墜落日記 - 2009年4月22日の墜落
VMware ESXi と RAID アレイ監視
最近、気になっていることがある。
仮想化の雄としての存在に VMware があり、これの恩恵には常日頃から与っている自分であるが、自宅のサーバ環境も将来的には VMware で仮想化しようかと考えている。
この場合、利用しようと思うのは VMware ESXi だ。
VMware ESXi はハイパーバイザ型の仮想化ソリューションで、ホスト OS が存在しない状態になる。
ホスト OS が存在しないのでホスト OS 由来のオーバヘッドや、ホスト OS 自体のセキュリティ問題などが生じない利点がある。
しかし運用環境で VMware ESXi を利用しようとした場合、気になるのが RAID コントローラに接続されているハードディスクの状態監視や、リビルドなどの管理作業である。
VMware ESXi がストレージも仮想化してしまうのだから、ゲスト OS からは RAID コントローラへアクセスすることは基本的に出来ないはずだ。
ハードディスクの状態監視が出来ないと「壊れました ⇒ 気づきませんでした ⇒ 復旧も当然間に合いませんでした」なんて馬鹿なことが起こりかねないし、当然コレでは話にならない。
それに対する解答が Adaptec のサイトにあったので、転記する。
Q: VMware ESXi 3.5やESX server 3.5はサポートしていますか?
Ans.: VMware ESXi 3.5はInboxドライバで、弊社Unified Serialのドライバを持っており使用する事は可能ですが、管理ソフトのAdaptec Storage Manager(ASM)をインストールする事はできません。従いまして、VMware稼働中にRAIDアレイの管理をする事はできません。
VMware ESX server 3.5もInboxドライバを持っており、RAIDカードを使用する事は可能です。またESX Serverの管理コンソールより、 ASMのインストールも可能で、CLIによるRAID管理、またネットワークを介して遠隔地からの管理も可能です。
ひぃ~っ!? だめかねぇ~っ!?
VMware ESXi を DAS で運用する場合、RAID カードが持っている管理機能を VMware 稼働中に利用する事は出来ない、ということだ。
VMware ESXi が代替手段を持っているわけでは無さそう―――少なくとも Adaptec に関しては。
有償版 VMware ESX Server ならばサービスコンソールへインストールして利用する事は出来る、との事だが………
ちなみに VMware ESXi と VMware ESX の違いに関してはNetworld の説明が単純明快である。
つまり iSCSI などの SAN を構築するか、有償版 VMware ESX Server を導入しない限り、少なくとも Adaptec 製品で安全に仮想環境を運用することは出来ない、ということだ。
こ、これは痛い(涙)
ちなみに VMware ESX Server は VMware Infrastructure の一部であり、VMware ESX Server だけでの販売形態は無いようだ。
VMware Infrastructure 3.5 Foundation の 2 CPU ライセンスだと約 13.4 万円ってトコロ?
う~ん、これは iSCSI で SAN ストレージしちゃった方がよくね?
色々と調べてみても、VMware ESXi に関しては「動いた、すげぇ~」程度の記事しかなく、実運用に即して RAID アレイの状態監視などに触れている記事がない。
しかし VMware Infrastructure Management Assistant (VIMA) という新しい無償製品の存在が引っ掛かった。
VIMA は、VMware の管理者らが通常はコンソール OS (COS) 上で行うスクリプトを実行したり、エージェントをインストールできる 64 ビット仮想マシン―――らしい。
コレを使って各種エージェントが放り込めるのか?
う~ん、色々と大変だ………(汗々)
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