墜落日記 - 2011年6月の墜落
2011年6月26日
PSO2 のαテスト参加権当選
先日、6月24日は PHANTASY STAR ONLINE 2 のαテスト参加権の当選発表がある日だった。
で、自分は PHANTASY STAR PORTABLE 2 INFINITY の購入と、PHANTASY STAR UNIVERSE のアカウントで合計2つの応募資格を持っていたのだけど、その片方が当選した。
取り敢えず PSO2 には最初から触れることが出来る権利を手に入れたと言うことだが………
しかし、αテストがいつから始まるのか、その日程すら全く分かりません。
今夏のスタートと言うことらしいけどそれ以外の全く情報が全く流れてこないのはαテスト参加権を獲得した自分達も変わらない。
ティザーサイトも全く更新されていないし、早いところ追加情報が欲しいところである。
PC の性能的に問題はないと思う。
と言うか、今の自分のワークステーションで足りないとか抜かしたら、かなりの大多数のユーザは置いてきぼりを食うに違いない。
性能的に問題ないのは間違いない、問題は何処まで快適にプレイできるか? という部分だ。
最低限度の性能で最低限度のプレイが出来る様にしつつ、高性能環境ではちゃんと高性能を使ってくれる、そんなチューンが望ましい。
ちなみに場繋ぎで若干プレイしているメビウスオンラインは 1920×1200 のフルスクリーンモードで、高スペックプリセットが難なく動いているようなので、ま~余程のことが無い限りは動くだろう。
ああ、そういえば相変わらずメビウスオンラインはソロプレイお断りだな。
そもそもソロプレイ用のミッションはほとんど無いし、協力ミッションも人数揃わないと全然スタートできないから気軽にプレイしづらい。
ま~乱入してもさして迷惑になったりしないし、ミッションが終わるとバラバラのエリアにスッ飛ばされたりする謎仕様なので、うりゃっと入って勝手に戦ってさっさと別れるみたいなドライなプレイは出来るけど、協力プレイを前提にしたゲームのデザインとは到底思えん。
相変わらずの重課金地獄だし、廃人プレイヤーとカジュアルプレイヤーの差がもの凄く出る仕様も相変わらずだ。
ゲーム本体が微妙なのにも関わらずエロ装備に関しては一流というのも相変わらずだ。
正直、何をしたいのか分からないゲームデザインだが、所詮は場繋ぎだし、多くは語るまい。
そんなことよりも PSO2 だ。
なんかオンラインゲームにこれほどの期待をしているのって初めてかもしれない。
予測を裏切り期待を裏切らない仕事をしてほしいものだ。
2011年6月19日
続、やはり Oracle 社にハードウェア販売は無理だという話
先日、「やはり Oracle 社にハードウェア販売は無理だという話」と題して日記を書いた。
ちなみにコレは会社に出入りしている業者との世間話で聞いた物だ。
で、自分でも少し気になったので、Oracle 社のハードウェア保守の情報を調べてみた。
するとこんな物が出てきた。
やっぱり保守期限は1年単位なんだね。
減価償却が残っていても「パーツがないからハードウェアごと買い換えてね♪」とかやられる危険性はぬぐい去れないってことだね?
