墜落日記 - 2009年8月の墜落
2009年8月31日
プログラマ 35 歳定年説とはなにか?
唐突だが、プログラマ 35 歳定年説というのを聞いたことがあるだろうか?
IT 業界でプログラマをやっている人なら耳にしたことがあるかもしれない。
別に学説ではないし、確固たる根拠を与える数字が出ているわけでもない、いわゆる都市伝説に近いような噂である。
実は本日、自分はとうとう 35 歳、四捨五入すると 40 歳になる年齢に達してしまったので、ちょっと考えてみようと思うわけである。
さて、しかし。
どうもこのプログラマ 35 歳定年説、実は様々な要因があって一概に言えないような気がしている。
というのも、個人的問題から、組織的問題、IT 業界の業界構造に至るまで、その要因は様々であるような気がするのだ。
取り敢えず、プログラマ 35 歳定年説を思い起こさせるケースを思い付く限り挙げてみよう。
- 体力的に追いつかなくなるケース
-
切ないが、プログラマというのは時として激務である。
深夜残業当たり前の修羅場プロジェクトなんかざらにある。
そうなると、当然必要なのは体力なのだが、激務の中にあるプログラマは体力的には疲れていなくても精神的に高揚し続けていて睡眠が取れなくなってしまい結果的に体力が限界に達してしまったり、そもそも若い時の体力が衰えてしまったりして、結構続かなくなってしまう。
そうなるとプログラマとしてバリバリやるのも厳しくなって、泣く泣く管理職へ鞍替えするか、IT 業界から去っていったりする。
IT ドカタとか揶揄されるプログラマの地位の低さにまいってしまうケースとも言える。
- 最新技術への情熱が薄れるケース
-
プログラマの戦う世界は日進月歩で、最新技術と称される物が日々登場する。
ま~基本的には所詮ノイマン型コンピュータの使い方でしかないので基礎を熟知しているプログラマからすれば方言や手法の違いに過ぎなかったり、昔の技術の焼き直しに過ぎなかったりするが、それでも色々と新しい単語が出てきて追いつくのに必死にならざるを得ない。
しかしある時、使い慣れた技術に固執して新しい技術に対応しようとしない自分に気付くかもしれないし、かつては週に何十時間も新技術の習得に費やしていた余暇を今月は数時間もとっていなかったりするかもしれない。
最初のウチは新しい技術を習得することに情熱を感じていても、仕事という大命題の中で興味より目先の職務を回すことに忙殺されて情熱を失ってしまったケースである。
- 能力格差に嫌気が差すケース
-
30 歳くらいになると大概、新人や能力の足りないプログラマをある程度まとめつつ教育しつつプロジェクトを進めなければならない立場に立たされるが、これが結構なジレンマを産む。
特に独学、独立独歩で技術を学んで第一線に立ったプログラマにとって手取り足取り教えてもらうつもりの学生気分の連中には付き合いきれないものがあるし、自分なら短時間で片付けられる問題を何日も掛けられるのは腹立たしい。
しかも出てきた成果物が取り敢えず動く程度の物だと尚更で、その場で突っ込んで直させたいけど納期の問題でそれも出来ず、ジレンマは苛立ちに変わり、苛立ちがつのると嫌気が差す結果となってしまう。
これは技術志向の強いプログラマに多いケースと言えよう。
- そもそもプログラマに向いていなかったケース
-
実はコレ、多くないか?
現在のプログラマは統合開発環境やデバッガの進化の恩恵や、ググれば出来の善し悪しは別としてもコピって動くサンプルに事欠かない環境を得ているおかげで、品質に拘らなければ実はそれなりの物が出来てしまうという環境に居るため、よほど適正がない人材でない限り―――非常に困ったことに―――最低限は勤まってしまったりする。
そのおかげで自分の能力を見誤ってしまうプログラマというのが殊の外多いのも事実であるが、そういうプログラマが自分の適正の不一致に気付き始めるのが遅蒔きながらこの 30 歳過ぎ辺りなのではないか?
