墜落日記 - 2010年8月8日の墜落
ストレージサーバ構築開始
なんか先週はバタバタと忙しかった。
計画やらなにやら、課長だ部長だ専務だと呼び出され、当日の急ぎの作業を中断して打合せに出てみれば最後には「食事行くか、今夜はもう仕事なんかする気ないやろ」と有難いお言葉を頂いてしまったり(笑)
と言うわけで、金曜日の夜は強固な意志で帰宅して根性据えてストレージサーバと仮想ホストを本組みし、土曜日は昼過ぎまでタップリと惰眠をむさぼり(というか起きられなかった)、OS のインストールをおっぱじめてみた。
まずはストレージサーバ構築に着手。
3ware SAS 9750-8i で大苦戦
意気揚々と Debian GNU/Linux (Lenny) をインストールしたのだが、3ware SAS 9750-8i でトラブル発生。
アレイを認識しない。
考えてみれば Debian にとっては極端に新しいハードウェアのひとつだよな、油断した(汗々)
で、ちょっと調べてみると 3ware SAS 9750-8i のドライバダウンロードページからのナレッジベース 14546 に情報があった。
9750 シリーズがネイティブに対応されたのは Linux カーネル 2.6.33 以降とのことで、今回インストールを実行している Debian GNU/Linux (Lenny) のカーネルは 2.6.26 ベース。
ドライバは自分で入れなければならない様だ。
(ちなみに先日フリーズされたばかりの Squeeze も 2.6.32 ベースなのでネイティブには対応していないとかいう罠が)
取り敢えず「Debian 5.3 (aka 5.0.3) Lenny kernel 2.6.26-2-682 / 2.6.26-2-amd64」を選択して Go! で飛び、ドライバを取ってくる………
と思ったら、3ware SAS 9750-8i を認識するようにドライバをアップグレードした Debian インストーラの ISO が転がっていた(爆)
ドライバを取ってきてコンパイルするか、出来合の適応済みインストーラを利用するか、しばらく悩んだ挙げ句、出来合の適応済みインストーラに逃げる(爆)
………しかしやはりトラブル発生。
どうも、この Debian インストーラ、インストール時点で 3ware SAS 9750-8i は認識するけど、インストール後に起動すると認識しなくなってしまうらしい(爆)
インストール時点では見えていた sdb やら sdc やらが見えなくなってしまった(涙)
全く意味ないし。
何のための適応済みインストーラか??(汗々)
結局カーネルと戯れねばならないかと四苦八苦かつ七転八倒。
取っかかりまでは来ていると思うのだけど、自分、Linux は使うばかりでカーネルコンパイルはおろか、デバイスドライバすらコンパイルしたことがない。
ホント、こういう所は Windows って楽で良いよな~
夜が明けて解決しないところで、挫折。
クローズされたばかりの次期 Debian GNU/Linux (Squeeze) に特攻(爆)
インストールを敢行してみると、2.6.32 ベースの Squeeze でも 3ware SAS 9750-8i は認識した。
2.6.33 からバックポートされているらしい。
半年以上遅れたとは言え Squeeze はもう testing ではなく stable に向けての作業に入っている段階だから、ある程度は安定していると考えて良いだろう。
この際だからもうすぐ終わる Lenny ではなく Squeeze でいこうか。
3DM2 でも大苦戦
3ware SAS 9750-8i を認識したのに気をよくして、LVM でヘコヘコとしばらく遊んでみる。
146GB×4 の SAS RAID-10 は fdisk てせも良いけど、2.0TB×4 の SATA RAID-10 は 2.0TB 超なので GPT でないとダメだから、GPT 対応版の fdisk であるところの gdisk パッケージが必要になるとか、色々と素人丸出しな遊び方。
で、いつまでも遊んでいても仕方ないので、3DM2 (3ware Disk Manager Version2) を入れてみる。
ナレッジベース 15778 によると http://jonas.genannt.name/ にあるとのことなので行ってみると、無造作にそのまま置いてある(笑)
最新版を取ってきて、dpkg でインストールしてみた。
インストールされると作成される /etc/3dm2/3dm2.conf を開いて RemoteAccess パラメータを 0 から 1 に変更するとリモートからの HTTPS 接続を受け付けるようになる。
で、https://(ServerName or IP):888/ で接続すると、使いやすいと定評のある 3DM2 の画面が現れた。
で、ここでもやはりヘコヘコとしばらく遊んでみる。
ん~、たしかにコレは使いやすいかもしれん、というか良くできてる、使いやすい。
取り敢えずアラームメールの送信テストをしてみようか。
"3DM 2 Settings" を開いて "E-mail notification" を設定、"Send Test Message" を実行してみる。
………飛んでこない………ってか、3DM2 がハングアップしてないか!?
わざわざメールサーバの設定を持っているんだからローカルの sendmail には依存しないと思うし、メールサーバに接続した痕跡もないし?
おぉ~いぃ~、一番重要な機能が動かないってどういう了見だよぉ~(涙)
んで、なかなか原因が分からないので http://jonas.genannt.name/ からではなく、LSI のダウンロードページにある「3DM2 & CLI Linux 10.2 code set」を試してみた。
こちらでもメール送信するとハングアップする現象は変わらないが、以下のメッセージがコンソールに吐き出された。
3dm2: relocation error: /lib/libnss_files.so.2: symbol __rawmemchr, version GLIBC_2.2.5 not defined in file libc.so.6 with link time reference
ちょ、おま、glibc 2.2.5 って、古くないけ?
glibc はカーネルを始め多くのドライバ、アプリケーションが依存している C 標準ライブラリだが、これを変更するってことは環境の地殻変動が起こると言うことなのではないか?