また、別の方面からは別の話も聞こえてきた。
Sun Microsystems のハード保守なんかは独立系サービス組織が営んでいることも多い。
独立系サービス組織が Sun Microsystems と契約を結び、その契約料に実際の工数と利益を上乗せして顧客に提供しているパターンだ。
例えば、Sun Microsystems から独立系サービス組織へ 30 万円で契約、独立系サービス組織が実費として 50 万かかるとして、顧客には 100 万で提供する。
すると独立系サービス組織は 20 万円の利益になると。
よくある構図である。
これがである。
Oracle から独立系サービス組織への契約料がドガッと跳ね上がったらしい。
上記の例でいう 20 万円の利益など食い潰して大赤字になる、それこそ顧客に2倍も3倍も保守料を払わせなければならない金額にだ。
もちろん独立系サービス組織だって言われたとおり増額するわけにはいかない。
顧客は同じハードウェアを使い続けているだけなのに、突然 100 万円が 300 万円になりますとか言われても納得できないし、予算というものもある。
増額できたとしても精々が 1 割り増し程度だろう。
挙げ句の果てに、Oracle は独立系サービス組織に対して「保守業務が継続できないならこちらで引き取るよ?」とか言っているとのことで。
そもそも継続できなくしたのはお前だろう? > Larry Ellison
更に、独立系サービス組織から Oracle との直接契約に切り替えるためには、顧客は Oracle のハードウェア保守が受けられるように適性検査が強いられる。
Oracle Database の例をそのまま適用するなら、機器交換だけでなく抜本的なバージョンアップすら要求されかねない。
これが支出や運用業務に与えるインパクトがどれほどのものになるのか自分には想像も出来ない。
これでは独立系サービス組織も Oracle 相手では商売が出来なくなるし、顧客だって Sun Microsystems のハードウェアに価値は感じても Oracle の保守契約と比較すれば背に腹はかえられんということになる。
この辺り、業界団体が米司法省に訴えたとの記事もある。
もうグタグタである。
Larry Ellison 氏としては赤字であったり収益性が悪かったりする Sun Microsystems のハードウェア事業を健全化させるために、Oracle Database の成功体験という幻想を元に単純計算して金額を弾き出しただけなのだろうが、この縦と横の計算しかしない感性は流石という他ない。
二次元表で天下を取っただけはあるよな(嘲笑)
誰かコイツの幻想を殺してくれ。
では諸君、前向きに考えようではないか。
問題は如何にして Oracle から逃げるか、だ(爆)
最近、IA サーバだって性能は上がってきた。
IA サーバでは心許ないのなら IBM の Power シリーズの処理性能なんか無茶苦茶高い。
Oracle の無茶な保守契約の内容に涙を呑まなくたって選択肢はいくらでも存在する。
SPARC×Solaris でなければ絶対に出来ないことなど、すでにほとんど無いのが実情だ。
保守費が更新されるタイミングの前になんとか Linux や AIX に逃げられればそれで良し。
逃げることが出来なかったとしても次回の更新までに乗り換える算段を立てた方がよい。
だって更新したってどうせ1年単位でしょ?
逃げるタイミングは何度でも巡ってくるわけよ(爆)
あと、先日の日記でも書いたけど、究極の中抜きとして Oracle を抜くという裏技があることも忘れてはならない。
SPARC×Solaris 系サーバは富士通が製造しているケースが多いので、富士通との間で保守契約を結んでしまうことも考えて良いのだ。
どちらにせよ Oracle のハードウェアは一部金融機関系などに残るメインフレームと同じように廃れていくのだろう。
いや、保守が明確にならない分だけメインフレームより質が悪いか。
どうしても Oracle Database に固執しなければならないのなら富士通のハードウェアを買うという流れになるかもしれない。
さて、俺は個人的に DB2 とか勉強始めてみるかな?
Power7 で AIX で DB2 とか、ドンだけの性能が出るんだと愉しみでもあるしな(笑)
(いや、個人で Power7 マシンは買えない)
それに DB2 は JAVA からの JDBC とか、PHP からのネイティブ接続も当然あるし、Delphi の dbExpress も DB2 接続をサポートしている様だ(Unicode 未対応という部分が微妙にひっかかるが?)。
VMware Ready も取得している様だから VMware 上での動作にも問題ないし、詳しくは調べていないがライセンスも Oracle の様に仮想化に全く適さない前時代的なモノでもない様だ。
気がかりなのは DB2 に OSqlEdit 並みに使いやすい SQL エディタがあるか? ということだが Optim Development Studio は如何ほどのモノか?