ちなみに、能力的に衰えると考えるのは安直すぎると自分は考える。
そりゃ~手先が震えてメスが握れなくなったから引退した外科医とかの例は別としても、たかが 35 歳程度で仕事に支障が出るほど衰えることなどそうはないだろう。
もしそうであれば、熟達した技術職なんて物はすべからく幻の産物となってしまうに違いない。
プログラマの頭脳労働だけが寿命が短いなどと考えるのは暴論である。
さて、ここまでは割と個人に起因する問題を挙げてきたが、日本ではむしろ組織と業界構造に起因する問題の方が大きいと考える。
それを以下に述べよう。
- 組織論的にプログラマを辞めさせられるケース
-
日本ではこのケースが最も多いのではないかと考える。
実は日本古来の年功序列と IT 業界の人月に関わる問題も 35 歳定年説に絡んできている。
年功序列だと年齢と共に給与が上がっていくが、プログラマの人月単価はそれをまかないきれるほど高くないのだ、単純に。
プログラマに専門職としての地位がある程度あるアメリカなどと違い、日本ではプログラマは使い捨て、消耗品の様な扱いを受けており―――胸に手を当てて思い返してみようね?―――当然その顕著な能力格差にも関わらず売価はおしなべて安い。
そうなると年齢の高いプログラマはコスト増で売れないし給料を払えないので、とっとと売価の高いシステムエンジニアとかマネージャになりなさい、ということである。
そう、どんなに技術力があっても、どんなに積極的かつ貪欲に最新技術に対応しても、給料が高いプログラマは喰わせられないのである。
つまり日本では、経験豊富で技術力が高い熟練プログラマは IT 業界の構造的な問題から存在すること自体が難しいのである。
(逆に歳ばっか喰ってて能力のないシステムエンジニアとかマネージャの量産体勢は整っているとも言えるからタチが悪い)
組織論的にプログラマを辞めさせられるケースの横行は、実は日本の IT 業界の技術的衰退を招いている最大の問題なのではないかと考える。
要は経験豊富で技術力が高い熟練プログラマが現場にいないため、高度な技術や最新技術に取り組む上で必要な盤石の基礎技術という物が無く、常に能力のないプログラマだけで現場が維持されることになる。
そこに技術の伝播など起こる余裕はないので、熟練プログラマであれば当然わきまえているイロハが欠落し、品質の低下も顕著となる。
つまり、本来プログラマによって支えられる筈の技術基盤がゴッソリと抜け落ち、IT 業界自体の空洞化を進めてしまうのである。
しかも昨今はオフショアが妙に持て囃されている節もあって、問題に拍車を掛けているから目も当てられない。
そして技術基盤の空洞化は上流工程にも当然のこととして伝播し、結果として上流も下流も出来ないただのブローカーの跋扈を許し、業界として消滅してしまうわけである。
(だってブローカーと分かっている業者を間に挟んで高コストにするより、直接海外の開発業者とやり合って適正価格で済ませた方が利口でしょ?)
プログラマ 35 歳定年説。
都市伝説のように語られる噂話ではあるが、この噂話は実は日本の IT 業界の衰退を予言しているのかもしれない。
そう考えると、なにげに恐ろしい説であるとは思わないか?
2009年8月25日
今こそ人材確保・育成にも『選択と集中』を
昨今の SSD ブームならいつか何処かが出すかなぁ~と思っていたけど、やっぱり出たね。
SATA 直付けの超小型 SSD ドライブ。
ELECOM が受注生産品とは言えラインナップを発表した。
- マザーボード直付け SATA接続 nanoSSD
- http://www2.elecom.co.jp/storage/ssd/esd-idsaa/
ま、昔からある DOM (Disk On Module) と同じなんだけどね(笑)
ハイパーバイザ自体は小さい仮想サーバの起動ドライブなんかに利用すると良いかも? とか考えているので、自宅に仮想サーバを導入する時には DOM でいこうと思っていた。
選択肢が拡がったのはよいのだが………しかし受注生産品か(汗々)
閑話休題。
昨日はプログラマは何故に転職を志すのか? 人材の流出を防ぐには如何なる対策が必要なのか? という部分に関して、経営者でもない平社員の自分が個人的な観点からつらつらと述べてみたのだが。
今日は自分の首を絞めかねない発言をしてみる(汗々)
経営者は人材確保・育成にも『選択と集中』を考えるべきである。
日本企業が苦境に立たされた 90 年代から声高に叫ばれた(もはや耳ダコである)『選択と集中』という言葉がある。
企業戦略として、得意分野を集中的に伸ばし、採算が取れない事業などは思い切りよく切り捨てよ、というのが意訳である。
もちろん『選択と集中』も銀の弾丸ではなく、当然のことながらリスクが存在するのだけど、この『選択と集中』という考え方は我々が戦う IT 業界の人材確保・育成に今こそ必要な言葉なのではないか?
貴方の会社は夏のボーナスは出ただろうか?
満額出た? それは幸せなことだが冬のボーナスのキャッシュフローは大丈夫?
減額された? 出ただけ幸せなことだが冬のボーナスの(以下同文)
無くなった? はい、私もデス(涙)
昨今の経済危機によってボーナスが出なかった、ないし減額された方は多かろう。
そして月々の給与カットも既に始まっているところがあるのも事実だ。
私のトコロは幸いにして“まだ”始まっていないが、もはや時間の問題だろうと確信している。
さて、ここで昨日の問題と絡めてみたい。
月々の給与カットを一律に行うことは正しい判断なのだろうか?
おそらくこれは IT 業界においては最大の愚作のひとつであると考える。
と言うのも、昨日の日記で考えたとおり、IT 業界の主戦力である技術者、即ちプログラマやシステムエンジニアの職域というのは専門職であり、能力格差が顕著で、人件費比率が高いため転職意向率が高い傾向がある。
そして能力の高い人材の転職意向率の高さを下支えするに足る求人が常に出ているのも事実である。
これらの事実はそのまま企業への帰属意識の低下に繋がっており、能力の高いプログラマやシステムエンジニアというのは常に流動的であると考えていい。
では、もう一度問おう。
月々の給与カットを一律に行うことは正しい判断なのだろうか?
