墜落日記 - 2016年12月31日の墜落
今年の年末(と年始)は仕事三昧
色々と忙しくて墜落日記を書いている暇(と気力)が無かったのだけど、年末から年初にかけては仕事三昧の日々になっている。
正確には12月29日夜間から1月4日までみっちりと。
何をしているのかというと、実は規模の大きいインフラ切替を実施している。
今の会社では2011年夏に“なんちゃってプライベートクラウド”としてVMwareによる仮想化基盤を導入したのだけど(3.11の影響が大きい)、この年末年始は耐用年数を迎えたこの仮想化基盤に収容されているサーバ群を一気に新インフラに移設する作業を実施しているのだ。
流石に全てを年末年始の数日で実施するのはストレージの非同期通信でも使わない限りは非現実的なので、BCPの観点から重要な一部のシステムを優先してだけど。
インフラ屋は、皆が休んでいる時に働く。
そしてインフラ屋は、皆が休んでいない時にも働く(汗)
ちなみに、移設先はAzureやAWSではなく、IaaS上に新たに構築されたVMware基盤。
現行の基盤での集約率が高くて、AzureやAWSなどのサーバ単位で課金されるクラウドではコスト高になりすぎてしまうのが原因で、結局、SI費用を掛けてでもVMware基盤を作り直した方が安上がりだった計算。
(2011年当時の試算と変わらず2年半くらいでひっくり返る)
リソース配分をギリギリまで突き詰めて限られたサーバ性能をフル活用していた結果だ。
キャンペーンサイトみたいに平時とピーク時に差が差がありすぎて自動スケーリングが必要になる様な類のサーバ群では無く、定常的にダラダラと使い続ける類の業務サーバが主だったのが主因である。
ま、AWSとVMwareの提携でAWS上にIaaS基盤が構築できる様になると将来的には分からないけど、少なくとも今はその結論に達した。
(俺的にはAzure上にIaaS基盤が出来るのが理想)
ちなみにサーバ単位での移設で試算した際には現在のランニングコストと比較して1年間で最低でも1億2千万円も高くなってしまった上に、現在のインフラがほぼ自分の管制下にあったため、「玄人運用」とか「1億2千万の男」と呼ばれる羽目になった(笑)
ま、白状すると億単位のコストカットをしている自覚は元よりあったので、今更ナニ言っちゃってんのかというのが本音だけど(爆)
もちろん給料はそんなに貰っていないから世知辛い(爆)
閑話休題。
思い返すと2016年はWindows 10 Mobileの年となったなぁ~としみじみ。
2015年末にEvery Phoneを導入しつつも、VAIO Phone Bizが出るや否や迷わず乗り換え。
VAIO Phone Bizで落ち着くかと思いきや、現時点に於いて最強のWindows 10 Mobile端末であるHP Elite x3に乗り換えるという尻軽さ(笑)
で、とうとう長年連れ添ったガラケーとおさらばしてスマートフォン1本に集約したのが10月。
HP Elite x3に取り替えるのとほぼ同時だった。
で、現在はHP Elite x3と前々から利用していたOffice 365を組み合わせて運用中。
自宅ワークステーション、ノートPCは全てWindows 10、スマートフォンもWindows 10、さらにOffice 365と、正にMicrosoftづくしのインフラの出来上がりだ。
これでAzure使い出せば完璧なんだけど、流石にAzureにプライベートクラウドを寄せるのは費用対効果が悪すぎる(笑)
(寄せるならConoHa辺りが妥当な線か)
そのHP Elite x3に替わる端末は流石に現在は見えてこない。
ただ、MicrosoftとQualcommが次世代SnapdragonでPC向けWindows 10をサポート、x86アプリがエミュレーションで動くなんと話が飛び交っていて、鳴かず飛ばずのWindows RTと様相が違う状態になってきている。
こちらが目に見える形で登場すると中途半端なContinuumとは違った地平が拓けてくるのかもしれない。
とてもとても愉しみだ。
さて、来年は一体どんな血湧き肉躍る冒険が待ち受けているのか。
今から財布の中身が心配だ!
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