全く触ったことのない DBMS なので、まずは Amazon で DB2 9.7 エバリュエーション・ガイドブックと勢い勇んで DB2 技術全書を発注。
あとは無償版 DB2 Express-C でも………って、DB2 Express-C って再配布可能なのかよっ!?(驚)
2011年6月15日
Intel 720、それは「一番いいのを頼む」と言ったら出てくる SSD
Intel の次期エンタープライズ向け SSD の情報が出てきた。
Lyndonville のコードネームで呼ばれる Intel 710 と、Ramsdale のコードネームで呼ばれる Intel 720 のシリーズである。
その諸元を見て、流石にちと吹いた。
Intel 710 シリーズは 25nm HET MLC NAND の SSD だ。
HET MLC は通常の MLC と違い High Endurance Technology、直訳するなら高耐久技術を採用した MLC となるようだ。
MLC NAND の問題点の1つであるセルの耐久性を高めて長寿命化させた MLC とことだろう。
100GB、200GB、300GB のラインナップが並び、インターフェイスは SATA 3.0Gbps。
気になるアクセス速度はシーケンシャルリードが 270MB/s、シーケンシャルライトが 210MB/s。
IOPS はリード 36,000IOPS に、ライト 2,400IOPS だ。
シーケンシャルリードの数字だけ見れば今一つパッとしないが、X25-E とほぼ同等と言うことを考えると MLC の割に頑張っていると言えるし、耐久性を担保されているのは多くのワークロードが発生するオンラインストレージとしては有難いだろう。
X25-E を利用している諸兄への置き換えとしては充分な性能だ。
ただ MLC NAND の問題としてライト性能が奮わないのが残念無念。
で、問題なのは Intel 720 シリーズ。
34nm SLC NAND を採用する SSD で、インターフェイスは PCI-Express(多分x8くらい?)。
200GB と 400GB のラインナップがある。
気になるアクセス速度はシーケンシャルリードが 2,200MB/s、シーケンシャルライトが 1,800MB/s………ん?
IOPS はリード 180,000IOPS に、ライト 56,000IOPS………?
おい、カンマが1つ右に動いちゃいないか?
ていうか………
阿呆かぁ~っ!! 欲しいっ!! むっちゃ欲しいでホンマっ!!
こんなの積んだら全てを超越してニヤリと笑えるぜっ!!
消費電力もアクティブ時 25W とハンパ無いけどな(汗々)
たしかに PCI-Express にする必要あるよ。
SATA3.0 とか SAS2.0 とか超越しているし、半端なコントローラじゃボトルネックになって捌ききれない速度だ。
RAID-0 で束ねて高速化とか脇に置いておいて良い性能である。
これは素晴らしい性能である。
「一番いいのを頼む」と言ったら出てくる SSD と言っても過言ではない廃人仕様だ。
価格が怖いで、ホンマに(汗々)
Intel の SSD と言えば、Intel と HGST が共同開発したエンタープライズ向け SSD シリーズも忘れてはいけない。
Ultrastar SSD400S がそれで、100GB、200GB、400GB のラインナップがある SLC NAND の SSD だ。
対応インターフェイスが SAS2.0 と FC-AL(Fibre Channel-Arbitrated Loop)しか無いところがエンタープライズ感バリバリだ。
もちろん SAS2.0 時でシーケンシャルリード 516MB/s、シーケンシャルライト 458MB/s、IOPS はリード 41,000IOPS に、ライト 21,000IOPS と申し分ない性能だ。
これも、
欲しいっ!! むっちゃ欲しいでホンマっ!!
と思わせるモノだが、機器メーカー向けにチャネル・パートナーを通してのみ販売されるとのことで、秋葉原で店頭に並ぶようなことにはならないかもしれない。
とても残念である。
さて、次の SSD を仕入れるとしたらどうしよう?
流石に Intel 720 シリーズで廃人仕様とかは無茶だろうな(汗々)
2011年6月12日
Nearline SAS という選択肢、基本は忘れるな
先週、実は自宅用ワークステーションのハードディスクが一台逝った。
失っても痛くないデータしか入っていないハードディスクだったので衝撃は少なかったが、最近怠っていたバックアップを再度取得する良い機会にはなった。
今回壊れたのは Seagate Barracude ES.2 SATA 500GB モデルだ。
同じ Seagate Barracude ES.2 SATA の 250GB モデルも割と最近壊れた気がする。
なんか Barracude ES.2、割とよく壊れる気がするのである。
Barracude ES.2 は高信頼性を要求するビジネス用途やエンタープライズ・ニアライン市場向けとされていて、年間故障率は 0.34%、平均故障間隔(MTBF)は 120 万時間のモデルの筈だ。
この数字が正しいのであれば、記憶にあるウチで Barracude ES.2 ブランドのハードディスクが立て続けに壊れるというのも確率的には起こりえないレベルである。
しかし Barracude ES も同 ES.2 も、割と壊れた記憶がある。
壊れ方も微妙だ。
よくある衝撃などを与えて物理的に破壊されたとかではなく、突然に認識しなくなるという現象が多い。
普通に使っていたら RAID コントローラが認識できないとアラームを上げたり、起動したら BIOS から認識できずに無応答になっていたりである。
ディスク自体がイカれたというよりも、コントローラ部分がイカれたという印象だ。
前に告知が出ていたファームウェアのバグの問題かな?
