墜落日記 - 2011年10月の墜落
2011年10月31日
PLEXTOR の反撃? PX-M2P シリーズ
PLEXTOR の SSD、PX-M2P シリーズが話題になっているようだ。
PX-M2P はサーバーグレードのコントローラ Marvell 88SS9174-BKK2 と、高速・高信頼との噂の東芝 MLC NAND との組み合わせを PLEXTOR がチューンナップした SATA3.0 対応 SSD だ。
最近流行の SandForce SF-2281 コントローラではない製品である。
なんか、これがなかなかに良いようだ。
SandForce SF-2281 だとデータの圧縮率によって書き込み性能が如実に変わるため、単純なランレングス圧縮が効くようなデータだと速いけど、最初から圧縮されているような複雑なデータや、実環境で普通に生じるデータで性能がガタッと落ちることがある。
自分の感覚で言わせてもらうと、ベンチマークの結果がハッキリ言って詐欺な仕様である。
しかしどうも PX-M2P はデータの圧縮率にかかわらず性能低下が起こらない様だ。
というかそもそも圧縮していないのではないかと(笑)
この辺りが Plextor True Speed Technology の成果と言うことなのだろうか?
あと、長期間利用した場合の性能低下も起こりにくくなっているとのことで、この辺りは Trim コマンドと Instant Restore の成果のようだ。
RAID-0 でまとめて Trim コマンドが飛んでこない環境ではどうなるのかが気になるが?
Intel チップセットの Intel Rapid Storage Technology では RAID 組んでも Trim 対応すると言うが、自分が使っている MegaRAID SAS 9260-8i だとどうなんだろう?
まぁ~それはさておき、MLC SSD としてはかなり良い物の様だ。
Intel SSD 520 が結局 SandForce SF-2281 だったり、Intel SSD 720 がやっぱり手が出せない高嶺の花だった時には導入を検討してみようかな?
いいかげんシステムドライブがカツカツだし………
2011年10月15日
VMware Tools のインストールで苦戦
VMware Workstation 8 を導入して早速開発環境を作ろうとして苦戦した。
正直、仮想マシンを作ること自体は全く問題なく出来るようになっているし、今回インストールしようとした Debian GNU/Linux も何回も導入して慣れている。
しかし VMware Tools 自体は考えてみれば数えるほどしか導入経験がないのだな。
しかし手順自体はそう難しい物ではない。
gcc と make と、稼働しているカーネルのヘッダがインストールされていればよい。
導入しようとした Debian GNU/Linux Squeeze では簡単に下記のようにしただけだ。
aptitude install make linux-headers-`uname -r`
export CC=/usr/bin/gcc-4.3
gcc-4.3 は linux-headers-* の依存パッケージとして勝手に入ってくる。
単純に gcc をインストールしてしまうとカーネル自体は 4.3 でコンパイルされているので若干問題が出る様だが、環境変数 CC を設定してやれば良いはずだ。
しかしここからが問題だ。
VMware Workstation 8 の付属の VMware Tools ではどうしても GCC を認識しないし、カーネルのヘッダも認識しない。
環境変数 CC を設定しようが、gcc-4.4 が入っていないまっさらな環境を作ろうが、全く認識しない。
認識しないからビルドも出来ない。
前に VMware vShpere 4.1 で Debian GNU/Linux Squeeze を導入してみた時には上記手順で上手くいっていたし、インターネットでどう調べても上記手順で上手くいくはずなのである。
しかし現実として gcc は認識しないし VMware Tools はインストールできない。
途方に暮れて、ダメ元で VMware vSphere 4.1 当時に環境構成した Debian GNU/Linux に残っていた VMware Tools のパッケージを取ってきてインストールしてみると………上手くいく。
さらに VMware vSphere 5.0 の VMware Tools のパッケージを取ってきてインストールしてみると………これまた上手くいく。
VMware Workstation 8 に添付されている多分最新の VMware Tools だけがインストールがこけるのである。
結果として、
VMware Workstation 8 添付の VMwareTools-8.8.0-471268.tar.gz ⇒ ダメ
VMware vSphere 5.0 添付の VMwareTools-8.6.0-425873.tar.gz ⇒ OK
VMware vSphere 4.1 添付の VMwareTools-8.3.2-257589.tar.gz ⇒ OK
おい、どうした!?