絶対にダメ、問題外である。
それは単純に能力の高いプログラマやシステムエンジニアの転職意向を転職決意に変えるきっかけに過ぎず、転職しようにも出来ない能力の低いプログラマやシステムエンジニアだけが残ってしまう状態を作り出すだけだ。
たとえ経済が上向く局面が訪れたとしても、その頃には会社は這い上がる手段が残されていない状態に陥っている。
こと IT 業界において「みんなで我慢して艱難辛苦を耐えきりましょう」は通用しないのである。
ではどうしたらよいのか?
仕事がないから安い仕事でも飛びつかなければならない、でも原価スレスレとか原価割れとか平気で起こすから少しだけ居る能力の高いプログラマが稼いだ粗利など簡単に食い潰されてしまう、給料を払うには現金が必要だけど既にボーナスは切っちゃった、取引銀行の与信もそろそろ審査が厳しくなってきた………もはやジリ貧なのに。
答えはひとつ、人材確保・育成にも『選択と集中』を導入するのだ。
誰もが平等に賃金をもらえる時代でも、昇進する時代でもなくなった。
将来性のある社員、将来性のない社員を並べて教育しても時間と金の無駄。
事業の中核となる有望な人材のみに集中して金をかける『選択と集中』を行うのだ。
では、どの人材に金をかけるか?
その判断に必要となるのは評価制度だ。
会社にとって有望な人材、必要な人材を評価し、その人材が流出しないように先行して手を打つために、評価制度を整備する必要がある。
やむなく給与カットする場合においても、評価制度の整備によって真に確保すべき人材を見極める判断基準を明確にし、会社の将来に関して可能な限り担保する必要がある。
それをせずに行う一律の給与カットは自殺行為と認識すべきだ。
IT 企業の経営者は早期に評価制度を整備し、人材の評価を行い、速やかに『選択と集中』を行うべき時に来ているのではないだろうか?
………ああ、そうそう。
部長以上の給与カット率を高くするとか、役員の給与カット率を高くするとか、そんな御為ごかしはむしろ社員に言わない方が良い。
そんな事を言ったって「どうせ元から一杯貰ってたんだろ?」とか言って誰もまともに取り合ってもらえない結果に終わるのが目に見えているので(笑)
ま、『選択と集中』を導入したら自分が切り捨てられる可能性も当然あるわけだけど、経営者視点で考えればそういう決断も必要なのではないかな? と思うわけである。
と言うわけで、今日は自分の首を絞めかねない発言をしてみた(汗々)
2009年8月24日
プログラマは何故に転職を志すのか? 人材の流出を防ぐには?
昨今の経済事情からフリーターはちっとも格好の良い業種ではなくなったが、企業寿命が我々の就業年数よりも短いことが多くなったことも考えると終身雇用も現実的ではなくなっている。
その中で、転職意向率に関して他の業種より高いのが情報サービス・調査業、即ち我々が日々戦っている IT 業界である。
IT 業界は御存知の通り、建築業界の業界構造をどういうわけか模倣している節があり、業界にはピラミッド構造が存在する。
もちろん業種別で見ても底辺(と勝手に定義されている)のプログラマに支えられるピラミッド構造だ。
そのピラミッド構造を支える底辺(と勝手に定義されている)のプログラマには 35 歳定年説などという説もまことしやかに噂されているが、プログラマの転職率、そして離職率には驚くべき物があるのも事実だ。
では、プログラマは何故に転職を志すのだろうか?