で、よくよく見てみると今回壊れた Barracude ES.2 は P/N が 9CA 154-303、Firmware が SN05 だった。
前回壊れた Barracude ES.2 は 9CA 152-302、Firmware が SN04 だった。
う~ん、どんぴしゃかもしれん。
ファームウェアの手当てしてやった記憶はないし。
ファームウェアを SN06 に上げてもデータにアクセスできなくなる問題が起こったとの報告もあるし、要は Barracude ES.2 は全般的にダメだと思った方がよいのかもしれない。
と言うことで、また変なことになる前に Barracude ES.2 を粛正してしまうことにする。
現在 Barracude ES.2 が残っているのは、今回壊れた部分以外では自宅用ワークステーションの RAID-10 で組んでいるデータドライブのみだ。
ストレージサーバは Constellation ES で纏まっているので、少なくとも今回の問題とは無関係だと考えて良い。
取り敢えず Barracude ES.2 SATA 250GB×4 を粛正してしまおう。
ついでだから開発用データを運用している Western Digital VelociRaptor の単品運用もやめて、RAID-10 の冗長性能を与えてしまう。
今回の故障は多分ファームウェアのバグが原因ではないかと思うが、エントリー向け SATA のハードディスクは全般的にコントローラ部分も脆弱だったりするので、エンタープライズ向け SAS にしたい。
しかしエンタープライズ向け SAS は価格容量比が厳しいので、ディスクは大容量、コントローラは SAS という折衷案、属に言うニアライン SAS を導入することにする。
ちなみに NL(Nearline) SAS はヒューレット・パッカードの場合 MDL(Mid-Line) SAS と呼んでいる様だ。
で、購入したのは Constellation ES NL SAS2.0 500GB モデル×4。
Constellation ES.2 は 3.0TB とかいうアホな容量のモデルしかないので無視。
取り敢えず大容量はストレージサーバに任せ、必要容量のみ用意する。
自宅サーバを仮想化してから開発用の仮想環境もサーバ側へ逃がしたから、容量的には余裕がある。
それに実際には RAID-10 で実効容量 1.0TB なので当面の問題は無い。
って、あれ?
どうして ST500NM0001 じゃなくて ST3500414SS にしたんだ?
発注ミス!?
キャッシュも少ないし消費電力も大きいじゃないくぁっ!?
寝惚けていたのか? 俺?
で、気を取り直して現在の Barracude ES.2×4 で構成されたボリュームを解放して、Constellation ES×4 で RAID-10 ボリュームを再構成。
パーティションを切ってバックアップからデータをリカバリ中………なかなかに凄い時間が掛かる。
これは半日仕事だな(汗々)
しかしストレージサーバ側も NL SAS にしておけば良かったかな………?
で、ドライブの構成も終わって、パーティションも切って、いざデータコピーをおっぱじめて、地味に厳しいことに気付いた。
今まで開発用データは VelociRaptor で運用していて、その他のデータを別ドライブに格納していた。
「その他のデータ」と称したのは、ゲームのデータだったり、開発用のデータベースだったり開発用の仮想マシンだったりと重めのモノが多い。
で、今回は VelociRaptor もやめて「開発用データ」と「その他のデータ」をパーティションを分けているとは言え同じドライブに放り込んだわけだが………
「その他のデータ」にガチなアクセスすると「開発用データ」への I/O が激遅くなる(爆)
そう、今まで物理ドライブを分離していたので互いの処理負荷がぶつからなかったのだけど、RAID-10 とは言え同じ物理ドライブに突っ込んだら正面衝突した感じだ。
「その他のデータ」にアクセス中に体感的に恐ろしく遅くなったのである。
当たり前っちゃ~当たり前だが………
いや~ SAS とは言え所詮はニアライン、高負荷には耐えられんなぁ~
あ~、なんちゅ~か、昔から自宅用ワークステーションでは物理ドライブと論理ドライブを一致させ、論理ドライブ毎に明確に役割を分ける運用をしていたのだけど、理に叶っていたというわけだねぇ~
今更ながら納得、かねてより自分でもコンピュータの総合的な処理能力は足回りだと喧伝していたのに基本に悖ることをしてしまったわけだ。
ごめんなさい VelociRaptor さん、取り敢えず戻ってきて下さい………m(__)m
開発用データの冗長性能はまた別の方法を考えることにしよう。
LSI MegaRAID SAS 9260-8i には残り2ポート空きがあるから、2.5 インチ 10,000rpm の弩 SAS を RAID-1 で冗長性確保という手段が残っている(汗々)
Seagate Savvio 15K.3 とか。
エンクロージャ内部の発熱を考えると Seagate Savvio 10K.5 とか HGST Ultrastar C10K600 の方が良いのかもしれんが………
って、HGST Ultrastar C10K600 売ってねぇ~っ!?