流石にコレは、どう解決したらよいのか皆目見当も付かん。
(こういうことがあるから被依存度の高すぎるライブラリって嫌いだ)
むぅ~、一番欲しい情報は CLI 版の tw_cli で以下のようにすると取れるから、
tw_cli /c0 show
これを定期的に取得してメール配信する方向で逃げてしまおうか。
シェル書いてコンソール出力をフィルタしてメールで飛ばすって今もやっている方法だし………
VMware Server 2.0 はどうにかなった? いや、まだキビシイ(涙)
続いて VMware Server 2.0.2 を入れてみる。
ストレージサーバに何故に VMware Server かと言うと、外部公開しない開発用のサーバ―――主に Windows 系―――を放り込むためである。
ストレージサーバには仮想ホスト向けの iSCSI や NFS のサーバ、単純なファイル共有、SVN などのサーバにもなってもらう予定なので、XenServer の Domain-0 の様にいつドコでバージョンアップで潰されるか分からない環境よりも、少々パフォーマンスに劣ってもホスト OS 付きのハイパーバイザの方が勝手がよい。
なので、勢い VMware Server となるわけである。
で、VMware Server でも色々と苦戦。
パッケージを取ってくるなどの定型的な処理はどうとでもなったが、色々と面倒くさい手続きを踏むことになった。
まずカーネルのヘッダファイル群が必要で、これを用意する必要がある。
GCC は Squeeze 標準の 4.4 ではなく、カーネルをコンパイルした際の 4.3 を用意する必要がある。
しかもどうやらカーネル 2.6.30 以降では正常に動かないらしく(!?)、パッチが必要と来た。
パッチはこちらの記事より入手、利用方法も書かれているので単純、手に入れたパッケージ raducotescu-vmware-server-linux-2.6.3x-kernel-f271f27.tar.gz を展開して出てくるシェル vmware-server-2.0.x-kernel-2.6.3x-install.sh を実行する。
ターゲットとなる VMware Server のパッケージは VMware-server-2.0.2-203138 系の様だ。
実行を開始するとあとはほとんどメッセージに従うだけで良い。
インストールが完了したら https://(ServerName or IP):8333/ui/ にアクセスして、動作していることを確認しよう。
(Firefox 3.6.8 だと動かなかったので IE8 で確認した)
取り敢えず動いたけど、これでカーネルの更新は事実上出来ないことになった。
カーネルの更新をしてしまうと、きっと VMware Server は動かない(汗々)
まぁ~ Debian は基本的に stable リリースのカーネルは変わらないし、大丈夫かな?
で、面倒くさいので VMware vSphere Client から操作しようと考えた。
しかし今後 VMware vSphere Hypervisor を利用する事を考えて VMware vSphere Client 4.1 をインストールして接続してみるも「必要なクライアント サポート ファイルをサーバから取得して、インストールする必要があります」とかほざいて失敗して接続できず。
VMware vSphere Client 4.0 も正体不明のエラーでダメ。
結局、VMware Infrastructure Client 2.5 まで戻る羽目に………
お話にならん!!
VMware Infrastructure Client 2.5 をインストールした状態で VMware vSphere Client 4.1 をインストールしても同居できないし、まったく話にならん。
………って、あれ?
VMware vSphere Client 4.1 をインストールした後に VMware Infrastructure Client 2.5 をインストールすると、別に 4.1 は消えていないような気がする?
インストールフォルダを眺めてみると、C:\Program Files (x86)\VMware\Infrastructure\Virtual Infrastructure Client の配下に 2.5 と 4.1 が並んでいるし、起動は別途 Launcher の下のプログラムっぽい?
これってもしかして、接続先によってクライアントが自動的に切り替わっている?
もしかして………
お話になった!?
これで良いのかもしれん………
取り敢えず VMware Server の動作確認もかねて Windows Server 2003 Standard Edition でも放り込んでみよう………
で、またトラブル。
なんかもう疲れてきたけど、なんか今度はストレージサーバ側の問題じゃないような気がしてきた。
まず VMware Infrastructure Client 2.5 から仮想マシンを起動すると、起動はしているっぽいけどリモートコンソールが真っ白けっけ。
念のため IE8 から Web Access に接続してみると、こんどはリモートコンソールプラグインが IE8 のセキュリティに引っ掛かっているっぽい(汗々)
状況が掴めないので Windows XP Pro に VMware Infrastructure Client 2.5 をインストールして確認してみると、仮想マシンはちゃんと起動しているっぽい。
"Operationg System not found" とメッセージが出ている POST 画面が出ていた。
で、試しに VMware Infrastructure Client 2.5 から仮想ゲストをリセットしてみると………
VMware Server ごと落ちました(爆)
あ、いや、なんか SATA の RAID-10 がデグレしているな?
一度に複数の問題が起こってしまったから切り分けが難しい………
取り敢えず IE8 を管理者モードで起動すると Web Access から無事にリモートコンソールプラグインは起動できたけど、スマートではない。
ストレージサーバを信頼済みサイトに登録して保護モードを無効にしてしまおう。
VMware Infrastructure Client 2.5 から真っ白になる問題は管理者モード関係なく発生するようだ。
こちらは更なる調査が必要だけど、IE8 で Web Access が利用できるのであれば、リモートコンソールプラグインを利用するのは最初のセットアップの時だけだから何とかなるかも?
あとは VMware Server ごと落ちた理由を探さねば………
………ああ、そういえば昨晩は徹夜してたんだった………ま、瞼が………
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