墜落日記 - 2010年7月3日の墜落
ストレージサーバ構成の検討
東芝ノート PC、dynabook RX3 の直販モデルに新たなラインナップが加わった。
特に目を惹くのが上位機種である RX3W/9MWMA だ。
これらは初期状態でメモリが 8GB 積んである上に WiMAX も搭載した現在での最上位機種となる。
まだ SSD は 128GB のままだし、CPU も Core i5-520M 止まりなので食指は動かないが、少しずつラインナップが拡充されて来つつあるようだ。
さてさて、自宅サーバ環境の計画を日夜練り続けている今日この頃だが。
当初の構想と違った方向性での見積を考えてみた。
今までは応答性の良いまともな SAN を組むには予算的にも床の強度、電気代的にもキビシイと考えて、DAS 前提の一点豪華主義を考えていたのだけど、ストレージサーバと仮想ホストを分けるともしかしたら丁度良い構成になるのではないかと思い始めている。
実は情けない話だが、VMware ESX のストレージは DAS (Direct Attached Storage)、iSCSI、FC (Fibre Channel) 以外にも NFS (Network File System) が利用できることを失念し続けていたことに遅まきながら気付いたのが発端だ(爆)
FC で組む SAN はエンタープライズ分野では一般的だが、如何せん予算が膨大になるのは想像に難くない。
FC の HBA (Host Bus Adapter) はシングルチャネルですら 10 万円を越えるので、即却下である。
FCoE (Fibre Channel over Ethernet) は問題外。
iSCSI はソフトウェア実装だと CPU 側にかかる負担が大きかったりするが、だからと言ってオフロード・エンジンの採用を考えると結果的に FC と同様の規模の予算がかかってしまうし、そこまでしても現在の Ethernet の予算的な限界である 1.0G を越えられない。
(10G の NIC は出始めたが L2 スイッチが絶望的な値段だ)
FC はダメ、iSCSI もダメ、そうなるとなし崩し的に DAS しかないかと考えていたのだけど、NFS が利用できるんであれば極端な I/O 性能が必要ないフロントのサーバは NFS 上の仮想マシンで充分になるのでは? と考えたわけだ。
で、構想はこうだ。
まず Linux ベースのストレージサーバを構築し、基本的に全てのストレージ管理を任せてしまう。
こちらは極端に大きい CPU 処理能力は要らないから、Lynnfield の Intel Xeon X3440 辺りでも充分だろう。
ストレージサーバには大容量ボリュームを管理させて、必要に応じて NFS、CIFS などの用途に合わせたプロトコルでボリュームを提供させる。
そうすると現在のファイルサーバの用途も集約できるから、1.0TB のハードディスク×4 も転用を考慮できてリーズナブルだ。
それにストレージ管理だけでは Xeon X3440 は確実に処理能力が余るので、VMware Server 2.0 辺りを導入して開発用仮想ホストの役割も持たせてしまったり、I/O 性能が必要なデータベースサーバの役割も持たせてしまっても良い。
なによりストレージサーバとして構築すれば様々なツールがハイパーバイザーに邪魔されずに駆使できるので管理性も良いだろう。
(VIMA もあるけどな)
仮想ホストの方は、ストレージサーバ側に一部の用途が負荷分散されるので一点豪華主義な性能は要らなくなる。
Intel Xeon X5650 辺りを単発積んだ機体にメモリはそれなりに積んでおいて、ストレージ は VMware ESXi を乗せるだけの小さな分だけでよい。
仮想ゲストが利用するボリュームはストレージサーバへ NFS で接続する。
ハードディスクを内蔵しないからケースは必要最低限の小さい物でよいので、省スペースにもなろう。
また、仮想ホストは下手に自作せずとも薄型で省電力なサーバを見繕ってきて使ってしまっても良いかな?
ま~、そうなるとブレードは良い選択肢だけど流石にそれは無理だ(爆)
唯一気をつけなければならないのは、様々な通信が行き交うネットワークから SAN で利用するネットワークを隔絶しないと帯域が圧迫されてしまう程度か?
少しまともな L2 スイッチを仕入れてきてもう一系統ネットワークを構築する必要がある。
基本的に Windows ネットワークを隔絶すれば下逸フラッシュ(爆)の被害も受けないわけだし。
そうすると仮想ホストに求められる条件に、2 系統の NIC が装備されていることが追加される。
ストレージサーバ側も最低限 2 系統だが、3 系統あると柔軟なネットワークが構築出来るので考慮したい。
ちみなにストレージサーバ構成で大容量ハードディスクの転用も考慮に入れて予算を弾くと 5 万円程度安くなる見通し。
さて、どうすっか―――?
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