ここではプログラマが異業種に転職する場合ではなく、プログラマがプログラマに転職する―――即ち所属する会社を変える、もしくは独立する要因に目を向けてみたい。
と言うのも、プログラマにはどうも他の業種よりも転職しやすい環境という物があるような気がしてならないからだ。
なお、ここではそれなりに能力の高いプログラマを対象として考えることを明記する。
(能力の低いプログラマはそもそもプログラマとは呼べず、その転職理由も特筆すべき点などないからだ)
- ■正の要因その1・プログラマってなにげに専門職
-
そもそもプログラマという物が専門職であることが要因の1つとしてあげられる。
昨今は PHP や Ruby などの軽量プログラミング言語、所謂 Lightweight Language(LL)の登場で昔よりも遙かに敷居が低くなったとは言え、それでもまともに実運用できる環境を整備して運用に耐えるプログラムを構築する技術は専門性が高い。
しかも伝統技術などの極端な専門性と異なり、プログラマの専門性は活躍の場が多い。
つまり一般事務職やコンビニのバイトなどの 100 人の人材が居れば 99 人は出来るであろう一般職よりも、100 人の人材が居ても 5 人も居ないプログラマの方が転職が成功する確率が高い。
求人に対する応募の倍率が極端に大きくならないし、能力の高いプログラマにはいつでも転職の可能性が拓けているのだ。
- ■正の要因その2・プログラマの能力格差は顕著
-
敢えて要因その1と分けたのだが、プログラマの能力差は一般事務職に比べて顕著であることも要因の1つとしてあげられる。
プログラマとして数年戦った人間であれば肌感覚で理解できようが、能力が高いプログラマの仕事は早く確実で、しかも運用に入ってからの維持費用も小さい。
しかし能力の低いプログラマの仕事は遅く不確実で、運用に入ってからも処理速度の遅さや障害発生率の高さなどにより多大な維持費用がかかる。
この差は時として 100 倍から 1,000 倍もの開きがあるくらいである。
そして、一見多くの人材を抱えて様々な案件を切り盛りしているような会社に於いても、能力の高いプログラマというのは殊の外少ないのが実情である。
この辺りの事情もあり、IT 企業は人材が足りている様に見えても能力の高いプログラマを得たいが為に、よりよい待遇を提示して求人を続けているわけである。
即ち、能力が高いプログラマは自社に留まってベースアップを望むよりも、転職によって給与水準を引き上げた方が効率がよいのである。
- ■正の要因その3・プログラマは人件費比率が高い
-
IT 業界は余程に大きい規模で間接部門が大きくなっていたり無駄に自社ビル建ててでもいないかぎり、予算に対する人件費の比率が非常に大きい。
即ち身ひとつでどうにかなることも要因の1つとしてあげられる。
例えば熟達した自動車工場の作業員が一念発起して自動車工場を立ち上げ独立しようとしても、工場を立てる土地、建物や機材の用意に莫大な資金が必要となるし、その維持にも気が遠くなるような資金が必要になる。
それがプログラマの場合、ぶっちゃけ PC が一台あれば個人事業主として独立できる。
能力が高いプログラマが転職ではなく独立を選択する率が高いのも、この予算に対する人件費比率の高さに起因する。
この様に、プログラマ、とりわけ能力の高いプログラマは転職意向率を上昇させる環境に恵まれているのである。
さて、ここまでプログラマが転職の道を選びやすい正の要因を考えてみたが、これらを逆転させてプログラマが転職の道を選びやすい負の要因となることも考えてみたい。
- ■負の要因その1・プログラマは専門性を維持させてもらえない
-
能力の高いプログラマに割と多い傾向だが、プログラマとして専門性の高い仕事を続けていきたい意向が強いようだ。
しかし日本の企業文化ではどういうわけかプログラマの地位が非常に低く、プログラマはいつかシステムエンジニアとなり、マネージャとなっていくという暗黙の了解が勝手に出来上がっている。
一般社員が主任になり、係長になり、課長になり、部長になるという、年功序列とそれに伴う給与水準の上昇、そして否応なく職域を管理側にシフトさせられるという組織論に則った“出世”というレールを、専門職に無理矢理(と思っていない経営者が多いが)に当てはめている。
しかしプログラマはプログラムをして飯を食いたいのであって、クルーの管理をして飯を食いたいわけではない。
即ち、プログラマはプログラマでいるために否応なく転職せざるを得ない状況に追い込まれる。
- ■負の要因その2・プログラマは能力格差を評価されていない
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能力の高いプログラマはプログラマの能力格差が非常に顕著であることを知っている。
隣に座っている残業ばかりしている同僚が一週間かけた仕事を自分なら半日で終わらせられることを知っているし、会社が何故か懲りずに採用する新卒が組んだプログラムが仕様変更の時に丸ごと置き換えるしかないシロモノであることを知っているし、いつか自分がその尻ぬぐいのために膨大な残業を強いられることを知っている。
しかしその能力格差が給与水準に反映されていないことも知っているのだ。
特に所属している会社のレベルが低ければ低いほどに(それは得てして入ってみなければ分からない)能力と給与水準の不一致は著しくなっていく。
