証画面が出ずに例外発生するケースなんかが非常に厄介。
権限がないとダメだと分かっているのなら、そのプログラムを実行する前に一時的に権限昇格すれば済むはずで、Linux 辺りだとバタバタとコマンドを打っている最中なら su でユーザ切り替えたり、シェル実行中なら sudo で実行したり出来る。
しかし Vista 系列の UAC はコマンドプロンプト自体を管理権限で起動しないと二進も三進もいかない。
起動するのが exe なら最初から管理権限で起動する設定があるようなのだが、bat だとアウトなのである。
PowerShell だと上手い回避方法があるのかも知れないが………
Windows Server 2003 は不覚にも割と良くできたサーバ OS だと思ってしまった。
GUI 管理に慣れているユーザには必要充分な管理ツールが―――やや分散はしているが―――揃っているし、Windows 2000 Server の様に初期状態でフル機能が稼働していたりはしていない。
DirectX などのマルチメディア系の機能は有効にするのに苦心惨憺する程にちゃんと停止しているなど、クライアント OS の持つ無駄に CPU リソースを食い尽くす機能が軒並みストップされている。
サーバの環境がちゃんと揃うまでファイアウォールで着信拒否しているのも地味に感心した。
ハードウェアにかかる負荷も高くなく、割とバランスが取れているサーバ OS だと感じた。
だが、Windows Server 2008 は第一印象最悪である。
Vista から導入された UAC を基盤にしたセキュリティ設計は、ガチガチにしようとする余り勇み足で間違えてしまった感じに思える。
マルチメディア系の機能や Aero 機能もどうやら簡単に導入できるようで、Vista を無理矢理サーバ仕様に仕立て上げた急造感がある。
クライアント OS は XP から Vista への移行が難航しているが、もしかしたらサーバも 2003 から 2008 への移行に難航する事態に遭遇するかもしれない。
ServerCore も思ったほどではなさそうだしな。
(比較対象が Linux や UNIX では勝ち目無いけどね)
というわけで、3 月末以降の出荷分から Windows Server 2003 のプリインストールはしないとか、ダウングレードは別途費用とか抜かしたらしい NEC の営業を締め上げてやりたい衝動と戦っている日々である。
というか、Windows Server 2008 の販売開始って去年の 2 月末だよな?
前バージョン切り捨てするの早すぎないか? NEC さんよ!?
だいたい Windows Server 2003 のサポート期間って 2013 年まではあるはずだろっ!?
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