Seagate Savvio 10K.5 も売ってねぇ~っ!?
MySPEC にも Able にも OLIOSPEC にも売ってねぇって、どゆことぉ~っ!?
Ultrastar C10K300 とか Savvio 10K.3 辺りで手を打っとこうかな………
Savvio 10K.3 なら MySPEC で税別 25,199 円だし………
でも性能的には Ultrastar C10K300 の方がやや上かなぁ~??
MySPEC で税別 28,499 円だけど、3,300 円×2 の価値がある差か否か??
えぇい、逝っちめぇっ!! 今月 20 日は棒茄子だっ!!
2011年6月10日
やはり Oracle 社にハードウェア販売は無理だという話
ちょっと気になることを生々しく聞いた。
Sun Microsystems を Oracle 社が買収して色々と物議を醸しているのは記憶に新しいと思うが、Sun Microsystems のハードウェア事業である SPARC×Solaris サーバが Oracle に買収された後に微妙なことになっているとのことだ。
通常、ソフトウェアとハードウェアでは保守の考え方が異なるのは感覚として理解できるだろう。
ソフトウェアは基本的にバグが見つからない限りは壊れない。
年額保守などが一般的だろうが、これは使い続けていつかは壊れるハードウェアとの根本的な違いがあるためだ。
もちろん会計パッケージや医療パッケージなど法令対応が必要なソフトウェアはまた考え方が異なってくる。
しかし物理的に壊れる危険性が常にあるハードウェアでは購入時に減価償却の期間中は保守契約を結ぶのが一般的だ。
また、保守契約を結ぶことによってハードウェアの保守部品をその期間中はベンダに保証させるという意味合いもある。
部品が1つ壊れました、もう部品がないのでハードウェア全部買い換えて下さい、では話にならないのだ。
だから何処のハードウェアメーカも保守サービスに3年パックや5年パックを用意している。
ビジネスでは保守の保証がないハードウェアなど怖くて買えない、これが当然なのだ。
しかし、このハードウェアでは当然の現実を Oracle 社 CEO の Larry Ellison 氏は全く理解できないらしい。
自分は直接に Sun Microsystems のハードウェア購入に立ち会ったことはないので分からなかったが、Oracle 社に買収された後、ハードウェア保守メニューは完全に置き換わってしまったらしい。
Oracle Database の成功体験が全てだと考えているらしい Larry Ellison 氏は、ハードウェア保守の現実に目もくれずにOracle Database 保守と同様の考え方を押し付けたようなのだ。
曰く、「3年後に使っているかも分からないハードウェアに5年保守なんてありえないだろ?」らしい。
いや、お前の方があり得んよ(汗々) > Larry Ellison 氏
この問題、日本オラクルを始め各国ディビジョンは充分に認識していて上申はしているらしいのだが、曰く、「私のやり方で Oracle は利益を上げてきた。お前たちのやり方が間違っていたから Sun Microsystems は赤字続きだったのだ。反論は認めん」らしい。
げに恐ろしい。
ま~ Larry Ellison 氏が間違っていることは顧客が離れていった結果が証明してくれると思うが、差し当たって困るのは今ある Sun Microsystems のハードウェアをどう運用していくかという問題であるし、今後 Sun Microsystems のハードウェアとどう付き合っていくか、ということである。
IBM や HP の UNIX マシンに乗り換えられるならそれも良いだろう。
これを機に頑張って Linux に挑戦するのも良い。
日本国内ならば Oracle に見切りを付けて富士通を頼るという奥の手もあるか。
富士通は日本国内では唯一 SPARC×Solaris サーバを自社生産しているベンダであり、どちらかというと泥臭くサポートする会社の性質上、Oracle 社の方針にない enhance されたサポート体制を敷くことが出来るからだ。
なんにしろ、Larry Ellison 氏が今のスタンスを変えない限り、Oracle のハードウェア事業は遠からず衰退するかもしれない。
彼が現実を認めた時にはおそらく手遅れになろう。
そういえば、OpenOffice を Apache に寄贈するという情報も出た。
遅い、遅すぎる、LibreOffice にフォークする前に決断すべきだった。
結局、Oracle 社内では Sun Microsystems の持っていた収益性のない事業に関して今も揉め続けているらしい。
OpenOffice もそのひとつだ。
Sun Microsystems は歴史的に現在の IT 業界を様々な形で牽引してきた。
リーダシップを取ってアーキテクチャを解き放つこともあれば、オープンなプロセスを構築して広く技術を流布する場を設けたりもあった。
この様な Sun Microsystems の公共性は高いが収益性のない事業は Oracle 社とは―――いや Larry Ellison 氏とは根本的に相容れない物なのかもしれない。
Sun Microsystems の遺伝子は Larry Ellison 氏という死刑執行人の手によって本当に殺されてしまったのかもしれない。
2011年6月6日
薄型は? ねえ、薄型液晶は?