故に、能力の高いプログラマが自分の能力と自分の給与水準に致命的な齟齬を感じた時、自分を高く買ってくれる別の会社を探そうとするだろう。
- ■負の要因その3・プログラマの人件費比率の高さがプログラマに還元されない
-
原価計算が少しでも出来るプログラマなら自分が対外的に売られている金額―――即ち売価と自分の給与総額に開きがあることを知っている。
本来、プログラマの人件費比率は高いため売価に対する原価の比率は高いはずであるが、それがプログラマ本人への給与や投資に直接反映されることは希である。
その原因は間接費の大きさであったり、会社の設備投資だったりするが、能力の高いプログラマにとってそれは能力の低いプログラマや管理能力のない上司(仮に)の給与を捻出するために他ならない。
能力の高いプログラマの給与は能力の低いプログラマの給与とさして変わらず、管理能力のない上司(仮に)の給与よりも低いため、人件費比率の高さが能力の高いプログラマへ還元されていない。
特に、能力の高いプログラマの売価が大きい時にこの齟齬が顕著に発生する。
ならば能力の高いプログラマは自分の売価の恩恵を素直に受け取りたいと思うことが当然であり、全ての管理作業をも自己で行うリスクを背負う替わりに間接費(要はピンハネ)を押さえる選択をする可能性が高まる。
この様に、プログラマ、とりわけ能力の高いプログラマは自己の能力と現状の待遇との間の齟齬に気付きやすい環境にいるのである。
以上の様に、専門性、顕著な能力格差、人件費比率の高さの3つの要因により、能力の高いプログラマの転職意向率が高いのはむしろ当然ということとなる。
特に能力の高いプログラマが自分が所属している会社の能力の低さを感じた時、これら要因が一度に発生して転職意向率が急激に上昇すると考えられる。
そして能力の高いプログラマであればあるほど専門性が高く、能力格差も顕著であるため人材として価値が高く、プログラマという業種の人件費比率の高さから独立も視野に入れやすい。
即ち、プログラマがプログラマという仕事を続けていくために、雇用主への交渉手段として「転職」や「独立」を選ぶ敷居が他の業種に比べて低いのである。
またこれらの要素を総合して考えると、プログラマが会社に帰属する意識が希薄になるのも当然の帰結と言え、この帰属意識の低下が「転職」や「独立」を選ぶ敷居を下げることに繋がっている。
もちろん 3K などと揶揄される就業環境の劣悪さもあるが、これらのプログラマという業種の特殊性が転職意向率の高さに繋がっているのではないかと考えられる。
プログラマという業種は他の一般職と同様に考えてはいけないのである。
さてさて、ここまではプログラマの転職意向率の高さの要因に関して考えてみたが、これを元に能力の高いプログラマの流出を防ぐには経営者が何をしたらよいかを、ちょっとダケ考えてみる。
- ■方策その1・専門性を維持するパスを用意する
-
プログラマは専門性が高い専門職であると同時に、自己の専門性を維持したい傾向がある。
プログラマであることを望むプログラマにプログラマ以外の仕事を与えてはならない。
プロジェクトマネージメントだの予算管理だのクルー教育だのは能力の高いプログラマの専門外である。
能力の高いプログラマを維持しつつ、能力の高いプログラマから能力の高いマネージャへの移行も許容するために、テクニカルパスとマネージメントパスの少なくとも2つのパスを用意するべきだ。
そして最も重要なのは、テクニカルパスに進んだ人材とマネージメントパスに進んだ人材の技術、機会供与がスムーズになる仕組みを考えることだ。
専門職は専門性を遺憾なく発揮できる機会を常に欲しているのである。
- ■方策その2・能力格差を反映する評価制度を構築する
-
能力の高いプログラマに能力に応じた給与(流石に 100 倍や 1,000 倍の差を付けるのは難しいだろうが)を支払う評価制度を構築し、明確化することだ。
会社の状況が悪くなったからといって賞与を“一律に”カットするなどというのは自殺行為以外の何物でもない。
それは能力の高いプログラマに「能力の低いプログラマの尻ぬぐいをさせられた」という負の感情しか抱かせないのだ。
経営者は評価制度に照らし合わせ、能力の高いプログラマには回りが驚くほどの評価を与えるべきである。
そうすることで能力の高いプログラマの満足度を維持することが出来るだけでなく、能力の足りないプログラマを奮起させる材料にもなる。
最も忌むべき間違った行為は、“施しの精神”で多くのプログラマに小さな評価をばらまく行為である。
博愛主義的な評価のばらまきはプログラマを馬鹿にしているだけの自己満足に過ぎない。
- ■方策その3・人件費比率を相対的に下げる
-
能力の高いプログラマには開発意欲や研究意欲を刺激する投資を行う。
「この会社にいると個人では手に入らない環境で開発が出来る」というメリットを感じさせること、即ち人件費比率の高さだけでは実現できない組織力によるバックアップを実感させることが重要である。
間違っても集中購買で平均化された環境を配布する様な行為は行うべきではない―――それが許されるのは一般事務職だ。
能力の高いプログラマには能力に相応しい組織的な投資を行うこと、自分に与えられた環境が組織力を無くしては実現が難しいことを明確に知らしめることが肝要である。
能力の高いプログラマが自費を投じて自身の仕事環境を整備するようになったら、それは近い将来に会社を見限る危険信号と認識すべきだ。