VMware vSphere 5.0 添付の VMware Tools でインストール成功したのは不幸中の幸いか。
開発環境で開発し終わったら VMware vSphere 5.0 に移行させるつもりだし。
しかしコレ、どこにエスカレーションしたらよいのだ?
仕事で付き合っている VMware 社の営業にでもエスカレーションしたろうか?
なんか最近、公私ともに VMware のバグらしき現象によく出会うなぁ~
2011年10月2日
VMware vSphere Hypervisor 5.0 を試す
自宅サーバを VMware vSphere Hypervisor 4.1 で仮想化して久しいが、この度 VMware vSphere Hypervisor 5.0 にアップグレードしてみた。
と言っても、作業は簡単。
VMware のサイトから VMware vSphere Hypervisor 5.0 の ISO イメージを取ってきて、仮想ホストを CD から起動するだけ。
ハイパーバイザーを更新しつつデータストア、設定はそのまま引き継ぐことが出来るので作業は全く問題なく進んだ。
ストレージサーバ側は RAID コントローラ 3ware SAS 9750-8i を VMDirectPath I/O で仮想マシンに与えているが、それも全く問題なし。
ライセンスは評価版に戻るので、ライセンス投入は忘れないようにしないといけない。
VMware Tools のバージョンアップが必要になるので一つ一つ設定する必要があるのは唯一の面倒か。
vCenter Server を利用していれば一括して更新することも出来るみたいだけど、vSphere Hypervisor×2 の状態なので面倒なのは仕方ない。
もっともほとんどの場合は自動 Tools アップグレードで事足りる。
ただ、Windows OS では VMware Tools のアップグレードに再起動が必要になるので、それだけは注意が必要だ。
この辺りは Windows OS の仕様上仕方ないとは言え、大規模に本番環境を運用している場合にはおいそれと vSphere Hypervisor をアップグレードできない問題には繋がりそうだ。
(趣味でやっているミッションクリティカルではない環境ならいざ知らず)
さて、いくつか強化点がある。
3D グラフィックのソフトウェアサポートが強化された点に関しては Windows 7 などのテストをするにはよいかも知れない。
仮想 CPU ソケット毎のコア数をビジュアルに設定出来るようにもなった。
これは以前では詳細設定からしか設定出来ない部分だったはずだ。
あと非常に嬉しかったのは、vSphere Client の動作が非常に軽くなったことかな?
なぜか 4.1 までの vSphere Client は非常に描画がもたついたのだけど、5.0 にしてからストレス無く動くようになった。
これは地味に嬉しい。
他にも細かい部分で色々と強化点があるようだが、おいおい恩恵に与ることになろう。
ちなみに VMware Workstation 8.0 も購入してしまった。
国内代理店だとネットワールドなんかがライセンスを販売しているけど、素直に VMware 社から直接買ってしまったほうが 1 万円ほど安い。
(英語サイトに抵抗がなければ、だが)
VMware Workstation 8.0 ならばリモートサーバ接続で VMware vSphere Hypervisor に接続できて、かつドラッグ&ドロップでアップロードも出来たりするので、作業効率はズバッと上がることだろう。
開発中の環境は VMware Workstation 8.0 で、本番適用時には VMware vSphere Hypervisor 側にクローン作成、なんて芸当も出来るはずだ。
しかしそう考えると VMware Workstation 8.0 ってホントに開発者に便利だな。
嗚呼、管理など考えずにただ直向きに、ただひたすらに、血湧き肉躍る開発をしたい………