墜落日記 - 2011年8月16日の墜落
データセンタ通いの盆休み
今年の盆休みはほぼ全滅した。
現在、自社でプライベートクラウド環境を持つべく自分が中心になって進めているのだけど、この盆休みがデータセンタへの設置日程になってしまった。
新規構築のインフラなんだからわざわざ盆休みを利用しなくてもいいような物だが、東日本大震災やら部材調達の遅れやらでスケジュールが押してしまって色々と社内的に面倒なので、ちょっと無理して突き進んでいる状態。
基本的に作業は業者任せだが、そもそも作業の立ち会いであるとか、自社ネットワークとの導通テストであるとか、自分が確認すべき事項はいくつかある。
それにスケジュールが押している関係上で1日たりとも無駄にしたくないので、業者の疑問には即座に回答できる体勢が必要だと考えたのもある。
あと、自社のオフィスに自家発電を設置する工事が入る関係でこの盆休みに全館停電を喰らうので、別件の作業を休み中に進めようにもオフィスにも出られないからデータセンタから作業しているという体たらく。
と言うことで、連日のデータセンタ通いとなってしまった。
振休取れる保証無いんだから金でくれ(笑)
しかし、BladeCenter H やら SAN スイッチやらラッキングされ、XIV Storage System が搬入、設置され、ケーブリングと着々と作業が進んでいくのを眺めつつ、ふと「技術に戻りたいなぁ~」などと思ってしまう今日この頃なのである。
嗚呼、無情………
目の前には Intel Xeon X5680×2 を積んだブレードが 10 枚に仮想化基盤は VMware、繋がるのは 87TB の大容量を擁する―――しかしデータモジュールはまだ 6 台も空きがある XIV Storage System Gen 2(嗚呼、Gen 3 が欲しい!)。
セキュリティは Trend Micro Deep Security で固め、自家発電、免震構造のデータセンタで耐災害性も担保。
このビックリ性能を思う存分にブン回すシステムを一心不乱に組みたい。
そう思ったとして誰が責められようか(涙)
まだ空いているブレードシャーシの中に Power のブレードでも突っ込んでデータベースサーバ集約とかもエキサイティングだよな。
VDI を構築して内勤の端末をシンクライアント化するとか。
VMware View ならマルチモニタサポートも充実している様だし。
ま~、さしあたっては自分の普段の環境を仮想化していつでも何処からでも使えるようにすることかな?
どの拠点にいようが、外部にいようが、ネットワークが繋がってさえいれば自分の仕事端末にアクセスできるのは便利に違いない。
集約購買の安物マシンで低性能に悩まされることもない!
って、何処でも仕事できる環境ってプライベートとの境界が曖昧になるだけなんじゃ?
さて、仮想化集約によるシステムサーバー統合のベストプラクティスがどのようになっているか分からないが、割と困ってしまう物のひとつに命名規約がある。
社内のパソコンなんかにコンピュータ名をつける場合にはよく資産管理番号を付けたりもするけど、これは非常に無味乾燥だ。
というか資産管理番号は通常一意なので、これを付けるというのは管理側と主に一意性を強烈に要求する NetBIOS の都合に過ぎない。
人間が識別しやすいようにするという根本的な命題を解決できていない。
では、DNS の通例に倣って命名規約を設定しようか?
例えば System01 というシステムで利用する名前なので、System01.local などと付ける。
コンピュータ名は System01 で、サフィックスは local だ。
これでスッキリするか?
否である。
例えばアプリケーションサーバとデータベースサーバと FAX サーバで構成される System02 というシステムで利用する名前なので、それぞれ ap01.System02.local、db01.System02.local、fax01.System02.local などと付ける。
するとコンピュータ名はそれぞれ ap01、db01、fax01 となり、サフィックスは System02.local となってしまう。
ワークグループ運用をしているのなら、ワークグループに System02 などと設定しないと名前が衝突する。
更に言うと、ap01、db01、fax01 などの名前と、前の例の System01 では粒度が違う。
方やシステム名で、方や役割名である。
もうこの時点でダブルスタンダードだ。
じゃあ System02Ap01.local、System02Db01.local、System02Fax01.local とでもする?
しかしこれではサーバ間の関連性が人間が見れば類推できるけど、コンピュータからは理解しづらいのは言うまでもない。
それに NetBIOS 名は最大 15 文字という制限があるので、この命名規約が延々と続けていたらきっと何処かで文字数制限に引っ掛かる。
(System02Fax01 が既に 13 文字だ)
それにヘンな命名規約で既に数文字分が予約されているなんて来た日には面倒大暴走である。
Windows のファイルの共有を使わなければ NetBIOS 最悪ぶっ殺すというのもあるかもしれないけど、仮想化集約された環境として各部門に展開するには敷居が高すぎるだろうし………
なんちゅ~か本格的に NetBIOS が邪魔になるのって初めてかもしれん。
どうにかならんもんかなぁ~?
プライベートクラウド的に仮想集約した場合の名前解決のベストプラクティスなんて転がってないかなぁ~?
コメントは投稿されていません。