それは即ち、その能力の高いプログラマにとって会社が期待するに値しない存在であるという意思表示に他ならない。
自分が考えるに、能力の高いプログラマを維持したい会社が真っ先に取り組まなければならない最も重要な方策は「方策その2・能力格差を反映する評価制度を構築する」である。
非常に簡単な話だが、能力の高いプログラマを正確に見極める評価制度がなければ、妥当なパスの構築も出来ないし、投資の計画も立てられないからである。
評価制度に揺らぎがあれば本当に能力の高いプログラマが能力が高いと言われているプログラマに対して嫌悪感を抱く可能性があるし、評価制度に不信感を抱き、最終的には会社を見限る危険性にも繋がる。
会社としても能力が高いプログラマを見誤る危険性があるのは捨て置けないだろう。
評価制度の構築の重要性は何もプログラマに限ったことではない一般的なものではあるのだが、プログラマという業種を考えた際にそれは更に顕著となるのだ。
ただでさえ転職意向率を上昇させる環境に恵まれている能力の高いプログラマの流出を防ぐ方策は、プログラマが納得する評価制度の構築に尽きる。
会社と社員は対等な契約関係にあり、会社が社員を選定することと同様に、社員も会社を選定する。
即ち、プログラマが自己の商品価値を高めることに努力することと同様に、会社も能力の高いプログラマから見て魅力的であるよう努力することが必要だ。
能力の高いプログラマから見た魅力的な会社とは、職域を侵さず、能力に見合う評価とそれに伴う投資を行う会社である。
ただ年功序列に一律で給料を払っているだけでは、能力の高いプログラマの目には魅力的な会社とは映らないのである。
ここまで個人的な視点からつらつらと書き綴ったわけだが。
もし貴方が属している会社がキーパーソンとも言える能力の高いプログラマの流出を止められない現状にあるのであれば、参考程度にはなれると嬉しい。
2009年8月16日
キャリーフラグが立った
なんか 8 月 30 日の衆議院選挙を前にして与野党共に壮大なばらまきマニフェストを展開しているが、どいつもこいつも馬鹿の集まりというかなんと言うか………
流石に政権担当能力では一日の長がある自民党のマニフェストはまだ少しは現実路線だが、民主党のはもはや小学生の夏休みの目標並みに拙い。
官僚に調べさせないと国会答弁の台本も書けない馬鹿共が官僚との決別だ何だと騒ぐし、子育て支援で月々に少々現金支給したって給食費払わない親は変わらず払わないだけだし。
年金だって最低給付額の保証なんかしたらアッという間に破綻するのが目に見えているわけで、どうせ払ったって貰えやしない若者層が払う理由にはならない。
財源の根拠だって微妙なモンだ。
例えば文科省の施策を実現するための財源を文科省の官僚に調べさせると、文科省の官僚は他の省庁の予算を眺めて勝手に「ここ切れるでしょ?」とか無責任な判断して「出来ます」とかいい加減なこと言っちゃうわけよ。
で、それを鵜呑みにした馬鹿な政治屋がマニフェストに謳って、実際にやってみたら財源が捻出できなくてダメになるとかが関の山。
国の省庁の横の連携がまるでないのは今に始まったことではないし、所詮官僚などお山の大将でしかなく、政治屋はそのお山の大将に無駄金注ぎ込まないと国会答弁も出来ない能無し揃いなわけだから、なかなか見事なまでの負のスパイラルなのである。
麻生の馬鹿大将がもう少し早めに自分にダメ出ししていれば民主党なんて何の能力もない烏合の衆の支持率など上がることもなかったろうけど、自民党にじゃあ替わりに誰が居たのかというと疑問。
麻生の替わりも立てられないというのもまた、えらい人材不足ではないか!(笑)
と言うわけで、自民党が政権を維持してジワジワと弱っていくか、民主党が政権を取って一気に奈落の底に落ちていくか、日本人の選択は如何に!? という感じである。
なんかオバマが核廃絶を言い出したらしい。
あぁ~ぁ、最大の黒星に手を出しちゃったよ、この人(笑)
世界はドコぞのアメリカとか言う馬鹿が核を使っちゃって、米ソで子供の喧嘩続けた挙げ句に「核保有国=強い国」という図式を盤石の物として成立させてしまったわけで、核廃絶なんてことは絶対に不可能なのである。
アメリカが真っ先に核廃絶しますか? やれるもんならやってみ!?(嘲笑)
真っ先に作って真っ先に使っちゃった幼稚な判断力しかない青二才の国が、偉そうな口をきくんじゃない(爆)
核兵器は、誰かが核兵器を無意味とするより上位の兵器システムを構築するまで無くなることはないよ。
人間はそんなに利口な生き物じゃない―――むしろ馬鹿だから、ね。
「技術的に可能な物は必ず作られ、作られた物は必ず使われる」
それが社会を動かしている動力の基本原理であって、作ってしまった核兵器は誰かが使うんじゃないかとオドオドしながら付き合っていくしかないシロモノになっちゃったんだよ。
お前らがそうしたんだよ? そこんとこ分かってる? → アメリカ人
と、ま~世界に毒を吐いておいて、ここからが本題(爆)
東芝 dynabook SS RX2 の請求がクレジットカードの利用明細に載った。
唐突に、月々支払っているクレジットカードの請求額が一桁増えた。
ホントに一桁増えたので、気分は ADD 命令の後の桁溢れ処理の様だ。
即ち―――
キャリーフラグが立った(爆)
月々多くても 2 万円程度のクレジットカード請求が、9 月 10 日支払分に関しては 20 万超となってしまったわけで、かなりガクブルである。
