墜落日記 - 2010年7月14日の墜落
サーバ集約とストレージ集約
VMware の新版、VMware vSphere 4.1 がリリースされた。
それに伴い、従来まで VMware ESXi Single Server としてリリースされていた無償・単体のハイパーバイザーは VMware vSphere Hypervisor という名前に変更された。
(2010-07-15 現在、ダウンロードページでは ESXi 4.1 と表記されている)
ハイパーバイザーとしての機能強化は追々把握しておこう。
で、本日の本題はここから。
現在進めている自宅サーバの仮想化だが、この検討には大きく分けて2つの課題の解消がある。
まず第一にあるのは、2003 年夏から稼働して老朽化している基幹サーバのリプレースだ。
すぐに壊れる予兆があるわけではないが、保守部品が手に入りにくくなっているし、マザーボード自体が逝ったらアウトだ。
第二にあるのは、現在一極集中しているサーバ機能を分散化しメンテナンス性を高めることにある。
現在は基幹サーバの Apache HTTP Server ダケで通常の WWW も、SVN リポジトリも、ウェブメールも全てまかなっているし、メールサーバも基幹サーバに同居しているので、バージョンアップの影響範囲が大きく手間がかかる。
これを分散管理することで手間を省きたい。
第一の問題だけであれば、無理して仮想化する必要はない。
しかし第二の問題があるので、ハードウェアが分散して CPU やストレージの利用効率を下げた上に電力効率まで下げるよりは、仮想化してサーバ集約しようという発想だ。
仮想化してサーバ集約すれば今後発生しうる環境増加や、一時的に必要になるような開発環境の構築などにもプライベートクラウド的な運用が出来るようになるので一石二鳥。
今回、ここにファイルサーバの機能も集約して、本格的なストレージ集約をかけてしまおうかとも考えている。
現在ファイルサーバは I-O DATA の NAS である HDL-GT1.0 と、ATOM CPU の小型マシンに外付け RAID ボックスをぶら下げた2台構成を、Windows Server 2003 の DFS で集約している。
しかし HDL-GT1.0 を購入したのも大分前だし、RAID ボックスの方は eSATA で繋がっているだけの外付けなので障害検知が出来ない。
これらを集約し、一元化したストレージ管理の元に置けば管理性も上がるだろう。
ワークステーションに入っている開発用仮想マシンもサーバ系に関しては集約してしまって良いから、このディスクイメージもまとめてしまえる。
とか考えて必要容量を見積もってみたら、2TB じゃ心許なくなりました(爆)
当初の構想としては、RAID ボックスのハードディスクの内容を一時的に待避して、積んである 1.0TB のハードディスク×4 を新ストレージサーバに移行しようかと考えていたのだけど、そうすると RAID-10 で 2.0TB の総容量となる。
ここの元々のデータを戻し、更に HDL-GT1.0 と仮想マシンのデータを足すと、近い将来に満杯になる容量まで届いてしまった。
と言うわけで、3.0TB ないし 4.0TB が欲しい。
1.0TB×4 で RAID-5 なら 3.0TB いけるけど原則として RAID-5 は信頼していない。
そうなると 2.0TB×4 の RAID-10 で 4.0TB というのが妥当な選択肢。
で、もちろんそんなハードディスクは持っていない。
2.0TB×4 のハードディスクをストレージサーバ構築予算に追加すると………あぎゃ~っ!?
本日、VMwareの研修でNICのチーミング等の話が出てきたので、iSCSIとチーミングの話を講師の方に聞いてみました。
すると「チーミングでiSCSIターゲットまでのパスを多重化しても、通信時に同時に使われるパスは1つだけのため、チーミングをしたところで速度が2倍になるわけではない(というか、NICを完全にiSCSIイニシレータが占有し、iSCSIターゲットと1対1通信しているなら速度は変わらない)ということでした。
ご参考までにどうぞ。
ラウンドロビンによるパス選択アルゴリズムでは冗長化よりもロードバランスが命題の筈なので、それだと中途半端な気がしますがね(汗々)
この辺りはイマイチ情報が揃っていないのも痛いです。
自分で人柱になるしかないのかな?