dynabook R731 の 2011 年夏モデルに Web オリジナルモデルが公開された。
一応チェックしてみた。
dynabook R731/W2TC は Core i7-2620M を搭載した高性能モバイルだ。
WiMAX や Bluetooth などの通信機能もバッチリ。
駆動時間も地味に延びて、バッテリパック 62AA 装着時で約 13.0 時間になった。
しかも散々に書いた SSD の容量不足も 256GB に倍増されて、普通に出先で開発する分には必要充分な容量を叩き出したと言える。
ここは誉めて良い。
Core i5 や Core i7 という高性能 CPU を積み、最大 8GB のメモリを積める高性能機では、当然扱うことが出来るデータ容量も大きい。
XP mode で互換性を維持したり、VMware Player で仮想環境を持ち歩くにも大容量が必要だ。
なので、128GB の容量では少なすぎると散々書き殴った。
これが 256GB になったのだから心置きなく仮想ディスクをブっ込めるというモノだ。
すわ、これはとうとうモバイル《ななみ》の出番かっ!?
と思ったのだけど………? あれ? 薄型は? ねえ、薄型液晶はどうしたの??
dynabook R730 では「HD 軽量薄型 TFT カラー LED 液晶」と「HD TFT カラー LED 液晶」があって、上位モデルは薄型だった。
なのに dynabook R731 になったら薄型液晶が無くなって、全て「HD TFT カラー LED 液晶」になってしまっている。
薄型液晶の場合の厚さは 18.3mm~24.7mm で、通常の液晶の場合の厚さは 18.3mm~26.6mm である。
なんと約 2mm も厚くなるっ!!
たかが 2mm と思うなかれ。
コニカミノルタ PPC 用紙なら 22 枚分くらいと地味に厚いのだ。
現在自分が愛用している 2010 年秋冬モデル dynabook R730/W2NA は当然のことながら薄型液晶の最薄モデルだ。
重さも 1.27kg と最軽量に近い。
それに対して、dynabook R731/W2TC は薄型液晶ではなく、Web カメラなんか付けて、1.41kg である。
なんと約 140g も重くなるっ!!
たかが 140g と思うなかれ。
dynabook SS RX2 から dynabook R730 に乗り換えた時はジワジワと地味にきたのだ。
(ちなみに iPod classic 本体が 140g だ)
256GB に増えた SSD の重さだけでは到底ない。
と言うか、2010 年秋冬モデルの仕様を確認すると、薄型液晶と SSD 装備の R730/39A が 1.27kg で、通常液晶と HDD 装備の R730/27A や R730/26A が 1.49kg、SSD 装備の 2011 年夏モデルが 1.41kg ならば、おそらく主犯は薄型ではない液晶ということになろう。
と言うか、もしかして Web カメラ積んだせいで薄型液晶を積めなくなってる!?
だとしたら………
本末転倒だっ!!
仕様的には豪華絢爛になっているけど、重さがだんだんと十把一絡げなスペックに近付きつつあるのが納得イカン。
設計思想がブレている様に思えるし、なんちゅ~かどんどん東芝らしさが消えている気がする。
こういう中途半端な仕様では覚悟完了出来ん。
東芝は既に dynabook SS RX1 の頃の気概を忘れてしまっているのだろうか?