ただ、前にも書いたと思うが、昨今の世界的な不況の煽りもあって将来に自分の意志の介在のあるなしに関わらず給料が無くなってしまう可能性があるので、リスクを先延ばしするだけの分割払いはしたくない。
と言うわけで、一括でなんとか処理しきってしまおうかと考えている。
う~ん、やはり買い物は………
いつも朗らかキャッシュでポンが一番だ(爆)
クレジットカードはどうも良くない。
あとからジワジワと苦しみが来るのが『楽しみを先にして苦しみを先延ばしにするダメ人間の発想』を呼び起こしそうになってしまう。
よくあるクレジットカード破産って、その多くはこういうダメ人間が起こすんだろうねぇ~(汗々)
2009年8月11日
RAD Studio 2010 は 8/25 発売
Embarcadero Technologies / CodeGearのDelphi新版であるDelphi 2010が8月25日に発売と言うことで、現在色々と情報公開がされている。
どうも見たところ、今回は新機能に対するドラスティックな対応というのはある程度押さえられていて、どちらかというと地味に開発効率に関わってくるIDEの使い勝手などの基礎部分に多くのリソースを割いている模様。
Delphi 7からDelphi 8に変わった際に一気に品質が落ちたIDEの信頼を取り戻すことが出来るのかが鍵だろう。
そもそも、CodeGearの前身であるBorlandはコンパイラが高嶺の花も甚だしい時代に、「スクリーンエディタを買ったら高速Pascalコンパイラが付いてきた」とまで言われた統合開発環境のはしりとも言えるTurbo Pascalを出したのである。
だから、Borland由来のDelphiがIDEの信頼性がないなどと言うのは論外なのである。
色々と会社が不安定だった時期にIDEも不安定となってしまったようだが、この目を惹く新機能のアピールよりも製品品質への尽力はEmbarcadero Technologies / CodeGear体勢が安定してきた証左と言えるだろう。
取り敢えずRAD Studio 2010で気になる点をつらつらと………
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個人的にはコンポーネントツールバーがより強力になって帰ってきたのは嬉しい。
Delphi 8以降のIDEはコンポーネントが探しづらくていけない。
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Firefoxの検索バーのような検索機能も地味によいかもしれないけど、vi譲りの"/"入力で検索開始というのはコードエディタの性質上無理だろうなぁ~………
コードエディタがvi風になるなら話は別だけど(爆)
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FirebirdのコンポーネントがDBXでネイティブにサポートされたのも用途に期待だけど、そもそもFirebirdってInterbase由来だろうに、とか思っちゃう(笑)
その他DBXではOracle 11g、MySQL 5.1も引き続きサポートされる模様だが、そろそろPostgreSQLも正式サポートして欲しいなぁ~とか思う自分である。
2010年にはアーキテクチャを刷新した新型コンパイラ(クロスプラットフォーム!?)も登場する予定だし、RAD Studioからはまだまだ目が離せない。
スタンダードサポートも9月末まで契約しているし、少なくともRAD Studio 2010は黙っていても手に入るので色々と組んでみたい。
しかし………
今後に控えている様々なドラスティックな変化に立ち会うためには、やはり万難を排してでもスタンダードサポートは継続すべきなんだろうなぁ~………(汗々)
か、金が続かねぇ~っ!!(爆)
2009年8月9日
経済危機っ!(爆)
ぅう~ん、その日の食い扶持に困るほどではないし、借金漬けというわけでも断じてないけど、流石に夏の某茄子が出なかった影響がジワジワと出てきているなぁ~
全く出ないことも予測していた(というか確信していた)ので、ある程度は財布の紐を締めていたのも事実だけど………
取り敢えず、全く想定外の dynabook SS RX1 の不調による更新で 21 万円は痛かった。
まだクレジットカードによる支払日が確定していないだけでなく、そもそも請求自体やってきていない(東芝の請求締日って何日だ? 売上月の翌月請求?)ので、口座の残高のうち 21 万は容赦なくリザーブ状態。
さらに 9 月末には CodeGear のスタンダードサポートも切れてしまうので、ここでも大出費が予定されている。
スタンダードサポートの価格は対象製品の価格の 30% と、正直 Microsoft の MSDN に比するとかなり割高なのだが、Oracle 接続のネイティブドライバを擁する Enterprise 版を維持するにはスタンダードサポート契約の方がかなり安くなるのも事実なので、これも維持を停止するのはリスキー。
なので、口座の残高のうち更に 10 万は容赦なくリザーブ状態。
(RAD Studio Enterprise で契約なので)
と言うわけで、31 万円は現時点でリザーブということになる。
今年の 3 月には MSDN の更新もあったのだけど、そちらは想定外に出た年度末決算某茄子のおかげでなんとかなった。
しかし今夏は正直しんどい。
まったく余裕がない状態で遷移しているので、この上に何かあったら毎年恒例の古巣のオフ会に割く予算が無くなってしまう緊急事態を招きかねない。
クレジットカードの「あとから分割」で月々のダメージに分散するという選択肢もあるにはあるけど、自分の意志の介在のあるなしに関わらず数ヶ月後の給料が無くなってしまう可能性を考えると、その選択肢はあまりにリスキー。
正直、久寿川ささらが云々感ぬん言っていられる状態ではないのだ(爆)
(ま~最初から云々感ぬん言う気はないのだけど)
自分、某茄子が出ないと途端に年代別平均年収を大きく下回ったりするからなぁ~………
オマケに仕事用の投資を所得から減算すると某茄子が出たとしても年代別平均年収を大きく下回るとかいう事実もあったりするけど(汗々)
で、多分、かなりの高確率で年末の某茄子もゼロではないかと思うので、余裕のない状態はしばらく続くと思われ。
うう………しくしく………(涙)
嗚呼、コレ打ってたら地震も来た………(汗々)
なんか自分の将来を暗示しているかのようだ(爆)
2009年8月2日
PHP を eAccelerator で高速化
現在、自分の趣味のサイトではなくて仕事で先行導入しつつある PHP のライブラリだが、調子こいて色々と複雑なことをやり過ぎて処理が重くなっているので、eAccelerator を導入してみた。
ファイルの分割が JAVA 並みに粒度が細かかったりして、ファイルの読み込みと構文解析、コンパイルの頻度が高いのが明確だからだ。
本当は最初に APC を試したのだが、どうも APC の Windows バイナリの入手はかなり面倒である上に、ビルドでは PHP のバージョンだけではなく Apache のバージョンにも依存するっぽい(apxs を利用するから)。
VisualC++ でビルドするのも面倒だったので、手に入った eAccelerator の Windows バイナリで試してみた次第。
ま~インストールはさしたるトラブルもなく順調に進んだのだけど………
う~ん、たしかに二度目以降のレスポンスは速くなったような気がするけど、ベンチマークでもとらん限り明確に速くなったとは言い切れないなぁ~………
負荷試験でもやってみるか………?
まだ仕事用環境の紹介を更新していないけど、dynabook SS RX2 こと《ぺんりん・どべ》を戦線投入してから早1ヶ月が過ぎた。
カタログスペック自体はそう変化していないのに dynabook SS RX1 と比して結構体感速度が違う辺り SSD の恩恵って凄いって言うかなんというか(汗々)
これならもう少し耐えて 2009 年夏モデルを良かったかも知れないけど、流石にいつダメになるか分からなかった先代を使い続けて仕事に支障が出てもこの時期ヤバ過ぎだし、結果論と言うことで仕方ない。
それに金のない御時世、財布の紐もガチガチであるからして春モデルを廉価で購入できたタイミングは費用対効果という意味では高かったろう。
そうそう、最近仕事で結構新しいマシンに Windows NT 4.0 をインストールする羽目になった。
ま~良くある話だが、古くから使っているハードウェアが死にかけたが、そこで動いているアプリケーションをバージョンアップする時間も予算も無いので、転がっていたマシンに OS を移して延命してしまおうという事態である。
しかし、Windows 2000 ならまだしも、Windows NT 4.0 となるとメーカからドライバが手に入らなくなるわ、同一機種の別の型番ではインストール時に Windows NT 4.0 の Service Pack 6a から HAL.DLL を置き換えさせるという凄い手順が書いてあるわ、ものごっつごっつい。
しかも当該型番では Windows NT 4.0 対応ドライバがなかったので、取り敢えず Windows 2000 のドライバ落としてきてささっているハードウェアの情報だけ確認して、メーカに直接ドライバを取りに行った。
(元々の OS が入っている間にデバイスマネージャで色々と確認しておけば良かったんだけどね)
結果から言うと、NIC と VGA は両方とも Intel だったので、割と簡単にドライバは入手できたのだけれど………(笑)
Windows 7 も出ようというこの時期に Windows NT 4.0 をインストールするというレア体験が出来たことを感謝すべきなんだろうか??
Microsoft さん、あなた方が思っている以上に世間は遅れています………(笑)
覚悟完了したは良いけど、仕事が微妙に修羅場ってて覚悟に伴う活動が出来ていないのがとても悲しい今日この頃。
自分的に色々と遵守したい手順というモノがあって、某公共機関に出向いたりその手のサイトに登録したりというのは、今まで世話になった方々に一通り説明してからと考えている。
しかし自分自身に時間がないと、どうも時間を工面して頂くタイミングが取りづらいのも事実。
個人的なことで休日を割いて頂くのも気が引けるし………(汗々)
自分自身で次の身の振り方を決めかねているのも最大の問題。
全く別行種、同業他社、社内 SE、個人事業主、フリーランスなど選択肢は色々とあるのだけど、自分の立ち位置としてどれが相応しいのか?
この御時世だけに安定を求めるのか? この御時世だからこそ身軽になって勝負に出るのか?
なにより今まで世話になった方々に不義理をしない方法はあるのか?
後悔はいつでも出来るから、じっくり考えないと………